『ギフト+-』がタテアニメ化! 主役の鈴原環を演じる梅田彩佳に作品の印象などを直撃! – 「当たり前のことが当たり前に大事だと再確認できる」 | 超!アニメディア

『ギフト+-』がタテアニメ化! 主役の鈴原環を演じる梅田彩佳に作品の印象などを直撃! – 「当たり前のことが当たり前に大事だと再確認できる」

週刊漫画ゴラクにて連載中のナガテユカが手がけるマンガ『ギフト+-』(※)。本作は女子高生の鈴原環が更正を期待出来ない犯罪者などを“狩り”、とある闇医者を通じてその肉体(臓器など)を必要とする患者に提供するという衝撃作で …

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 週刊漫画ゴラクにて連載中のナガテユカが手がけるマンガ『ギフト+-』(※)。本作は女子高生の鈴原環が更正を期待出来ない犯罪者などを“狩り”、とある闇医者を通じてその肉体(臓器など)を必要とする患者に提供するという衝撃作である。現在13巻まで刊行されており、多くの読者に“命の価値”を問うている本作が2018年9月21日(金)よりタテ型のアニメが見られる「アニメビーンズ」でアニメ化、配信されることとなった。

 今回は主人公の環役を演じる梅田彩佳にインタビュー。本作の印象や初めて本格的に声優へ挑戦してみた感想などを収録直後の彼女にうかがった。

梅田彩佳鈴原環役の梅田彩佳

――アフレコお疲れ様でした。

ありがとうございます! メチャクチャ緊張しました……。AKB48で活動していたころも、卒業してからも経験してこなかった仕事だったので手探りでした。セリフを喋るタイミングを示すマークを意味する「ボールド」などの業界用語すら分からなかったので本当に必死でしたね。こんなにドキドキしたのは久しぶりです。

――声優としてアフレコに挑戦するのは初めて?

ドラマCDなどで少し経験はありましたが、ここまでガッツリ喋ったことはありませんでした。映像と併せて喋るという体験は初めてだったのでとても緊張しました。

――アフレコをしていくうちにその緊張は解けていった?

全然(笑)。最後まで緊張しっぱなしで「ヤバい……」と思っていました。


――なるほど。ただブースにいた皆さんは最後のテイクを撮っているときに「最初とは表現の仕方が変わってよくなっている」とおっしゃられていましたよ。

本当ですか!? なんせ演じている私にはそういう声が聞こえなかったので孤独感が半端なくて(笑)。どう思われているのかと内心は心配でした。よかったです。

――どういう仕上がりになったか楽しみですか?

怖さもありますが、成長のためには聞かないといけないので、ちゃんと聞きます!

――今回、主人公の環役を演じられましたが、原作マンガを読んでからアフレコに臨まれましたか?

マンガ喫茶に行って5時間パックを利用して全巻読みました。今まで私が触れてこなかった世界が描かれていて、衝撃を受けましたね。ただ、読まないと一生知らないし、踏み込もうと思っていなかった世界だったから、いい意味でマンガで軽く踏み込めてよかったと思います。勉強になる部分も多く、夢中になって読み進めました。ただ、環ちゃんを演じるのが難しいだろうなとも内心では思っていました。

――どのあたりが難しそうだと思いましたか?

今まで演技を中心にやってきたわけでもないし、やったとしても元気で感情が表に出るような役が多かったんです。でも今回は感情が表に出ない無感情の女の子だったから難しかったですね。その“無感情”を声だけで表現しないといけないからより悩みました。棒読みにすればいいという訳ではないですし……。いつも声だけで感情などを表現されている声優さんはすごいと痛感しました。

――声優にチャレンジするうえで誰かに相談は?

声優の友達が周りにいなかったので、以前舞台を一緒にやっていた先輩に相談しました。その先輩からは「私も声優やったことないけど」という前置きがありながらも「気持ちが、心臓の気持ちが間違っていなかったら嘘はついていないんじゃない?」とアドバイスしていただきました。

――気持ちの部分でアドバイスをいただいた?

そうですね。あとは、ロバートの秋山さんがフリーマガジン honto+とYouTubeで展開されている「クリエイターズ・ファイル」というシリーズで臓器、心臓から声を出すという「臓声」という言葉が出てくるんです。内容は全然違いますが、今回のマンガも臓器がひとつのテーマなので、この言葉がふいに思い浮かんで。「臓声」で出したほうがいいのかなと思い臨みました。

――なるほど。先ほどマンガ喫茶で5時間かけて読んだとおっしゃられていましたが普段はどんなマンガを読んでいますか?

好きなのは『花より男子』と『浦安鉄筋家族』ですね。

――ジャンルに大きく幅がありますね(笑)。

でもこの二つの作品がすごく好きなんです(笑)。あと最近は携帯で手軽に見ることができるマンガアプリを利用して色々なマンガを読んでいますね。

――最近よく読んでいるのは?

いくつもブックマークはしているのですが、女の子の恋愛ものが多い気がします。

――女の子の恋愛ものには様々なヒロインが登場しますが、梅田さんはどういうヒロインに憧れる?

難しいですが、私の中のヒロインのイメージは、その場にいるだけでパッと空気が明るくなるような子です。ただ、今回の環ちゃんは、最初は無感情で人形みたいな存在だけども物語が進んでいく毎に感情が表に出て人間らしくなっていくんですよ。そういう変化していくヒロインも面白いなと思いました。

――本日は色々とお話いただきありがとうございました。最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。

「ギフト+-」は見た後にハッピーになれるような作品では決してないと思います。ただ、命は大事なんだということが改めてわかる作品だと私は感じました。“命”がテーマとなると「分かっている」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう当たり前のことが当たり前に大事だと再確認できるのがこの作品だと思います。環ちゃんのやっていることに関しても人それぞれにとらえ方はあると思いますが、彼女は彼女で人助けしようとして犯罪者たちを狩っています。そういうところから命の大切さを感じられる作品になっていると思うので、ぜひ一度見てみてください!

梅田彩佳

 

【プロフィール】
梅田彩佳【うめだ・あやか】1月3日生まれ。福岡県出身。フレイヴ エンターテインメント所属。舞台・ミュージカル、バラエティー番組への出演など幅広く活動している。2018年9月・10月に行われる『SaGa THE STAGE ~七英雄の帰還~』に海の主の娘役として出演。また、ORICON NEWS presents「うめch」もYouTubeにて定期的に配信している。

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