2017年春からの放送が決まっているTVアニメ『境界のRINNE』第3シリーズに登場する新キャラクターのキャストに、沢城みゆきさんと林原めぐみさんが決定したことが発表された。
『境界のRINNE』は、『うる星やつら』や『犬夜叉』といった作品の原作者として知られる高橋留美子さんが週刊少年サンデーで2009年から連載中の漫画作品。幽霊が見える少女・真宮桜は、クラスメイトの貧乏高校生・六道りんねが「死神のような仕事」をしていることを偶然知ってしまい、幽霊が見えるようになった自身の出自などを知っていく過程で、りんねの「死神のような仕事」を手伝っていくようになり、バトルやラブコメディを繰り広げていくという物語だ。
2015年4月にTVアニメ化され第1シリーズが放送されると、続く2016年4月から第2シリーズが放送される長期シリーズとなり、アニメ公式サイトによると現在までに全50話が放送されている。
そんな人気シリーズとなった『境界のRINNE』が、2017年春から第3シリーズを放送する。第3シリーズからは、超人気占い師の姉祭・アネット・瞳と、謎に包まれていたりんねの母・六道乙女が登場。この新キャラクターを演じるのが、沢城さん(姉祭・アネット・瞳役)と林原さん(六道乙女役)だ。
林原さんは高橋さんの代表作のひとつある『らんま1/2』で、主人公のもう一つの姿であるらんま役を演じていたことでも知られており、久しぶりの高橋留美子作品への出演にファンからの注目も集まりそうだ。
出演が決まったお二人からはコメントも届いている。
■沢城みゆきさん(姉祭・アネット・瞳役)
アネットさんとして参加させていただくことになりました、沢城みゆきです。
「犬夜叉」と「コナン」を楽しみにしていた月曜の夜を懐かしく思い出しています。高橋先生の漫画の一員になれること、とても嬉しく今からワクワクしているところです…!
■林原めぐみ(六道乙女役)
ああ、やっと出られます。「らんま」から、どれだけ待ち望んだことでしょう。
やっと、やっと、高橋留美子ワールドへ帰ってきました。狂喜乱舞でございます。
先生から頂いた御年賀状のイラストとコメントを胸に抱きアフレコにのぞみます。
※左:姉祭・アネット・瞳 / 右:六道乙女
さらに今回の発表にあわせて、放送日時の詳細も発表となった。『境界のRINNE』第3シリーズは、NHK・Eテレで2017年4月8日から毎週土曜午後5時35分からの放送となる。
新キャストも発表され、ますます注目の集まる本作。引き続き、今後の展開にも注目していこう。
<『境界のRINNE』作品概要>
同じ高校に通う死神少年・六道りんねと、幽霊が見える少女・真宮桜。2人は、学校中から寄せられる霊の悩みを解決する毎日を送るが、とある事情でとても貧乏なりんねは、死神道具を買うのにも桜に借金する始末…。お互い気になるのに進展しない2人だったが、新たな契約黒猫に、美少女だまし神、さらには、りんねとワケあり(?)な人物まで現れ、事態は混迷! りんねと桜の霊界をも巻き込んだ奇想天外な放課後はまだまだ続く!!
TVアニメ『境界のRINNE』公式サイト
http://www.nhk.or.jp/anime/rinne/
(C)高橋留美子・小学館/NHK・NEP・ShoPro