超!アニメディア

  • RSS
  • twitter

超!アニメディア

  • RSS
  • twitter

MENU

ニュース

映画『それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星』公開 テレビアニメ30周年記念アンパンマン役・戸田恵子×ばいきんまん役・中尾隆聖スペシャル対談

2018/7/17


 今年、TVアニメ放送30周年を迎えた『それいけ!アンパンマン』。子どもたちのヒーローとして長く人々を魅了し続けるこの作品の30年について、そして劇場版最新作『かがやけ!クルンといのちの星』について、アンパンマン役・戸田恵子とばいきんまん役・中尾隆聖にたっぷりと語ってもらったインタビューが、「アニメディア8月号」に掲載されている。超!アニメディアでは、誌面では紹介しきれなかったロング版インタビューをお届けする。



毎週の積み重ねで

いつの間にか30年

――『それいけ!アンパンマン』(以下『アンパンマン』)は今年で放送開始30周年を迎えます。これまでを振り返っていかがですか?

戸田 30年と言うとすごく長い印象ですが、私としては1週1週の収録を積み重ねてきて「あっという間だったなぁ」という感じですね。今日(劇場版『かがやけ!クルンといのちの星』の完成披露試写会)も30周年記念としてファンのみなさんに30年前の写真をお見せしたのですが、30年前というと子どものころというイメージだったのに、出てきた写真の私は30歳のいい大人で(笑)。いい大人になってからの私の人生の後半は『アンパンマン』とともに歩んできたということを、改めて知って感慨深かったです。

中尾 こんなに長くひとつの役を演じさせていただけるとは思っていなかったので、気がつけば30年という印象ですね。ここまで続くのだったら、ばいきんまんの声はもっと楽なものにしておくんだった(笑)。でもこの声でオーディションに受かったのだから、変えようがないのですが。

――TVシリーズが始まった30年前、収録初期の思い出を教えてください。

戸田 まず、役作りなどではとくに苦労した記憶がありません。最初、やなせたかし先生がスタジオにいらっしゃって、音響監督さんと一緒にお芝居をチェックされていました。しかし私を含め、誰ひとり大きな修正が入ることはなかったので、「力のあるプロフェッショナルがここに集結しているんだ」と実感しましたね。『アンパンマン』に必要な人が呼ばれるべくして呼ばれたんだなと、そして自分もそこにいるんだということを光栄に思いました。

――最初の収録で、とくに心掛けたことはありますか?

戸田 アンパンマンは自分の顔をちぎってみんなに分け与える、やさしさの塊みたいなヒーローです。そしてやなせ先生が「世界一弱いヒーロー」とおっしゃっていたので、スーパーマンみたいなカッコよさではなく、自分が弱くてもみんなを守りたいというメンタル面をとくに大事にしてきました。そうやってみなさんと作り上げた1話を、ひたすら30年間重ねてきた感じですね。

――『アンパンマン』の演技は最初から完成していたということですね。

戸田 そう思いたいです(笑)。それはきっと、絵の力が大きかったからでしょうね。

中尾 私のばいきんまんの最初の思い出は……とにかく辛かったです! あの声を出すことが(笑)。さすがに今は慣れていますが、当時は「何でこんな大変な声を作ってしまったんだろう」と毎回のように思っていました。

続きを読む



PAGETOP