ジェットレースに魅せられた少女たちの成長を描く『神田川JET GIRLS』の主人公・波黄凛を演じる篠原侑がインタビュー企画「Megami’sVoice」に登場!【インタビュー】 | 超!アニメディア

ジェットレースに魅せられた少女たちの成長を描く『神田川JET GIRLS』の主人公・波黄凛を演じる篠原侑がインタビュー企画「Megami’sVoice」に登場!【インタビュー】

読者に人気のアニメ作品から、期待の声優に作品や役柄について語ってもらうインタビュー企画「Megami’sVoice」。2019年11月号には、『神田川JET GIRLS』で波黄凛を演じる篠原侑が登場。「超!アニメディア …

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 読者に人気のアニメ作品から、期待の声優に作品や役柄について語ってもらうインタビュー企画「Megami’sVoice」。2019年11月号には、『神田川JET GIRLS』で波黄凛を演じる篠原侑が登場。「超!アニメディア」では、本誌で紹介できなかった部分も含めた、ロングインタビューをお届けする。


普段は愛らしくレース中はかっこよく

――『神田川JET GIRLS』という作品の第一印象を教えてください。

 オーディションのときは、美少女たちがキャッキャウフフする、夢のつまった作品だと思っていました(笑)。その印象自体は、アフレコが始まってからも変わっていません。それから、ジェットレースという設定がすごくおもしろいなと感じました。現実では、ジェッターとシューターで人を攻撃しながらレースをするというのはなかなか難しいと思うのですが、実際にアフレコをしてみるとすごく楽しそうで自分もやってみたくなりました。

――作中にはジェットレース以外に、学校生活も描かれますよね。

 はい。私が演じさせていただいている凛は、とにかく前に突き進むタイプなので、周りの人がそれに巻き込まれるようなドタバタ学園ものっぽいところもあります。ただ、その一方でジェットレースに参加している女の子たちの強い思いや悩みも描かれていくので、すごく深く人間関係にも迫っていく物語だと感じています。

――凛をオーディションで演じたときの印象はどうでしたか?

 明るくて、ちょっと天然なふわふわ系というイメージでした。いい意味でアホっぽいと言いますか(笑)。

――それが実際に演じみてたら……?

 ふわふわしたところはありつつも、どちらかというと猪突猛進タイプなんだなと。花に例えると、桜というよりはヒマワリみたいな女の子です。まっすぐで一生懸命で、わからないことがあったら素直に「わかりません」と言える子。第1話でそれが如実に表れるのですが、上京してきてすぐで知り合いもいないのに、通りすがりの人とすぐに交流ができちゃうんです。コミュニケーション能力が高くて、怖いもの知らずな女の子ですね。



――演じるに当たって心がけていることはありますか?

 オーディションのときはふわふわしたところを強めに演じたのですが、実際にアフレコに入ってからは、「ふわふわしているだけじゃダメなんだな」と感じるようになり、まっすぐさやひたむきさ、一生懸命がんばるぞという気持ちが声にも出るように気をつけています。それから、凛は長崎県出身で、方言も普通に話すんですね。私も熊本県出身で大学時代は方言を普通に話していたので、方言が抜け切れていない感じも少し入れるようにしています。いい意味であかぬけない、田舎っぽさ、あどけなさが残るような感じを、聞いた方に感じていただきたいんです。

――凛の方言は、親しみやすさを感じます。

 ありがとうございます! でも、実際にお仕事として方言を話すことになって、難しさもあるなと気づきました。台本に方言が書いてあると、どうしてもきれいに読まなければならないと思ってしまうんですね。そうすると、方言っぽくならなくて。自分と同じ地方の言葉だからこそこだわりを持って演じたいんですが、役者としてはきれいに読むべきだとも思う。そのせめぎ合いです。でも、実際にアフレコしたあとに映像を拝見させていただいたら、いい案配にあかぬけなさが出ているんじゃないかと自負しています。

――そんな凛ですが、ジェットレース中はかっこいい声も出しますよね。

 負けたくないという本気の思いがあるからこそ、凛は悲鳴も悔しさも全部声に表れるんですね。レース中はとくにその気持ちが強く出ているので、かっこよさも感じていただけると思います。

――スタッフの方から、何か指示は入ったりしますか?

 「あ」とか「え」とか1音だけのリアクションのときに、指示をいただくことがあります。凛って、あまり飾らない子なので、きっとリアクションも素のままだと思うんですね。それが、どうしても芝居になるときれいにしようとしてしまって。なるべくおもしろく、場合によってはおやじっぽい声になってもいいのかなと、日々研究を重ねています。

――凛について、篠原さんが一番魅力的だと思うポイントは?

 失敗したときのことはあまり考えないところです。悩んだときに後ろを向いちゃうこともあると思うのですが、凛は悩みながらも前に進める子なんですね。そこが素敵だなと思います。

――パートナーである蒼井ミサへの印象を教えてください。

 クールで冷たい部分もあるなと思っていたのですが、じつは不器用なだけなんです。ツンツンしているのも照れやさんだから。根は本当に真面目ないい子なので、その恥ずかしがりやなところ知って、すごくかわいい女の子なんだなと思うようになりました。

――ジェットレースのライバルもたくさん登場しますね。

 みんなそれぞれジェットレースに強い思いを抱いていると思うんです。そういう意味でも、どのペアも注目したくなります。

――そんな中、今、一番気になっているペアは?

 どのペアもジェットレースに参加している理由があるんだろうなと思うとすごく気になるんですが……。冒頭で一番凛たちと関わることになるのがDRESSの2人なので、そこが気になりますね。シューターの満腹黒丸ちゃんはお姉さんっぽいビジュアルなのに小動物みたいですごくかわいいんです。紫集院かぐや様も、どうしてジェットレースに参加しているのかがすごく気になります。参加している理由が気になるといえば、MKHUの2人もギャルなのになぜジェットレースをやっているのか、その理由が知りたくなりますし、ヘルズ・キッチンの2人はアイドルなのに……とやっぱり絞りきれません(笑)。

――ジェットレースのスーツは、各校特徴がありますね。凛とミサは、露出が少ない正当派な感じです。

 どのチームのスーツも、その子のパーソナルな部分が見えてくる気がします。凛はじつはお胸が大きいので、それもポイントでしょうか。スーツのチャックは自動的に上がる仕組みなのですが、胸の下でつかえてしまうというシーンもあって。SEの「ぽよんぽよん」という文字を見たときに何かと思ったら、胸が揺れる音だったんです(笑)。驚きましたが、すごく夢がつまっているとも感じました。

――冒頭の見どころを教えてください。

 第1話では長崎から東京に出てきたばかりの凛が、天然すぎる行動ばかりを取るので見ていて「大丈夫かな」と思う方も多いと思いますが、レースではキリッとしてかっこよく見えるところは凛役としてはおいしいポイントです(笑)。ほかにも第1話は、いろいろなところにキャラクターがたくさん登場していますので、推しのキャラクターを見つけていただき、どんな子なのかを想像していただくのも楽しいと思います。第2話ではジェットレースのルールをしっかりと説明してくれますので、ぜひ最初からチェックしていただきたいです。よろしくお願いします。


◆MgamiにQuestion
Q.チャームポイント
A.愛嬌
 マネージャーさんからは、年上の人にかわいがられるタイプだと言われます。

Q.ニックネーム
A.ささ、さっさ
 学生時代からずっと、苗字絡みのニックネームで呼ばれることが多いですね。ミサ役のりこぴん(小原莉子)からも「さっさ」と呼ばれます。名前で呼ぶのは事務所の同期くらいなので、最近は「ゆんたん」などのかわいいニックネームもほしいなと思っています。

Q.自分の声の特徴
A.果物みたいな声?
 周りの方々からは、潤いがあってみずみずしい声だと言っていただけます。自分で聞くと、思っているよりは幼く聞こえがちですね。大人の役をやったときに、特にそれを強く感じます。

Q.自分の性格
A.何事にも全力
 明るい、と言いたいところなのですが、意外と根暗なところもあるし、裏表もないと思うのですが、自分で言うと嘘っぽいですよね(笑)。まっすぐで、全力な気持ちは声に出ているのかなと感じています。

Q.今、ハマっている趣味
A.FPSゲーム
 これまでは『スプラトゥーン』をプレイしていたのですが、最近『PUBG』に手を出しまして。以前はちょっと怖いゲームというイメージもあったんですが、何もしないままなのももったいないかなと思ってやってみたらハマってしまって。まだ上手にプレイはできませんが、簡単ではないからこそ燃えます。

Q.凛のように誰とでも仲良くなれる?
A.仲良くなりたいと思っているタイプです
 相手がどういう人でも、仲良くなりたいんです。でも、自分から行き過ぎると相手に引かれちゃうかなと思ってしまうので、グイグイ行くタイプではないですね。逆に、グイグイ来てくれる人がいたら、うれしくてすぐに打ち解けられます。

Q.ジェットレースをやるとしたら担当したいのは?
A.シューターです!
 やはりシューターをやってみたいです。でも、運動神経に自信もありませんし、今の自分にできるのはジェッターかな。水泳は好きなので、レース中にマシンから落ちたら泳いで帰ります(笑)。

Q.本作のキャッチフレーズ
A.夢いっぱい、胸いっぱい!

取材・文/野下奈生(アイプランニング)

Profile
ささはら・ゆう/4月30日生まれ。熊本県出身。アイムエンタープライズ所属。主な出演作は、『超可動ガール1/6』比等間ルウ役、『となりの吸血鬼さん』天野灯役、ゲーム『ウマ娘 プリティーダービー』カレンチャン役など。

『神田川JET GIRLS』 
毎週火曜日夜11時30分よりAT-Xほかにて放映中。

『神田川JET GIRLS』公式サイト
http://kjganime.com/

©2019 KJG PARTNERS

《超!アニメディア編集部》
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