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『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』初日クリエイタートークで原作者のモンキー・パンチへの感謝「今日もルパン三世はここに生きています」【レポート】

2019/6/1


 5月31日に『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』が公開され、クリエイタートークを東京・新宿バルト9にて開催。本作の監督である小池健のほか、脚本を担当した高橋悠也、音楽のジェイムス下地、そしてプロデューサーの浄園祐が登壇し、ここだけの制作秘話や峰不二子への想いを語った。


 最初の一言で小池監督「ようやく3本目の上映にたどり着くことができました。たくさん集まっていただきありがとうございます」と満員の観客に感謝を述べ、今回の『LUPIN THE ⅢRD』シリーズ第3弾を不二子を題材にした理由を聞かれると浄園プロデューサーは「小池さんのルパンが大好きでTVシリーズ『峰不二子という女』のキャラクターデザインをやっていいただいた時から、小池さんの描く峰不二子には吸い込まれそうな目力があって、ルパンファンも満足のいく不二子が描けると思っていた のでやらなきゃいけないと思っていました」と小池監督への信頼を語ると、小池監督は「不二子を掘り下げたものを作りたい。不二子の共通の3要素となる“知性”、“美貌”そして“フィジカル”そこにさらに付加価値がある不二子を描きました」と 不二子への想いをコメント。

 それを受けて脚本の高橋氏は「石井克人クリエイティブ・アドバイザーのメモに色気や話術では通用しない不二子とあったので母性があるのかないのか、今まで踏み込んだことのない母体を出したいと思い書きました」とシナリオ会議で本作の軸が決 まったことをはなし、さらに「『LUUPIN THE ⅢRD』シリーズひとつのテーマとなる殺し屋と戦うシーンを不二子の場合はどう描くか、と考えたときに“毒”が今回の不二子の武器になる」と語りました。本編が完成に近づいたところから音楽を担当したジェイムス下地氏は「今作は前作よりもさらに大変でした。最初のシーンだけでも作るのに10日間かかり、でもそこができたらあとは自然と作ることができました。今回はアニメの不二子が実写に見えるくらいのリアリティを出したくて頑張りました!敵のビンカムも謎めいた不気味なキャラクターですよね」と語った。 

 小池監督からも見せ場となるアクションシーンは「アクションシーンの前後の不二子とビンカムのシーンを同じ原画さんが担当していただいたので1番ビンカムと不二子の流れをわかってくれていました。理解している方がアクションシーンも担当してくれたので素晴らしいものができました」と裏話を明かした。

 最後は出来上がった作品をみた高橋悠也氏は「ストーリーもわかっているし絵コンテも見ているのに5万倍くらい素晴らしい!前2作品も試写で観たときに思ったことですが、小池監督の作品はかっこよくて泣ける作品です。不二子が主人公だけど男だからジーンやビンカムに感情移入してしまい人としての大事なことを思い出しました」と感想を語っていただきました。ジェイムス下地氏は「音楽制作の段階で音と画はほぼできているのですが、完成するまでに合計で1000回は本編を観るのであまり客観的な感想はないのですが、不二子とジーンの入浴シーンが新鮮なアニメーションだなと感じました」と客観的な感想を述べ、同じく客観的に作品をみている浄園プロデューサーは「不二子は悪すぎる女。それなのに不二子は悪いという 印象を持たない。でもそんな不二子が素敵だなって思うから狙い通りになってよかったです」と感想を伝え、さらに最後に前月この世を去った原作者のモンキー・パンチ先生に向けて「先生見てますか?今日もルパン三世はここに生きています」と力強く会場に声を響かせた。

 最後に小池監督から「全スタッフが全力で作ったこの作品もモンキー先生の作品のひとつとして末永く応援していただけたら嬉しいです」と話し、会場からの温かい拍手に包まれて幕を閉じた。

〈『LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘』情報〉
新宿バルト 9 ほか限定劇場上映中
共同配給: ティ・ジョイ、トムス・エンタテインメント 
【スタッフ】 原作:モンキー・パンチ  監督・演出・キャラクターデザイン:小池健/脚本:高橋悠也/音楽:ジェイムス下地/ クリエイティブ・アドバイザー:石井克人
【声の出演】栗田貫一、小林清志、沢城みゆき、宮野真守 ほか
【製作・著作】トムス・エンタテインメント
【アニメーション制作】テレコム・アニメーションフィルム

公式サイト
fujiko-mine.com

公式 twitter
@lupin3_series 

原作:モンキー・パンチ ©TMS



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