DVDやCDのレンタルを中心としたチェーン店を運営するTSUTAYAが、現在絶賛上映中のアニメ映画作品『君の名は。』で監督を務める新海誠氏の過去作品のDVDレンタル回数が公開前後比3.5倍に急増していることを明らかにした。
アニメ映画『君の名は。』は、写実的で美麗な背景に代表される映像美と心に染み入る男女の物語が特徴とされる新海監督によるアニメーション映画作品。公開後、10日間で興行収入が38億円を突破し、まさしく絶好調の快進撃を続ける本作だが、一方で本作の高評価は新海監督の過去作品にも影響しているようだ。
9月7日にTSUTAYAが行った発表では、TSUTAYAでの新海監督の過去作品のDVDレンタル回数が公開前と比較して3.5倍と急増、新海監督が自ら執筆した小説『小説 君の名は。』がTSUTAYAの店頭書籍販売ランキングで2週連続1位になったという。また、『君の名は。』の音楽を担当したRADWIMPSによるサウンドトラックが、発売から2週間連続1位を達成している。
さらに、映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)では、『君の名は。』がサービス史上最速となる8日間で1万レビューを集めており、ユーザーからの関心の高さを裏づけている。まだまだ勢いの収まらない本作を、新海監督の過去作品とともに楽しんでみてはいかがだろうか。
<『君の名は。』作品概要>
千年ぶりとなる彗星の接近を1ヵ月後に控えた日本。山深い田舎町で鬱屈した毎日を過ごし、都会の生活に憧れを抱く女子高生の三葉。ある日、夢の中で自分が東京の男子高校生になっていることに気づき、念願の都会生活を満喫する。一方、東京の男子高校生・瀧は、山奥の田舎町で女子高生になっている夢を見る。そんな奇妙な夢を繰り返し見るようになった2人は、やがて自分たちが入れ替わっていることに気がつく。戸惑いつつも、メモを残してやりとりしながら、少しずつ事実を受け止めていく瀧と三葉。ところが、互いに打ち解けてきた矢先、2人の入れ替わりは突然起こらなくなってしまう。そこで瀧は、夢の記憶を頼りに三葉に会いに行こうと決心するのだったが…。
【声の出演】
神木隆之介/上白石萌音/長澤まさみ/市原悦子ほか
【作品情報】
2016年/劇場映画 公開中/配給:東宝
『君の名は。』公式サイト
http://www.kiminona.com/
新海誠作品ポータルサイト
http://www.shinkaiworks.com/
(C) 2016「君の名は。」製作委員会