女子高生からおばちゃんまで!いとうあさこがTVアニメ『MIX』に毎回登場「描きにくい私の顔をよく描いてくれました」 | 超!アニメディア

女子高生からおばちゃんまで!いとうあさこがTVアニメ『MIX』に毎回登場「描きにくい私の顔をよく描いてくれました」

読売テレビ・日本テレビ系にて、2019年4月6日(土)夕方5時30分から(※一部地域を除く)放送がスタートするTVアニメ『MIX』に、いとうあさこが毎話さまざまなキャラクターで登場することが決定。アニメ映画のアフレコ経 …

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いとうあさこさんアフレコ
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 読売テレビ・日本テレビ系にて、2019年4月6日(土)夕方5時30分から(※一部地域を除く)放送がスタートするTVアニメ『MIX』に、いとうあさこが毎話さまざまなキャラクターで登場することが決定。アニメ映画のアフレコ経験はあるが、TVアニメにレギュラー出演するのは今回が初めてとなる。

 この作品はゲッサン(小学館「月刊少年サンデー」)に連載されているあだち充の最新作が原作。不朽の名作「タッチ」の約30年後の明青高校を舞台に、再び運命の兄弟が甲子園を目指す青春スポーツラブコメディーで、第1話は「タッチ」の原作でも描かれなかった甲子園決勝シーンから始まり、懐かしいキャラの登場、浅倉南役だった日髙のり子の出演など、「タッチ」の世界とリンクしていて、若い世代だけでなく、往年のファンも楽しめる作品になっている。

 いとうがブレークしたきっかけは、「タッチ」ヒロインの浅倉南のネタ。そんな縁もあり、いとうは「タッチ」の世界とリンクした『MIX』に登場する形でバックアップする事になった。主人公の横を自転車で横切る女子高生、たい焼き屋のおばちゃん?主人公に恋する乙女?など、いとうは様々なキャラクターになって毎回ほんの一瞬だけ作品に登場。「♯いとうあさこを探せ!」という視聴者が楽しめる企画も実施していく。

 いとうは、都内スタジオで行われたアフレコ収録に参加。「よろしくお願いします」とスタッフに笑顔であいさつをしてスタジオ入り。監督たちと簡単な打ち合わせをした後、体を伸ばしたり屈伸したりと柔軟体操をして体をリラックスさせてからアフレコ収録に臨んだ。アニメ映画のアフレコ経験があるいとうは終始リラックスモード。何テイクか録音した時はセリフをアドリブで少し変えたり、大きな声を出すシーンでは体を大きく動かしたりと見事な演技を披露した。スタッフはコツをすぐに掴んだいとうを絶賛。スタッフがいとうの派手な芝居に大爆笑する一幕もあり、録音は和やかムードのまま順調に終了した。アフレコ後はいとうがあだち充作品に出演した喜び、アフレコの感想などを語った。


〈いとうあさこコメント〉
Q.あだち充作品に思い入れはありますか?

「メチャメチャありますね。やっぱり『タッチ』は“うっかり同居”って設定がすごく好きで…。一緒に住んではいないですけど、真ん中に部屋がある…。若い男女がそこでキャッキャして、いつの間にか恋をしているという設定が好きなんです」

Q.出演することが決まっていかがでしたか?
「未だに信じられません。『MIX』の連載が始まった時、マンガの中にファンレターみたいなのが出てきたんですよ。その名前があさこって書いてあったんです。勝手に思っている事ですよ、私の事だって(笑)。でも、『MIX』が始まる時、あだち先生がメッセージを寄せられていて、その時に私の名前とザ・たっちの名前を出して下さっていて、じゃあ怒ってはないのかなって…(笑)。浅倉南ちゃんのネタをやっていた時、あだち先生と接触することはもちろんないですけど、お断りを入れたわけでもなく、日本中の南ちゃんファンから苦情が来ました(笑)。あと新体操を目指す小学生から『やめてくれ、リボンを回すと笑われる』って…。小学生にはお返事を書いて『大丈夫だよ、こんなのは一時のものだから。自分を信じてリボンを振り回していたら開花するからやめないでね。私もやめないけどね(笑)』って手紙を送りました。それくらい南ちゃんの反響は大きかったですね。このネタはやる勇気ですよね(笑)。世に出ると思っていなかったです。毎月作るネタの1つだったので、実際あのネタはネタ見せで落ちていたんです。全然受からなくて…。『イライラするって言葉はな…』って言われていたんですけど、ある日、イベントでやったらバカ受けしてディレクターさんが『ごめん、ウケるんだね。テレビ出るか?』って…。それから出だした頃に日髙のり子さんとお仕事して『南、イライラする』って言っていただけたんですよ。すごくないですか?でも『浅倉南40歳だけは言えない』って(笑)。やっぱり南ちゃんという素敵な偶像があるから。『でも、南ちゃんだってイライラするさ』ってことで言っていただけて…。もう、一生忘れられないです。」

Q.アフレコを終えていかがですか?
「自由にやらせて頂いたのでありがたいです。みなさん、やさしくニコニコしてくださって…。でも、アフレコが全部終わってから赤いランプの2度目がストップだということを知りました(笑)。ピカピカするから『もっと笑え、もっと笑え』って言っていると思ってずっと『あはは、あはは』って笑っていました。私の体感だと2分は笑っていました(笑)。そもそも後ろを通りすぎるって聞いただけで、狂喜乱舞ってこのことだってくらい喜んだのに。言っちゃっていいかな?キャラクターたちと共演ですよね?そこにまさか声も入れていただけるとは知らなかったので…。あの頃の自分に教えてあげたいって言いますけど、まさにそれですよね。『あんた、あだち先生の作品に出るよ』って…。あの当時は明青学園の30年後のマンガが出るとも思っていないから、それも含めて伝えたいですね。」

Q.原作の漫画はお読みになっていますか?作品の魅力はどこにあると思いますか?
「読みました。『タッチ』の頃からさらにあだち先生の遊び心が強くなっている気がしました。楽しそうですよね。読んでいる方も楽しいし、あだち先生のマンガの好きなところは時間の流れがゆっくり見えるところ。1つのことをたっぷり見せてくれるじゃないですか?不思議なんですよ、ゆっくりなんだけど時が流れていて、静かなエネルギー、静かなスピード感かな。ページをめくっているとワクワクします。いわゆるコメディーの『……』のコマが世界一うまい先生じゃないかなと思います。それがタッチでも楽しかったのに『MIX』ではより強くなっているから。それがアニメになるとどうなっているんだろうってすごく楽しみですね」

Q.ご自身のキャラクターはいかがですか?似ていますか?
「笑っちゃった。これ、見つけたら相当嬉しいぞ。ウォーリーより難しいかもしれないですよね。サッて行くから。すごくニヤニヤした。確かに制服着ている割にはほうれい線あるよねって(笑)。私の顔って平らなので、上野で40年絵描きをやっていた人から『お金返すから帰ってくれ、描けない』って言われました(笑)。『いいから描いてくれ』って言って描いたら化け物みたいな絵ができあがりました(笑)。それくらい描きにくいので、よく描いて下さいました。ニヤニヤします。もっとほうれい線強くてもいいですよね。違和感で見つけてもらわないと(笑)」

Q.最後に放送を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします
「お話がそもそも楽しいので、懐かしき人たちも大人になって出てくるし、あの学校が30年経ってこんなに変わっていたんだというもの楽しめますし、若い方は若い方で青春真っ只中のお話ですから。ずるいですよね、殿方が2人出るって。どっちもタイプの違うイケメンだとずるいよ。タッチのたっちゃん、かっちゃんだって、どっちを選んだってどうなるわけでもないのに皆でどっち派って話し合いましたもんね(笑)。それに付随してあさこを探せも楽しんで下さい」


画像ギャラリーはこちら。クリックすると拡大できます。

 

〈TVアニメ『MIX』情報〉
読売テレビ・日本テレビ系にて4月6日(土)夕方5時30分放送スタート

【ストーリー】
舞台は「タッチ」と同じ「明青学園」。「タッチ」の主人公「上杉達也」の伝説から約30年、今、運命の兄弟が物語の扉を開く・・・
親の再婚によって、血は繋がらないが誕生日が同じ、双子?の兄弟となった「立花投馬」と「立花走一郎」とは、明青学園・中等部の野球部に所属する 中学2年生。
走一郎は捕手、打者として活躍。投馬は「ある理由」から三塁手を務めているが、人並み外れた投手の才能を隠し持っていた。走一郎の実妹で、投馬とは血の繋がらない義理の妹「立花音美」も中学に入学し、2人の周囲はなにやら騒がしい。やがて高校に進学する2人は、甲子園の土を踏むことが出来るのか・・・

【スタッフ】
原作:あだち充「MIX」(小学館「ゲッサン」連載中)
監督:渡部穏寛
シリーズ構成:冨岡淳広
脚本:樋口達人、山田健一、福嶋幸典、北条千夏
キャラクターデザイン:牧孝雄
音響監督:亀山俊樹
音楽:住友紀人
アニメーション制作:オー・エル・エム
制作・著作:読売テレビ・小学館集英社プロダクション

公式ホームページ
https://www.ytv.co.jp/mix/

公式ツイッターアカウント
@mix_ytvanime

(c)あだち充・小学館/読売テレビ・ShoPro

 

《超!アニメディア編集部》
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