木村昴は本作のヒロイン役!? TVアニメ『遊☆戯☆王VRAINS』出演の石毛翔弥、櫻井孝宏、木村昴らメインキャストに放送直前インタビュー!! | 超!アニメディア

木村昴は本作のヒロイン役!? TVアニメ『遊☆戯☆王VRAINS』出演の石毛翔弥、櫻井孝宏、木村昴らメインキャストに放送直前インタビュー!!

2017年5月10日より放送を開始した人気シリーズのTVアニメ『遊☆戯☆王』の最新作『遊☆戯☆王VRAINS』。  『遊☆戯☆王』(原作:高橋和希)は、1996年から「週刊少年ジャンプ」で連載を開始した大ヒット漫画。連 …

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 2017年5月10日より放送を開始した人気シリーズのTVアニメ『遊☆戯☆王』の最新作『遊☆戯☆王VRAINS』。

 『遊☆戯☆王』(原作:高橋和希)は、1996年から「週刊少年ジャンプ」で連載を開始した大ヒット漫画。連載20周年を迎えた2016年には、劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』が公開され、興行収入10億円を突破。アニメシリーズとしては、2000年から『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の放送が開始、その後、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』、『遊☆戯☆王5D’s』、『遊☆戯☆王ZEXAL』、そして、3月26日の放送で最終回を迎える『遊☆戯☆王ARC-V』と歴史を重ねてきた。

 そんななか、シリーズ6作目の『遊☆戯☆王VRAINS』では、VR空間を舞台に新たなデュエルが行われるという、まさに最新作らしいストーリー展開だ。

 放送を記念して、石毛翔弥(藤木遊作/Playmaker 役)、櫻井孝宏(謎の生命体役)、木村昴(草薙翔一役)、山本匠馬(財前晃役)、中島由貴(財前葵/ブルーエンジェル役)、濱野大輝(鬼塚豪/Go 鬼塚役)にインタビュー。作品に出演が決まったときの気持ちやキャラクター、アフレコ現場の様子などたっぷりと語ってもらった。

――まずは、演じるキャラクターについてご紹介をお願いします。

石毛翔弥(藤木遊作/Playmaker 役・以下石毛):僕が演じる藤木くんはクールで知的で大人しく、誰にも心を開いておらず、16歳の割には大人びた少年です。唯一、草薙さんにだけは心を開いていますが……。「Playmaker」はVR空間での名前で、正体が自分だとばれないように活動しています。

櫻井孝宏(謎の生命体役・以下櫻井):とある理由でSOL テクノロジー社から追われる身となるのですが、謎の生命体なのでこれ以上のことは申し上げられないです(苦笑)。姿形は出ていますので、作品のなかでどういうかかわりをしていくのか想像してもらえると、オンエアが楽しみになるのかなと思います。

木村昴(草薙翔一役・以下木村):主人公の遊作くんと行動をともにするパートナーのような立ち位置なのですが、Den City(デンシティ)で暮らしており、普段はホットドッグ屋さんをやっております。僕はドイツ生まれなのですが、ホットドッグが大好きで、ホットドッグ屋というところにシンパシーを感じており、ついにホットドッグ屋さんを演じられるんだと(笑)。日々、ホットドッグを焼きながら遊作くんのサポートをしており、ここぞというときにキザな一言を言ってみたりする役柄です。そしてハッカーでもあります。得意なハッキング能力を活かして、遊作くんをサポートしています。「遊作」という名前を非常に多く呼んでいるので、ヒロインのような感じになれたらいいなと思います(笑)。

中島由貴(財前葵/ブルーエンジェル役・以下中島):葵ちゃんは、普段は大人しくて目立たない子で、お兄ちゃんが大好きな子です。VR空間のなかではブルーエンジェルとして活躍するのですが、アイドルみたいな感じでかわいらしい容姿をしています。

濱野大輝(鬼塚豪/Go 鬼塚役・以下濱野):鬼塚は見た目からわかるように、VR空間では筋骨隆々の体を活かして直接的なデュエルをするキャラクターです。彼なりに一つの信念を持っており、目立つようにデュエルをしつつも彼なりに思惑があります。そういう意味では、遊作や他のキャラクターとも共通点はあるのかなと思います。彼だけ、現実世界とVR空間の垣根がないというか、見た目そのままなので、他の謎を持ったキャラクターとは違う演じ方をしていけたらいいなと思います。

山本匠馬(財前晃役・以下山本):SOL テクノロジー社という大企業で部長というお堅い仕事の立ち位置にいます。Den Cityの人々をハッカー集団の襲撃から守っているという真面目な人です。そして、葵のお兄ちゃんで、まだ兄妹での共演はないのですが、早く妹と芝居をしてみたいですね。僕は一般会社に就職したことがないのですが、中間管理職ってこんなに大変なんだなと毎回アフレコのときに感じています(笑)。上からの重圧を受けつつ、部下に指示出さなくてはいけないというね。今回のお話としては、クールでかっこいいシーンが多く、一役買える役かなと思っていますので、がんばります。

――先日、1話のアフレコを終えたばかりですが、終えてみての感想をお願いします。

石毛:1話のアフレコが終わるまで、自分が『遊☆戯☆王』の世界にいるというのがあまり実感できていなかったのですが、1話をやってみて、『遊☆戯☆王』でこれから物語を進めていくんだなという実感が湧きました。

櫻井:『遊☆戯☆王』というタイトルはすごく大きなタイトルなので、多くの方に知られていますが、それがまた一からはじまる、新たなスタートを切るというみんなのざわざわした感じが僕は好きで。またキャラクターやそれぞれの関係性が組み立てられていく、作品が形作られていく第一歩というのがすごく印象的で、見ていただければきっとまた次が見たくなるいいスタートがきれた1話だったと思います。

木村:大きなタイトルに携わらせていただけるのは声優として光栄なことですし、個人的には草薙という役が僕がこれまで演じてきたキャラクターにはないタイプなので、新しいタイプのキャラクターを演じさせていただける喜びもあります。1話の収録のなかでキャラクターを固めていく作業があったのですが、自分のなかになかったものを作っていくのが楽しかったですね。これからアフレコを続けていくなかで、役がすんなり自然なものになっていって、見てくださる方に楽しんでもらえたらいいなと思います。

中島:1話ではあまり出ていませんが、今後どういう形でみんなと絡んでデュエルしていくのか、とても楽しみでワクワクしています。

濱野:1話から謎にあふれています。遊作が抱えている謎も大きいですし、鬼塚の謎も櫻井さんが演じる「謎の生命体」も、いろいろな謎がある作品です。そんな謎多き作品のなかでも、アフレコ現場ではキャスト陣が和気あいあいとしています。これから、長い間、ご一緒するみなさんですので、みなさんと一緒に謎を解き明かしつつ、物語を進めていけるのかなという雰囲気がありました。

山本:僕は前々シリーズに出演させていただいたのですが、はじめて『遊☆戯☆王』の世界に触れたときには訳がわからなくて……。ただ参加してみて、言葉を紡ぎながらカードを出して戦う姿が見ている人をこんなにも熱くさせるんだと知って、驚きました。そこから年数が経って、1話から作品に参加させていただけるというのは貴重な経験です。すごく新鮮でした。財前としてはみなさんたちとどうかかわるのか、デュエルするのか期待がある分、ちゃんとやらないといけないという緊張感もあり、がんばらなくてはと思いました。また、僕は人見知りするので、第1話から現場にいられるのは貴重です。途中から参加して、「誰だよ」って思われるのが苦手なので……(苦笑)。そういう意味でも非常によかったです。

――櫻井さん以外の方にお聞きしますが、誰とデュエルしてみたいですか?

石毛:遊作は草薙さんに「自分の目的のためにデュエルをしているから、デュエルを楽しめていない」と言われるのですが、そんなことを言ってくれる草薙さんとデュエルしたらほんわかするんじゃないかなと思っています。心を開いている相手ですし、それ以外の人と戦うと勝つか負けるかというデュエルになってしまうので、草薙さんとしたいですね。

木村:私も一緒です。両想いです(笑)。僕も遊作くんがいいなと思っているので。一番近い人だからこそ戦ってみたいです。普段のデュエルでは彼のサポーターとして一緒に戦うのですが、普段できていないような遊作くんが楽しむデュエル、遊作くんに対していろいろ思うところのあるデュエル……2人でデュエルしたら楽しそうだなと思います。

中島:私は『遊☆戯☆王』をプレイしたことがまだないのですが、私の周りの友達でお兄ちゃんがいる女の子の友達が結構プレイしていまして。葵にはお兄ちゃんがいるので、もし兄妹で戦ったらどうなるのかなというのを見てみたいです。

濱野:……すごく取り残された感がありますが(笑)、鬼塚は自分がトップだと豪語しているカリスマデュエリストという立場なので、来る敵はすべてなぎ払っていきたいのですが、そのなかで最近、調子に乗っているPlaymakerを倒したいなと。出る杭は打たないといけないので。草薙さんとのニコニコデュエルもいいですけどね。Go 鬼塚もデュエルから得るものがあるでしょうし、見ている方もより盛り上がれるのかなと思います。

木村:「来るものはすべてなぎ倒す」って言いながら、今のところ、誰も来なかったっていう状況ですね。

濱野:やばいよ(苦笑)。ただぼっちなだけだよ。こんなにムキムキな子なのに……。

山本:さっき葵ちゃんが兄と戦いたい、と言っていましたが、僕も同じです。兄妹デュエルやったらどうなるのかなって。まだ関係性がわからない状態なのですが、デュエルを通して会話するというのが実現したらおもしろそうだなと。あと、財前は中間管理職で会社のなかでうっぷんがたまっていると思うので、上司に向かってデュエルを投げかけても面白いのかなと思います。「有休」というカードとか「ゴールデンウイーク」というカードを使ったりしたいです。せっかくですから、いろいろな人と戦ってみたいですね。あ、Go 鬼塚じゃなくてすみません(笑)。

濱野:(笑)。

――石毛さんにお伺いしますが、タイトルが大きい作品の主演をやるうえでのプレッシャーはありましたか?

石毛:毎週毎週、胃が痛くなるような感じでして(苦笑)。アフレコはすごく楽しいのですが、プレッシャーはすごく大きいです。アフレコ初日はスタジオに入る前から怖くて緊張していたのですが、周りのみなさんが素敵な方ばかりで、おかげで気持ちがほぐれました。これから長い時間、身を置いて作品を作っていける喜びもありますが、タイトルという意味では圧を感じています。

木村:でも、緊張していると言いながらそれを感じさせないんですよ、スタジオのなかで。休憩中に「緊張しました」って言うんですけど、収録中はどしっとしていますし、マイク前に行くときは自分のなかでは怖いんでしょうけど、ばしっと決めてきますし。ただ、マイク前から戻ってきたら、すごい汗だくで(笑)。そういう本気さがあるので、そこにみんなが着いていっている感じです。

――初主演ということでの意気込みはいかがですか?

石毛:緊張感やプレッシャーはありますが、やらせていただく以上はしっかりと責任を持って、見てくださる方に楽しんでいただけるのを第一に考え、僕がやらなくてはいけない責任は果たしたいと思います。

――櫻井さんにお聞きします。謎の生命体についてもう少しお話いただけますか? また最初に「謎の生命体役」と聞いたときにどのように思いましたか?

櫻井:謎の生命体役はおいしいな、と思いました。謎って言葉はすごく強いじゃないですか。その言葉だけでどれだけでも想像できるし、想像させることもできる。かつ、あのビジュアル。本当に謎だなと。手掛かりはあるのですが、そこはみなさん自由に想像していただければと。SOL テクノロジー社から追われるキャラクターなので、追われているということがかかわるキャラクターが誰なのか、どうつながるのか、物語が想像できるのかなと思います。ですので、1話に期待していただければと思います。

――久しぶりに参加した山本さんにお聞きしますが、心境の変化、気持ちとしてはいかがですか?

山本:新鮮だなと思います。はじめてアフレコしたときの緊張感と1話から参加してやっている今回の緊張感はまったく同じです。普段、お芝居をしているときとマイク前で画面を見ながらセリフを言うときは全然違う感覚なのですが、音響監督さんからは「(アフレコに)慣れないでくれ」と言われていまして。さっき、石毛くんが汗だくでアフレコしているという話をしていましたが、その姿を見て僕、共感したんですよ。そういうことか、と。現場はそれだけ白熱しているので、それを大事にしたいなと。そういえば、僕、顔にはあまり汗をかかないのですが、脇にすごく汗をかきます。

一同:(笑)

櫻井:これから見ちゃうよ!

山本:(笑)。僕は見えないところで汗をかいていますが、慣れることをしないようにして、言われたことに対して柔軟に対応していくのはこれからも変わらなくやっていこうと思っています。

――最後に本作を楽しみにしている方へのメッセージをお願いいたします。

山本:作品はシリーズ化してとても大きな作品ですが、『遊☆戯☆王VRAINS』では、数年後、財前というキャラクターがどういう風に成長していけるのかを目指して、みんなと一緒に協力して素晴らしい作品になるようにがんばりたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。

濱野:新たな召喚法も加わって、進化した、斬新な『遊☆戯☆王』になるんだなという実感があります。ご覧になる方も、新鮮な気持ちで、今までとは違うんだなと思って見ていただければと思います。また、僕が演じるGo 鬼塚はデッキのテーマがプロレスですので、今まであったものとどう融合していくのか、楽しみにしつつ先の展開を見ていただければと思います。

中島:女子キャラクターが少ないので、みなさんについていけるようにがんばりたいなと思っております。財前葵/ブルーエンジェルのデュエルもどんなふうになるのか、みなさんに彼女が使う「トリックスターデッキ」を使ってもらえるように、自分も理解してその魅力をたっぷり届けられたらなと思っています。

木村:これまで『遊☆戯☆王』を見てくださっていた方にもフレッシュな内容でお届けできると思います。これから見る人にとっては大変おもしろい作品になっていますので、『遊☆戯☆王』経験者にも未経験者にも見ていただきたいです。これまでの『遊☆戯☆王』にないようなコンビ、キャラクターもいますので、そこにも注目してほしいですし、ドラマも描かれていますので、ぜひ見てください。そして、これまでの木村昴じゃないぞ! 新しい木村昴が見れるぞ! というのを強く言わせていただきます(笑)。

櫻井:木村くんの言葉を借りると、僕もあまりアプローチしたことのないお芝居の仕方をしています。アフレコしていて、楽しくやらせてもらっています。アフレコを重ねるごとに、どんどん輪郭がはっきりしてきていて、このメンバーで作っていくんだなというのが楽しみでしょうがないです。今回は、デュエルのおもしろさだけでも興奮したり満足できますが、その裏にあるドラマが大人っぽいんですよ。年齢問わず、楽しめるのではないかなと思います。タイトルを知っていても作品を見たことがないという方がまだいらっしゃると思いますので、ぜひ多くの方に見ていただけたらと思います。

石毛:僕は初代の『遊☆戯☆王』を見て、育ったのですが、アニメを見てワクワクしたんです。『遊☆戯☆王』を見たことでカードゲームが好きになったのですが、『遊☆戯☆王VRAINS』も見ていて熱くなるものが同じようにあればいいなと思います。みなさんと一緒にがんばって、アニメもカードゲームも盛り上げていけたらなと思います。また、櫻井さんがおっしゃってくださいましたが、今回のお話はどなたが見ても楽しめる作品です。演じる身としては自分自身が楽しんでやることが一番だと思っています。僕は自分がこの作品に参加していることを楽しんで、アニメを見てくださる方にも楽しんでいただけるようにがんばりたいです。応援よろしくお願いいたします。

 新たな要素も加わり、冒頭から見どころ満載の本作。来週放送される第2話の放送も楽しみに待ちたい。

<アニメ『遊☆戯☆王VRAINS』情報>
テレビ東京系列にて
毎週水曜日夕方6時25分〜

【スタッフ】
原作:高橋和希 スタジオ・ダイス(週刊少年ジャンプ)
監督:細田雅弘
シリーズ構成:吉田 伸
デュエル構成:彦久保雅博
キャラクターデザイン:原 憲一
音響監督:松岡裕紀
音楽:光宗信吉
アニメーション制作:ぎゃろっぷ
製作:テレビ東京 NAS

【あらすじ】
ネットワークシステムが発達した都市:Den City(デンシティ)。
そこでは大企業・SOL テクノロジー社が作り上げた高度なネットワーク技術により、『LINK VRAINS(リンク ヴレインズ)』と呼ばれるVR空間が構築され、人々はそのVR空間での新たなデュエル体験に熱狂していた。
『LINK VRAINS』に、デュエルによるハッキングを仕掛ける謎のハッカー集団『ハノイの騎士』が現れる。彼らの狙いはネットワークのどこかに存在するという『AIたちの世界=サイバース』を滅亡させる事にあった。しかしそんな『LINK VRAINS』の脅威に立ちはだかる1人のデュエリストがいた。彼の名は“Playmaker”。圧倒的なデュエルで『ハノイの騎士』を倒し、何も語らずに去っていく彼の名は、ネットワーク世界で一躍有名になる。
その“Playmaker”の正体である高校生・藤木遊作は、過去に起きた事件の真相を探るため、VRAINSに出没する『ハノイの騎士』を追っていたのだった。

アニメ『遊☆戯☆王VRAINS』公式サイト
http://ani.tv/yugioh-vrains/

『遊☆戯☆王』公式Twitter
https://twitter.com/yugioh_anime

(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS

《超!アニメディア編集部》
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