【AJ2017】壮大なPVに松岡禎丞も涙!? 映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』ラジオ公録ステージをレポート | 超!アニメディア

【AJ2017】壮大なPVに松岡禎丞も涙!? 映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』ラジオ公録ステージをレポート

2017年3月26日、AnimeJapan 2017内KADOKAWAステージで「映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』ラジオ公録ステージ」が開催された。  イベント開催の前日にキービジュアルが公開され、7月15日から公 …

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 2017年3月26日、AnimeJapan 2017内KADOKAWAステージで「映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』ラジオ公録ステージ」が開催された。

 イベント開催の前日にキービジュアルが公開され、7月15日から公開されることが明らかになった映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』。この日のイベントには空役の松岡禎丞さん、白役の茅野愛衣さん、ステフ役の日笠陽子さんが出演し、AnimeJapan 2017限定で復活したラジオ番組『ノーラジオ・ノーライフ』をお届け。TVアニメ放送当時も絶大な人気を誇っていたラジオの復活や、映画のさらなる続報に期待するファンが座席と立ち見で所狭しと詰め掛けた。

 開演時間になると集まったファンからの歓声と拍手のなか、松岡さんらキャスト3人が登場。かつての番組と同じように、まずは松岡さんと茅野さんのゲーム対決からスタート。今回はゲストの日笠さんも参加して3人でのゲーム対決となった。

 キャストと集まったファンが、ゲーム対決を行う前に唱えられる本作の代表的なセリフ「盟約に誓って(アッシェンテ)」と唱えると、新作「ハンバーガールーザー」が描かれたボックスが登場。茅野さんが酔った勢いで描いたというこの新作「ハンバーガールーザー」は、当日、3人が着用しているパーカーにも描かれており、数日前から急遽制作され、イベント前日に完成したものだという。会場には「ハンバーガールーザーTシャツ」や「I AM ステフTシャツ」などを身に着けたファンも見られ、今回のパーカーのグッズ化にも期待が集まった。

 本題となる今回のゲームの内容は、作中でエルキアの国王・女王となった空と白にちなんで「国王様だ~れだ」と題された、いわゆる「王様ゲーム」だ。「ハンバーガールーザー」が描かれた箱から1本ずつ棒を引き、印のついている棒を引いた人が国王となるというルールのもと早速3人が棒を引くと、アニメ本編を踏襲するかのように松岡さんが国王に決まり、番組がスタートした。

 鈴木このみさんによるTVアニメOP主題歌「This game」にのせて、改めてキャスト陣が自己紹介を進めていく。日笠さんはラジオとしての『ノーラジオ・ノーライフ』への出演は今回の公開録音が初なのだという。昨年7月に開催されたイベント・MF文庫J 夏の学園祭2016で行われたステージイベントでは、他のイベントに出演していた日笠さんが「ステフ(スタッフ)」としてコッソリ出演していたのだが、肝心のネタ明かしをした際にはニコニコ生放送の配信が止まっていたというエピソードも紹介され、日笠さんが出演すると配信が止まってしまうことが多いというジンクスが疑われたものの、今回の配信は無事に行われたようだ。

 そんなMF文庫J 夏の学園祭2016で劇場版の発表を行ってからおよそ8ヶ月ぶりに、再び公開録音を開催できたことに喜びを見せながら、話題は冒頭のゲーム対決に。国王となった松岡さんは、負けてしまった茅野さんと日笠さんに1つだけ、命令ができるのだという。

 客席の期待に応えて松岡さんが出したお題は、空がお風呂に入ろうとドアを開けるとそこに白とステフがいて、「ちょっと恥ずかしくなってしまったセリフを言う」というもの。

 先陣を切った茅野さんが控えめに恥ずかしがる白を演じると、客席のファンからは興奮を隠しきれない歓声が。日笠さんに順番が回ると、「空と白が一緒にお風呂に入ろうとする」というアレンジが加えられ、松岡さん・茅野さんによる本編さながらの熱演のなか、それに負けじと日笠さんも、盟約によって空に「惚れる」よう命じられているステフを熱演。のぞかれて恥ずかしがりつつも喜んでしまうステフを演じきり、即興とは思えない芝居に会場は大盛り上がりだった。

 そして、話題は公開が決まった注目の映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』へ。前日に発表されたばかりのキービジュアルが表示されると、キャストからもかっこいいと太鼓判。

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 ここで初解禁となるPV第1弾が上映。TVアニメのエピソードは一線を画したような内容を予感させる壮大なBGMと映像に客席はもちろん、この日にはじめて見たというキャスト陣も固唾を飲んでその内容を見守る。数日前にシナリオを読んだという松岡さんは映像を見て絶賛。PVには短い映像のなかにもグッと来るシーンが詰め込まれており、コメディも多かったTVアニメと比べるとシリアスな展開になりそうなことが予想された。


▼PV第1弾場面写
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 空と白が《盤上の世界(ディス・ボード)》に降り立つ六千年以上前を舞台に繰り広げられる本作の物語は、原作ライトノベルの第6巻に当たる部分となる。

 気になるキャスト情報も公開。松岡さんが演じるリクや、茅野さんが演じるシュヴィをはじめ、演じるキャラクターが異なるものの、TVアニメでも活躍したメインキャスト陣の名前が連なった。その一方で、田村ゆかりさん演じるジブリールや沢城みゆきさん演じる初瀬いづななど、六千年後の世界であるTVアニメでもおなじみのキャラクターの名前も見られた。

 白にそっくりな外見をした機凱種(エキスマキナ)と呼ばれる種族のシュヴィや、ドーラという苗字やステフの面影がある外見が気になる日笠さん演じるコローネ・ドーラなど、TVアニメのキャラクターたちとの関連性も気になるところだが、その真相は映画本編で確かめたい。

 劇場版公開に向けてTVアニメの再放送も決まり、4月15日からは特典付き前売券の発売もスタートすることも明らかに。特典や上映館についての詳細は今後の続報を期待したい。

 ラジオは再びバラエティコーナーへ。放送当時「コミュ障脱却プログラム」として定番だったコーナーを「社効力発揮プログラム」と改め、キャスト陣が社交性を見せていくことに。本番組も含め、さまざまな番組でもコミュニケーション力を磨くコーナーを歴任してきた松岡さんの成長が見られるのか、注目が集まるなか、最初のお題が発表。

 最初のお題には「新しく入った自分の後輩を飲み会に誘うときに社交性のある人はどう誘うか」というもの。お題に挑戦するのは、以前にも似たお題に挑戦したことがあるという松岡さんだ。シチュエーションは松岡さんの所属事務所であるアイム・エンタープライズに新人として茅野さんが入ってくる……というものに。日笠さんはマネージャー役に立候補して、エチュードがスタート。

 日笠さんからはブラックジョークが飛び出しながらも、松岡さんは自然な流れで茅野さんを二人きりの飲み会に誘い出すことに成功。しかし、最終的には日本酒好きな茅野さんが日本酒をごちそうしてください、と誘い出す形に逆転したところでゴングが鳴り終了。

 思わぬ松岡さんの成長が楽しくなったのか、茅野さんと日笠さんが次のお題を要求すると、「会社の面接で自己PRを求められたとき社交性のある人ならどのようにPRするか」というものに。ここでは、茅野さんの所属する大沢事務所に松岡さんが面接にやってきたという設定に変わり、茅野さんが社長を、日笠さんがマネージャーを演じることに。

 エチュードがはじまると軽快なノック音で松岡さんが入室。松岡さんは森久保祥太郎さんのモノマネを繰り出し、特技として「ツグバーグ」を紹介するものの、この場でできる特技として即興ラップを披露。会場の手拍子とともにノリノリでラップを歌い上げ、見事採用を勝ち取った。

 楽しい時間もいよいよ終わりの時間に。キャスト陣からは、これまでの応援によってこのステージが実現したことに対するお礼や、今後の復活の機会にも希望を託し、引き続きの応援を願う言葉を述べた。

<映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』作品概要>
一切の争いを禁じられ、全てがゲームで決まる《盤上の世界(ディス・ボード)》。
無敗の最強ゲーマー兄妹・空と白がこの世界に降り立つ六千と余年前、天を裂き、星を殺した、悠久の大戦を生きた少年と少女がいた。
これは現在へと至る過去を紡ぐ、最も古き神話。
語られることのない物語が今、幕を開ける――。

【キャスト】
リク:松岡禎丞
シュヴィ:茅野愛衣
コローネ・ドーラ:日笠陽子
ジブリール:田村ゆかり
ノンナ・ツェル:井口裕香
シンク・ニルヴァレン:能登麻美子
初瀬いづな:沢城みゆき
テト:釘宮理恵

映画『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』公式サイト
http://ngnl.jp/

(C)榎宮祐・株式会社KADOKAWA刊/ノーゲーム・ノーライフ ゼロ製作委員会

《超!アニメディア編集部》
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