前野智昭&岡本信彦が語る『WAVE!!』テーマソングの魅力「海を見ていたら、頭のなかで自然とこの曲が再生されました」【インタビュー】 | 超!アニメディア

前野智昭&岡本信彦が語る『WAVE!!』テーマソングの魅力「海を見ていたら、頭のなかで自然とこの曲が再生されました」【インタビュー】

東京オリンピック2020で正式種目に選ばれて盛り上がっているサーフィンを通して成長する若者を描く注目のコンテンツ『WAVE!!』から陽岡マサキ役・前野智昭とフケ倫道役・岡本信彦が登場。作品に対する印象やハワイでのサーフ …

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 東京オリンピック2020で正式種目に選ばれて盛り上がっているサーフィンを通して成長する若者を描く注目のコンテンツ『WAVE!!』から陽岡マサキ役・前野智昭とフケ倫道役・岡本信彦が登場。作品に対する印象やハワイでのサーフィン体験、そして波乗りボーイズとして歌うテーマソング「Ride the WAVE!!」と、それぞれのユニット曲について話を聞いたインタビューがアニメディア7月号にて掲載中。「超!アニメディア」では、本誌では掲載しきれなかった部分を含めたロング版をご紹介。


■ハワイでサーフィンを実体験!

ーーそれぞれの役について、どんな印象ですか?

前野 陽岡マサキはすごく天真爛漫な少年で、初めてサーフィンをやっていきなり波に乗れてしまったほどの、天性のバランス感覚の持ち主です。茨城(在住)の少年ということでは、僕も茨城県出身なので勝手に親近感を感じています。

岡本 フケ倫道は、絶対王者的なポジションで、カリスマ的存在です。性格的には“俺さまリスペクト”で、絶対的な自信とプライドを持ったキャラクターです。サーフィンが誰よりもできるという自負があり、波を含めて見極める能力が人よりも高い印象。たぶん“分析屋”なのかなと、僕は思っています。

ーー前野さんは茨城県出身とのことで、舞台となる大洗には?

前野 子供のころに大洗にある水族館「アクアワールド」に連れていってもらった記憶があります。もう25年ぐらい前の話なので、記憶のなかでだいぶ美化されていると思いますが、それも含めてきれいな海だなという印象ですね。海沿いに面した街で海産物が有名なので、自分とゆかりのある街を舞台にしたアニメ作品が生まれるのは、茨城出身者として、すごくうれしいです。この『WAVE!!』をきっかけに、観光客や訪れる方たちが増えるといいなと思います。

岡本 僕は行ったことがないので、機会があれば行ってみたいですね。


ーーサーフィンというスポーツに対しては、どんな印象をお持ちでしたか?

前野 正直お金持ちの方がやるスポーツという印象でした(笑)。でもこのコンテンツをきっかけに体験させていただいたら、決してそんなことはなくて。自分の力+自然の力を借りて楽しむスポーツと言うか、ほかのスポーツにはない魅力がたくさん詰まっていると感じました。サーフィンをされている方は、みなさんすごく明るくて、こういう人たちと関わり続けたら、人生観が変わりそうな印象を持ちましたね。

岡本 僕は、サーフィンをやっている人はチャラいと思っていて。昼はサーフィンをして、夜はクラブで遊んでいるみたいなイメージでした(笑)。でも実際は、すごく孤独なスポーツだと思いました。ずっと波待ちをして、波にフラれて……運命の出会いを待つロマンチストみたいなイメージが強くなりました。

ーーハワイでサーフィンを実体験したそうですが、実際にサーフィンをやってみて、いかがでしたか?

前野 難しかったですけど、インストラクターの先生のおかげでわりとすんなりボードの上に立つことができました。サーフィンの本場であるハワイの海で実体験ができて、人生の貴重な経験になりましたし、「ハワイの海でサーフィンしてきたぜ!」と言える自慢話がひとつできました(笑)。

岡本 本当に難しいのは、どの波がいいかを見極めることや、タイミングなんだろうなと思います。立つだけなら、前野さんもおっしゃったように、インストラクターの方が「あとは立つだけだよ」という感じで、抜群のタイミングで押し出してくれるんですよね。それでも、立てたときの感動はすごくありました。加速するんですよね。スイッチが入ったみたいに、いきなりビューンと。「波ってこんな感じになるの!?」という感動もありました。それも全部、インストラクターさんのおかげでしたけど(笑)。

ーーおふたりは実際に波に乗ったわけですが、メンバーが8名いるなかで、「今こいつは波に乗っている」と思うメンバーはいますか?

岡本 松風ユータ役の白井悠介くんです。あの人はマジですごいです。昨年ニコファーレで行われた制作発表会でも、一発やってくれて。ああいう場で何かやれる勇気も尊敬しますけど、ちゃんと爪痕を残して自分の席に帰っていく姿は、なんだかバラエティー戦士のようでした(笑)。

前野 僕は、木戸ナオヤ役の土岐隼一くんです。移動中にたくさんお話をさせていただいたことがあって、すごくしっかりした考えを持っている子だなという印象でした。彼は、まさしく今、この業界というビッグWAVEに乗って、どんどん活躍していきそうな気配が感じられる後輩です。ラジオのゲストにもきてくれて、そのあとの食事会ではミニ四駆についての軽快なトークを繰り広げてくれて、本当にいろんなポテンシャルを持っています。

ーー前野さんと岡本さんは、お互いに対しては?

前野 岡本くんは、ビッグWAVEにずっと乗り続けていますよ。ロングライドをしているイメージがあります。

岡本 それで言ったら、前野さんもですよ。

前野 いやいや、僕なんてぜんぜん(笑)。

■サーフィンを通した青春と友情が聴きどころ

ーー『WAVE!!』のテーマソング「Ride the WAVE!!」は、メンバー8名全員で歌っています。楽曲については、どんな印象でしたか?

前野 みんなで歌わせていただいた最初の曲ということで印象に残っていて、ハワイに行ったときに海を見ていたら、頭のなかで自然とこの曲が再生されました。曲と共に「これが海なんだな〜」ということを実感して、すごく『WAVE!!』という作品を表現している曲なんだなと思いました。8人で歌っていることからも、それぞれの個性も詰まっていて、希望に満ち溢れた楽曲です。

岡本 初めて曲を聴いたときは、とてもキャッチーなメロディーで、『WAVE!!』のタイトルでもある“WAVE”という言葉が連呼されていて、フレーズが耳にしっかりと残る曲だなと思いました。完成したものを聴いたときは、すごく楽しくて疾走感もあって、何回でも聴いていられると思いました。レコーディングでは、ディレクターさんから「自由に歌ってください」と言ってもらえたので、すごくやりやすかったです。逆に「これはヤバいな〜」と思ったのは、英語が多かったことですね。僕は英語が苦手で、どうしてもカタカナ英語になってしまうんです。でもフケは、英語も話せるパーフェクト少年というイメージじゃないですか。だから、なんとかしてごまかせないかと思って。「雰囲気でやるしかない」と思って、気合いだけで乗りきりました(笑)。

ーーユニット曲もあります。前野さんは、オオアライトライというユニットの一員として、「BFF」や「はじまりの歌」を歌っています。

前野 オオアライトライの楽曲は、「友情ってほんとにこういうものだよな」という、自分の青春時代を思い返すような歌詞だったので、自然と専門学校時代や高校時代のことが蘇りました。「あのときの友達は元気かな?」とか「戻れるならあのころに戻りたいな」など、当時のことを思いだしながら歌わせていただいた楽曲です。いろんな方に聴いていただけたらうれしいですね。

ーーなにか気を付けたことは?

前野 今回のように3人で歌う曲の場合は、普段なら「(秋月ショウ役の)小笠原仁くんや(田中ナル役の)中島ヨシキくんは、きっとこういうふうに歌うだろうな」とイメージしながら、ふたりのことを想定して歌うんです。それが今回の楽曲は、そういった意識はあまりなくて。友情とそこにおける想いを、それぞれが自由にぶつければ、きっとクオリティの高い楽曲になるだろうと思ったので、そういう意識で歌わせていただきました。

ーー岡本さんは、Proud of Surf Junkie(以下「PSJ」)というユニットのメンバーとして「Million Secrets」や「Ever Glorious」を歌っています。

岡本 「Million Secrets」は、もちろんすごく難しくて、それも森久保祥太郎さんという“歌がうまいモンスターさま”といっしょに歌うのがプレッシャーでした(笑)。譜割りが難しくて、途中で裏のリズムに入るところのタイミングがどうしても合わなくて。“裏拍で迷子になりがち”の自分には、ひじょうに厳しい戦いでした(笑)。楽曲自体はとってもかっこ良く、大人っぽくもあり、フケというカリスマ性のあるキャラクターの特徴をも兼ね備えていますね。

ーーCDにはボイスドラマも収録。オオアライトライは、学生ならではの雰囲気。聞きどころは?

前野 ショウとナルのステータスの高さを改めて感じられる内容で、そのなかで揉まれながら、マサキが生活しているという日常がすごく微笑ましいです。これからの展開がますます楽しみになる内容で、それが大洗という町で行われているという日常が、茨城出身の身としてはすごくうれしかったです。

ーーPSJはセレブシチュエーションのなかで、ほかのサーファーを分析している内容でしたね。

岡本 PSJのドラマは、けっこう辛辣なセリフもあったのですが……。フケも、ただわがままで突き通しているだけじゃなくて、ちゃんと波が好きなんだなと実感しました。ナオヤのボードにまつわるシーンでは、フケにとっても新たな発見だったのかなと思います。ボードに対してこだわりを持つことも愛情のひとつで、愛は力になるんだなということを思いました。

ーーでは最後に、読者のみなさんへメッセージをお願いします。

岡本 今回『WAVE!!』の関連で、ハワイでサーフィン体験をさせていただいたことで、いろいろと掴むことができました。フケを演じるにあたっては、最初はほかのキャラクターに対して敵対視するイメージを持っていたのですが、決してそうではなくて。完全に波と自分との戦いなんですよね。一番は波との会話なんだと、わかることができて本当に良かったです。また機会があれば、ハワイでサーフィンをやりたいと思いました。『WAVE!!』には、みなさんがまだ知らない設定も盛り込まれているので、それがどうストーリーにかかわってくるのか、個人的にも楽しみです。みなさんも、ぜひサーフィンを通した絆のストーリーを楽しんでください。

前野 サーフィンを題材にしていて、僕の出身地でもある茨城の地から始まる物語ということで、個人的にもすごく期待をしている作品です。そのなかで繰り広げられる、サーフィンを通した友情やバトルが、すごく楽しみでもあります。また、実際にサーフィンを体験させていただいて感じたのは、サーフィンの奥深さです。一度体験するかしないかで、だいぶサーフィンに対する印象は変わると思うので、興味がある方はぜひチャレンジしてほしいです。マサキたちがどう成長していくのか、どんなキャラクターたちと出会っていくのか、これからの展開に期待していてください。

文/榑林史章

PROFILE
【まえの・ともあき】5月26日生まれ。茨城県出身。アーツビジョン所属。
【おかもと・のぶひこ】10月24日生まれ。東京都出身。プロ・フィット所属。

リリース情報
「Ride the WAVE!!」


波乗りボーイズ
6月21日発売

「BFF ~Best Friends Forever」


オオアライトライ
発売中

「We♡SURFING」


mmm
発売中

「Million Secrets」


Proud of Surf Junkie
発売中

発売元/MAGES.
各2,000円(税別)

イベント情報
『WAVE!! 1st EVENT 〜Wonderful Party〜』
日程:8月17日
場所:千葉県・市川市文化会館
 8月17日に市川市文化会館にて『WAVE!!』初イベント『WAVE!! 1st EVENT 〜Wonderful Party〜』が開催予定。出演は陽岡マサキ役・前野智昭、秋月ショウ役・小笠原仁、田中ナル役・中島ヨシキ、巌名コウスケ役・佐藤拓也、松風ユータ役・白井悠介、木戸ナオヤ役・土岐隼一の6名。6月に発売される4枚のCDには本イベントのチケット最速先行抽選券が封入されている。

『WAVE!!』公式サイト
https://wave-project.jp/

公式Twitter 
@wave_pj

(C)wave project

《超!アニメディア編集部》
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