超!アニメディア

  • RSS
  • twitter

超!アニメディア

  • RSS
  • twitter

MENU

ニュース

ユニット結成から半年…初めての経験ばかりの声優デュオユニット・Gothic×Luck(ゴシックラック)が結成からこれまでを振り返り、今後の野望を語る【インタビュー】

2019/5/28


 声優の八木ましろと菅まどかのふたりからなるデュオユニット・Gothic×Luck(略称ゴクラク)。TVアニメ『けものフレンズ2』のED「星をつなげて」(前半ED)と、「きみは帰る場所」(後半ED)でアーティストデビューを果たしたふたりに、アニメの放送が終わった今の心境や、1stEP『Starry Story EP』について聞いた。今だから話せるイベントでの失敗談も明かしてくれた。


緊張だらけだったレコーディング

――おふたりは新ユニットオーディション出身ですよね。

八木 はい。ユニットといっても、オーディションのときはもう少し人数が多いのかなと思っていました。結果を聞いて、ふたりだと知ってビックリしました。

 発表の日に、「ふたりになりました」と言われたときは、驚いて頭が真っ白になりました。

八木 その段階で、ゆくゆくはCDリリースもと聴いていたのですが、まさかいきなり作品のEDを歌うことになるとは思っていなかったので、驚きの連続でした。

――『けものフレンズ2』のEDとしては、「星をつなげて」が先にオンエアされましたが、レコーディングは後半のED「きみは帰る場所」が先だったそうですね。ちなみに、レコーディングの経験はありましたか?

 初めてでした。

八木 私もです。なので、スタジオでマイクとの距離から教わりました。

 「音量調節はここですよ」とか、細かいところからスタッフの方に教えていただいたんです。私たちが歌いやすいように環境を整えてくださって、アドバイスもいただけたので、すごくうれしかったです。ただ、レコーディングそのものは、めちゃくちゃ緊張しました。

八木 前日は寝られなかったよね。

 うん。練習を重ねるしかないと思って、めちゃくちゃ歌いまくっりました。笑

八木 じつは、お互いの歌声を聴いてしまうと、個々の良さが薄まるかもしれないから、ふたりで相談はしないようにと言われていたんです。なので、練習は各自でして、あとはスタジオでスタッフの方から色んなアドバイスをいただく感じでした。

――レコーディングをする際、とくにこだわったことは?

八木 今回収録されている5曲は、私たち自身として歌いながらも、キャラクターとしてのニュアンスも残すことを心がけました。キャラクターとしてうたっているように聴こえる方もいれば、アーティストとしてうたってるように聴こえる方もいたり…自由に受け取っていただけると嬉しいです!

――実際に完成した「きみは帰る場所」を聴いたときの感想は?

八木 1番から2番へのつながりや、2番からサビにつながる展開がすごく好きで…。実際に声が入ると、ふたりの歌声の重なりがすごくて…!

 デモを聴いたときから、「すごい」しか言えなくなっていたよね!自分の声だけだとちょっと物足りないなって感じていたんですが、しーちゃん(八木)と合わさるとこんなに素敵な曲になるんだって感動しました。

――その次にレコーディングをしたのが「星をつなげて」ですよね。

 はい。「きみは帰る場所」とは雰囲気が違っていて、フウチョウたちが軽やかに踊っている感じの曲だなって感じました。この曲は、じんさんが作詞、作編曲を担当してくださったのですが、最初に聴いたときから、じんさん節がすごく伝わってきました!

八木 もともと私はボーカロイド(ボカロ)曲が好きで、ボカロばっかり聴いているんです。なので、じんさんが作ってくださると知ったときは、まず私の知っているじんさんなのかなと考えました(笑)。実際のレコーディングでは、じんさんがガチガチに緊張している私たちに「緊張しなくて大丈夫ですから」と言ってくださって。

 その言葉で、頑張ることができました。

八木 この曲は、風が吹いているような疾走感を感じるよね。

 そう! あと、歌うときは笑顔を意識しました! 口角を上げると声も自然と明るくなるとスタッフの方に教えていただいたんです。それから、歌詞に沿って元気にうたうということも意識しました。あと、空気感をとにかく大事にしたいと思ったり…。私としーちゃんでは語尾の発声の仕方が全然違うんですけど、その両方の良さが引き立つように、考えながら歌いました。

八木 私はまず音を間違えないようにということと、言葉をできるだけ理解することを心がけました。聴いてくださる方の耳に言葉がきちんと届いて、心に残るような歌ってどんなものだろうと思う一方で、菅ちゃんと歌うところは、歌い方をなるべくふたりで揃えるようにしました。私は飛び跳ねる小鳥のようなイメージがあったから、かわいく、ルンルンした気持ちを表現できるように歌ったんですが、その気持ちとは反面、切なさのようなものも感じたので、それも意識しました。

――ほかの3曲は、どんな順番でレコーディングをしたのですか?

八木 「星の帰り道」「オトノイロ」「月と太陽」の順番だったと思います。

――では、それぞれの曲についての思い出を教えてください。まずは、「星の帰り道」から。

 この曲はかなり音の高いパートがあって、私はそれを歌うのが一番大変でした。そのパートが英語の歌詞だったんですが、まずどんな意味なのかを調べて、きちんと理解したうえで歌うようにしました。曲自体は、すごく走っている感じがあります!

八木 どんどん加速していく感じだよね。

 うん、盛り上がりがすごい!

八木 この曲の音域が私の声の音域と合っていたので、歌っていてとにかく気持ちがよかったです。疾走感とキラキラ感がすごくて…!すごく好きな曲です。

 私はこういう曲調を歌うのが難しいなぁと感じていて…。それを難なくこなせるしーちゃんはうらやましいなって思います。

――菅さんは、どの曲が一番歌いやすかったのですか?

菅 私は「月と太陽」です。メロディーがすごく魅力的で。5曲の中では一番テイストが異なる曲かなと思います。この曲は、最後のほうは歌いきるような感じですが、それを歌い切れたとき、すごく気持ちがいいんです!

八木 菅ちゃんの声が大人っぽくて、低音がミステリアスな曲調にもマッチしていてすごくきれいだよね。もともと、この曲は、最初の段階では収録されているバージョンよりキーが低かったんです。練習の時に、ちょっと歌いにくいなって感じていたら、、プロデューサーさんが全体的にキーをあげたほうがこの曲が魅力的に聞こえるからと、少しキーをあげたんです。練習と本番までそんなに日程もなくて、本番のレコーディングまでにめちゃくちゃ練習しました。笑

――残りの「オトノイロ」についてはいかがですか?

八木 レコーディングは中盤でしたが、曲を聴かせていただいたのはこれが最初だったので、すごく思い入れが深いです。聴く時間がたくさんあったから、馴染みがあるというか安心感があるというか…。

 あるある!私はDメロの歌詞がとくに好き!

八木 それまですごくかわいい、いじらしい感じなのに、そこだけ急にかっこよくなって、世界が変わった感じがするよね。

 その部分は、大好きだからめちゃくちゃ練習しちゃったもん。笑

――お互いの歌を聴いてみて、どんな感想を持ちましたか?

 しーちゃんは私には出ないような高い声を出せるのがすごいなぁって。個人的に高い音が苦手なので、それを簡単にこなせるのがすごい!しかも聴いていて心地いいなって思います。

八木 それは私も菅ちゃんの歌に対して思ってるよ!私は低音が苦手だけど、菅ちゃんはきれいに違和感なく低音から中音域を出せるので、聴いていて気持ちがいいんです。まるで水音みたいで、癒されます。

――5曲歌ってみて、どうでしたか?

 すごくうれしかった反面、それぞれの曲の良さを表現するのに必死でした。

八木 どの曲にもふたりがお互いを大切に思ってる気持ちが含まれているのですが、全然テイストが違うんです。音楽っていろいろなアプローチができるんだなとすごく実感しました。

“ネコちゃん”に救われたミュージックビデオ撮影

――初回限定盤に同梱される特典DVDには「星をつなげて」のミュージックビデオ(MV)が収録されていますね。

菅 自分たちが出演するMVを作らせていただけるのはうれしかったんですが、とにかくガチガチに緊張してしまって…。目線も下を向きがちで、しーちゃんがいない状態でひとりで踊るシーンでは、余計に視線が落ち着かなかったんです。それで、スタッフの方が視線を向けるポイントになるように、テープで壁に“ネコちゃん”を作ってくださって、それが私の心の支えでした。笑 それでも、どうしても顔が強ばってしまって、しーちゃんがとなりにることの大切さをすごく感じました。

八木 菅ちゃんは、確かに撮影し初めのときガチガチだったよね。笑 いつもはダンスをちゃんと踊れているのに、ひとりになった途端に踊れなくなっちゃったり。ダンスの先生から、「(八木さんが)一緒にいることで(菅さんは)いろんなものを受け取っているんだなって思った」って言われて、頼りにされているのかなってうれしくなったもん!

 いろいろ支えていただいていています。笑

八木 支えさせていただいています(笑)。私の撮影は菅ちゃんに比べたらスムーズでした。笑 回転する台に乗る撮影に驚いたくらいかな……。カメラが回るのかと思ったら、自分たちが回るのか!と。笑

 カメラといえば、とにかく台数が多くて、それにも緊張しちゃった……。お昼ご飯ものどを通りませんでした……。苦笑

八木 私はお昼前に終わっちゃったので、優雅に食べてた。ごめんね(笑)。

――そんな苦労を経て完成したMVを観たときは、感動もひとしおでしたか?

 はい! 完成したMVは、しーちゃんと一緒にタピオカを飲みながら観たんです。ちょうどリリース日に映像を観られたので、特別な日に、完成したMVを見られたことが幸せでした。

八木 こんなにきれいでかわいくなるんだなぁ……って気持ちになったよね! なんだか二次元の世界に入り込めたみたいで、すごくうれしかったです。

――ジャケット撮影はどうでしたか?

 通常盤のジャケットは、プラネタリウムでの撮影で、後ろに写っているふうちょう座の位置にもこだわってくださったんです!

八木 高い足場の上で撮ったんですが、菅ちゃんが高所恐怖症で。笑

 揺れるからめちゃくちゃ怖かったなぁ……。

八木 初回限定盤のジャケットはイラストなのですが、自分たちでもこんな写真を撮ったかなと思っちゃったくらいに手の位置とかすごくリアルで!

 ふたりの影がカンザシとカタカケになっているところがキュンとくるよね!

フリを忘れた思い出のイベント

――イベントでも何度も歌を披露されていますが、当然イベントも初めてのことばかりでしたよね?

 はい。初回限定盤のDVDに収録されている『けものフレンズ2』の前前夜祭が初ステージでした。サプライズでの登場だったので、どんな反応があるか心配だったのですが、すごく温かく迎えていただけて…やりきった感はありました。

八木 私のほうが年上なので、引っ張っていかなきゃという気持ちはありつつ、自己紹介をして歌を歌って…それだけなんですが、いっぱいいっぱいだったんです。でも、みなさんがペンライトを振ってくださって、勇気をたくさんもらえました。

 私、緊張しすぎてイベントの前とあとにどうしていたか覚えていなくて…。笑 ただ、自分の世界に浸りすぎて、しーちゃんのことをすっかり忘れていたなって(笑)。

八木 手を合わせるフリのところで、私のこと全然見なかったもんね(笑)。振り返って「忘れてた!」って顔をしたことは、忘れられない(笑)。カメラワークのおかげで、そのときの菅ちゃんの顔は映ってないんですが。笑

 本当に助かりました(笑)。

――その後、イベントを重ねて、ステージに出ることにはだんだん慣れてきましたか?

八木 まだ緊張してます。笑

 緊張は一生解けない気がする!笑 でも、しーちゃんに背中を叩いてもらうと何か抜ける気がして、それは恒例になっています。ずっと続けて欲しいです。

八木 続けます!

――今後やってみたいことはありますか?

 どうぶつビスケッツ×PPPさんみたいな、盛り上がれる曲も歌ってみたいです。

八木 コール&レスポンスがある曲もいいよね。私は、『ぴちぴちピッチ』という作品に登場するブラックビューティーシスターズのような、色気のある、ちょっと悪い感じの曲も歌ってみたいです。

――アニメの放送が4月に終わりましたが、アニメの思い出を教えてください。

八木 最終話のサーバルちゃんとカバンちゃんのシーンで号泣しました。

菅 あの涙にはどんな意味があるのか考えちゃうよね。もし続きがあったら、ぜひ観たいですし、また私たちの出番もあったらうれしいです!

八木 自分たちのシーンだと、セリフがある話数の前にチラッと映っているのが印象的でした。

 カンザシフウチョウは飾り羽根だけだったけどね(笑)。アニメの思い出と言えば、最終回でキュルルさんの背中を押すようなセリフを言わせていただいたのですが、アドバイスをいただきながら何回も録りなおしをして……。

八木 キュルル役の石川(由依)さんもずっと一緒にやってくださって。

 そうなんです! なかなかOKがいただけなかったのですが、監督さんにアドバイスをもらったり、石川さんに何度も付き合わせてしまって…最後にOKがいただけたときは感謝と、うれしさと、ほっとしたのと、色んな気持ちが混ざり合ってて…。

八木 すごく濃密な半年でした。私と菅ちゃんが出会ってからも半年なんです。半年とは思えないくらい濃い時間を過ごしたよね。

 うん! すごく仲よくなれたよね。今度また遊びに行こうね。

八木 タピオカ好きだから、タピオカツアーしよう!

――では、最後に応援してくれたファンへメッセージをお願いします。

八木 たくさんの方からお手紙をいただき、そのお手紙を読んで前向きになれたり、頑張ろうって気持ちになれます。以前いただいた手紙の中に、「ファンレターを送っていいのか迷っている」というものがあったのですが、なんならその日の朝ご飯のメニューしか書いてなくても大歓迎です!(笑)これからも恩返しができるように頑張りますので、今後もよろしくお願いいたします。

 『けものフレンズ』を通して、たくさん初めての経験をさせていただきました。ファミリーとして迎え入れてくださったみなさんには感謝しかありません。今後はまた新しいCDを出したり、単独ライブもしたりしたいと思っていますので、これからも応援していただけたらうれしいです。これからの成長も、ぜひ見てください!

取材・文/野下奈生(アイプランニング)

PROFILE
Gothic×Luck(ゴシックラック)『けものフレンズ2』に登場するカタカケフウチョウ役の八木ましろと、カンザシフウチョウ役の菅まどかによる声優デュオユニット。TVアニメ『けものフレンズ2』のED「星をつなげて」でアーティストデビュー。2019年3月に1st EP『Starry Story EP』でメジャーデビューを果たした。

シングルリリース情報
『Starry Story EP』
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントより発売中

※画像ギャラリーはこちら。クリックすると拡大できます。

 

初回限定盤、完全生産限定けものフレンズ盤各2,500円
通常盤1,800円(各税別)

Blu-rayリリース情報


TVアニメ『けものフレンズ2』Blu-ray第2巻が発売中
TVアニメ『けものフレンズ2』Blu-ray Disc予約販売受付中。
販売店によって異なる豪華特典全6種

■初回生産特典
①オリジナルイラストパッケージ
②けものフレンズ大百科特製バインダー(第1巻のみ)
③けものフレンズ大百科特製シート15枚
④けものフレンズ大百科特製シート保護ファイル25枚
※第2~4巻は15枚となります。
⑤全巻購入特典用応募券(応募者全員サービス)
全巻購入特典には2nd season 全12話を一枚に収録した
一挙見(いっきょみ)Blu-ray Discをプレゼント!
※各巻についてくる「全巻購入特典用応募券」が必要となります。
 
販売詳細はこちら
https://kemono-friends.jp/anime/disc/

TVアニメ『けものフレンズ2』Blu-ray Disc予約販売受付中
一般流通ストア発売日&店舗別特典情報
販売店によって異なる豪華特典全6種!
【発売日】
第1巻 収録話数 : 1~3話 発売中
第2巻 収録話数 : 4~6話 発売中
第3巻 収録話数 : 7~9話 発売日:6/26(水)予定
第4巻 収録話数 :10~12話 発売日:7/24(水)予定
【販売店&店舗別特典情報】
■Amazon.co.jp
【全巻購入特典】
Amazon.co.jp限定オリジナル特典DVD&描き下ろし全巻収納BOX
※価格:6,500円(税抜)
■アニメイト
【1巻】アニメイト限定版Blu-ray第1巻購入特典:オリジナルチャーム付き缶バッジ(2個セット)
※価格:6,500円(税抜)
【全巻購入特典】
描き下ろしB2布ポスター
■ゲーマーズ
【全巻購入特典】
描き下ろしB2タペストリー
■ソフマップ
【全巻購入特典】
描き下ろしアクリルキーホルダー(3個セット)
■とらのあな
【全巻購入特典】
描き下ろし全巻収納BOX

販売詳細はこちら
https://kemono-friends.jp/anime/disc/

©けものフレンズプロジェクト



PAGETOP