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「バーチャロン」と「とある魔術の禁書目録」が交差するときに起きる化学変化 – セガ渾身のゲーム『とある魔術の電脳戦機』は2018年2月に発売予定

2017/10/1


 幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2017」のセガブースにて、2017年9月21日、プレイステーション4/PlayStation Vita用対戦型バトルアクション『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機(バーチャロン)』のイベントステージが行われた。

 登壇者は「電脳戦機バーチャロン」シリーズのプロデューサーを務める亙 重郎氏と、本作のディレクター・鈴木 誠氏、「電撃PlayStation」副編集長の千木良 章氏。超! アニメディアでは本ステージをレポートするとともに、ただのコラボレーションで終わらない、開発チームの本気度がうかがえた本作について紹介する。

dsc_0517re(左から)千木良 章氏、亙 重郎氏、鈴木 誠氏

 「電脳戦機バーチャロン」は、セガが1995年にリリースした、世界初の対戦型3Dロボット・バトルアクションゲーム。また、『とある魔術の禁書目録(インデックス)』は、鎌池和馬氏による日本のライトノベルシリーズで、科学と魔術をテーマに戦いを繰り広げる学園異能力バトルの大ヒット作品である。

 両作の出会いは、2016年。鎌池氏が「電脳戦機バーチャロン」とのコラボ小説である『とある魔術の電脳戦機』を執筆したことから始まった。『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機』はそのゲーム化という流れで、「電脳戦機バーチャロン」シリーズとしては、実に15年ぶりの完全新作タイトルとなる。

 ステージでは、亙プロデューサーが、「小説が『バーチャロン』しか知らない人、『禁書』しか知らない人のどちらが読んでも楽しめた。そういう完成度の高いものを見てしまうと、ゲーム側もちゃんとしたものを作らねばならないのでは、という無言のプレッシャーがあり、やらざるを得なくなった感じです」と、ゲームを発売するに至った経緯について説明。また、「世界観もキャラクターも合致した全く新しいものを作らないと意味がないのでは」という確固たる意志のもと、本気で製作に取り組んだ作品でもあると語った。

voin_logore『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機』ロゴ

 そんな本気度をうかがえる本作のストーリーは鎌池氏による完全書き下ろしで、小説の『とある魔術の電脳戦機』の続きも描かれるという。さらにサウンドは古代祐三氏による珠玉の楽曲が勢ぞろい。『シェンムー』や『セブンスドラゴン』シリーズの音楽を手掛けてきた古代氏が「電脳戦機バーチャロン」の世界を音楽でどのように表現するのかにも注目したい。

 気になる声優陣は上条当麻役に阿部敦、インデックス役に井口裕香、御坂美琴役に佐藤利奈、一方通行(アクセラレータ)役は岡本信彦と、お馴染みのメンバーが集結。また、アニメシリーズには出てこなかったキャラクターが登場する可能性もあるとのことで、こちらにも期待が持てる発表となった。

 なお、本作の主題歌「Get Ready!」を歌うのはインデックス役の井口と美琴役の佐藤で、作曲はTVアニメ「とある魔術の禁書目録」シリーズの主題歌などの作曲も担当した井内舞子氏が手掛けているとのこと。

  さらにデザイン面では、バーチャロイドのデザインを手掛けるのがお馴染みのカトキハジメ氏であることも発表される。今回は、作中で「バーチャロン」がe-Sportsとして流行していることから、VSL(バーチャロン・スポーツ・ライン)という新たなコンセプトの機体デザインになるという。

 また、カトキ氏の「コラボするならヒロイン専用の新しい機体が出ないと」という意欲から生まれた新機体「バル・ルルーン」が登場することも発表された。この機体は、過去シリーズに登場した「バル・バドス」をもとにデザインされており、インデックスが搭乗するバーチャロイドになるという。 

vr00_temjin_reVSL テムジン/上条当麻

vr06_raiden_reVSL ライデン “Judge Igniters”/御坂美琴

vr11_specineff_re

VSL スペシネフ “Rusty Blood”/一方通行(アクセラレータ)

vr12_bal-rloon_re3000 バル・ルルーン/インデックス

 続いて、肝心のゲームシステムについても発表された。本作の対戦形式は1on1だけでなく、2on2、Co-op(共闘プレイ)にも対応。また、オンラインプレイやPS4とPS Vitaのクロスセーブにも対応しているという。

 さらに、従来の3種類の武器に加えて、「『禁書目録』のキャラクターが『バーチャロイド』に乗るなら、彼ら、彼女らの能力を生かした攻撃を」ということから、新兵器「ブーストウェポン」が加わることも明らかになった。この「ブーストウェポン」は例えば美琴の「超電磁砲(レールガン)」などがバーチャロイドに乗りながら放てるという。

 そのほか、ダッシュやジャンプが硬直なしで発生できる新アクション「トランジション」なども追加要素として登場。これまで以上に戦略の幅が広がる新兵器やアクション要素にも注目だ。

tora_re「トランジション」使用中は、足の周りに火花が散る

bustre「ブーストウェポン」はキャラクターにちなんだ本作ならではの新兵器

 ステージの最後にはPS4版、PS Vita版それぞれの限定版の特典を紹介。PS4版には、500ページにも及ぶ冊子「Chronicle 20」やゲーム内で使用されている古代氏の楽曲の数々が収録されたサウンドトラックが付属、PS Vita版には鎌池氏の完全新作短編を収録した「とある魔術の電脳戦機ノ全テ」と、「とあるラジオの禁書目録」「とあるラジオの超電磁砲」のスタッフが再集結したラジオドラマのCD、ゲーム主題歌「Get Ready!」のフルバージョンを収録した「とある魔術の電音目録」が付属するという。

  限定版の紹介の後には、登壇者がそれぞれ挨拶。亙プロデューサーは「『バーチャロン』としても『禁書』シリーズとしても、新しいスタイルのゲームが生まれるのを目撃して欲しい。どちらのファンにもニコニコ納得していただけるような、そういう作品になってしまわざるを得ない本作を、よろしくお願いします」と熱い言葉を残し、本ステージの幕は閉じた。

 ステージで発表された情報、言葉の節々から作品にかける情熱や本気度をうかがえた『とある魔術の電脳戦機』。千木良副編集長がステージでも言っていたように、Twitterなどでも本作に期待をしているというユーザーの声は多い。その期待にきっと応えることができる、ただのコラボレーションでは終わらせないという、開発チームの“熱”が「東京ゲームショウ」を通じてひしひしと伝わってきた。「バーチャロン」と「とある魔術の禁書目録」シリーズが交差するときに起きる化学変化が、今から楽しみで仕方ない。

●電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機●
発売日:2018年2月15日発売予定
価格:PlayStation®4通常版7,990円(税別)、PlayStation®4限定版12,490円(税別)
PlayStation®Vita通常版6,990円(税別)、PlayStation®Vita限定版10,990円(税別)

(C)SEGA CHARACTER DESIGN:KATOKI HAJIME
(C)2017 鎌池和馬
キャラクターデザイン・原作イラスト/はいむらきよたか
Licensed by KADOKAWA CORPORATION ASCII MEDIA WORKS

 



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