宮野真守史上最大規模にして初のアジアツアー「MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2019 〜BLAZING!〜」 ファイナル公演【レポート】 | 超!アニメディア

宮野真守史上最大規模にして初のアジアツアー「MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2019 〜BLAZING!〜」 ファイナル公演【レポート】

昨年迎えたアーティストデビュー10周年イヤーを経て、エンターテイナーとして活躍のフィールドを更に広げ続ける宮野真守。国内外9都市14公演という宮野史上最大規模にして初のアジアツアー「MAMORU MIYANO ASIA …

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 昨年迎えたアーティストデビュー10周年イヤーを経て、エンターテイナーとして活躍のフィールドを更に広げ続ける宮野真守。国内外9都市14公演という宮野史上最大規模にして初のアジアツアー「MAMORU MIYANO ASIA LIVE TOUR 2019 〜BLAZING!〜」のファイナル公演が、9月8日(日)に横浜アリーナで開催された。「ヒーロー」をテーマとした本ライブツアーには、声優・俳優として様々なヒーローを演じてきた宮野ならではの演出とパフォーマンスが詰め込まれていた。


 会場が暗転すると同時に、LEDビジョンには炎に包まれ荒廃した惑星に降り立つヒーロー宮野の姿が映し出された。偵察中の敵に発見されるも、華麗な身のこなしで攻撃を躱し、一刀両断する宮野。彼の瞳の奥に刻まれた「BLAZING!」の文字がLEDビジョンに現れ、会場からは大きな歓声が沸き起こった。するとLEDビジョンにヒビが入り、まさに次元を超えてきたかのような演出で紅蓮の衣装を纏った宮野がステージに登場。

 “FIRE”の掛け声とともに、客席のペンライトが会場を真っ赤に染めた。オープニングナンバー「FIRE」の高速ラップが炸裂し、“I`ll do it my way”の力強い一言と同時にダンサーを引き連れ、ステージ中央へ歩き出す宮野。その様はまさに炎を操るダークヒーローといったところであろうか。続いて歌唱した「VOICE」では、ムービングステージがせり上がり、客席のテンションは一気に上昇。ダンサーたちとの息の合ったダンスと男らしいクールな表情でファンを魅了していく。さらにダンスナンバーは続き、「EGOISTIC」では剣を使ったパフォーマンスを披露。力強さと美しさを兼ね備えた剣の舞は、会場を大いに沸かせた。

 続いてLEDビジョンに大きなハートマークが出現。“ツアーファイナル、盛り上がっていこうぜ!” とシースルーの黒いブラウスを纏った宮野が勢いよくステージに登場し、「Sugar, Sugar」を披露。先ほどまでの男らしさとは一変、曲名の通り甘くとろけるような笑顔をファンに見せてくれた。さらに笑顔だけにとどまらず “Sugar, Sugar欲しい人〜!” とステージ上からマシュマロを客席にプレゼントし、会場中を優しさに包み込む。そして「Never Friends」では、まるで映画のワンシーンのような雰囲気を演出。夜の街角が映し出されたLEDビジョンをバックに、切なく憂いを感じさせる歌声が会場中に響き渡った。クール、キュート、そしてセクシー、宮野が見せる様々な表情は、宮野真守というアーティストの表現の幅広さを実感させてくれた。

 「TEAM MAMO」としてバンドメンバーとダンサーの紹介を挟んだ後、優しいピアノのメロディとともにデニムスタイルの宮野が登場。“みんなのところに行くよ!”と客席に笑顔を届けるべくトロッコで客席を回りながら歌った「POWER OF LOVE」は、ファンとの大合唱により、会場の一体感を一気に上昇させた。“盛り上がっていますか!!今日は最後まで飛ばしていくのでよろしく!”と話した後、宮野のライブでは恒例となっているバラードコーナーに突入。自らの活動は2次元、2.5次元、3次元を超えていると表現し、これからも様々な次元で活躍をしていくという宮野自身の決意表明のように「FRONTIER」を力強く歌い上げた。続いて“僕と秘密のレッスンを始めようか。”という囁きとともに今回のツアーのためによりジャジーにアレンジされた「僕のマニュアル」を披露。間奏ではコール&レスポンスをはさみ、会場をさらに盛り上げていった。さらに『NHKみんなのうた』で今年の2月・3月に放送されていた「ぼくはヒーロー」を歌唱。客席に向けてサビの振り付けをレクチャーし、ファンと一緒にとびっきりの笑顔でダンスを踊った。

 バラードコーナーの次は、こちらもお馴染みとなっているスペシャルムービーコーナー。今回はNHKみんなのうたで放送された楽曲「ぼくはヒーロー」のアニメーションを実写化したとも言える「ぼくらはヒーロー」だ。ゲストとして、ヒーローに扮した神谷浩史や小野大輔、さらに悪役として髙木俊も登場。豪華メンバーによる特撮映像に、会場からは大きな歓声と笑いが終始起きていた。

 幕間映像が終了すると、近未来的な衣装を纏った宮野が登場。「TRANSFORM」のパフォーマンスでは、大きく衣装の胸元を開いたセクシーな振り付けで、ファンの歓声を沸き起こした。さらにロックチューンの「蒼ノ翼」で会場のボルテージを一気に上げ、続く「ULTRA FLY」ではLEDビジョンにウルトラマンゼロが登場。宮野の歌声と映像のコラボレーションにより、「ウルトラゼロファイト」の名シーンが見事に再現された。

 ウルトラマンゼロの復活劇に会場中が熱く盛り上がった後に、LEDビジョン中央にはオープニングムービーの続きが映し出され、ヒーロー宮野は巨大な炎のモンスターと対峙する。するとモンスターが中央のLEDビジョンの枠を破壊し、まるで会場に本当に出現したかのごとく、LEDビジョン全体に姿を現した。モンスターを追うように「Space Travellers」のイントロとともに、オープニングムービーと同じ衣装を纏った宮野も次元を超えて再びステージに登場。LEDビジョンの中とステージを行き来してモンスターとの激闘を繰り広げる宮野の姿は、まさに次元を超えて戦うヒーローそのものだった。モンスターを撃破した後に披露された「BREAK IT!」では、会場である横浜にちなんだコール&レスポンスで、客席の一体感をさらに高めていき、つづく「Gravity」では、様々なヒーローの活躍によって訪れた平和を祝福するように、放たれた銀テープが、優しく会場に降り注いだ。

 そして宮野は“こんなに楽しい時間があってもいいのかと思うくらい、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。”とライブが終わりに近づく寂しさを感じつつも、 “見てくれるお客さんが集まって、僕らのパフォーマンスを応援してくれてるからこそ、僕はヒーローでいられる。だから、みんなは僕のヒーローです!” と語り、ヒーローだらけの無敵の空間で「EXCITING!」を熱唱。大きなミラーボールをバックに会場全てを巻き込んだダンスチューンでライブを締め括った。

 しかし、会場からはすぐさま盛大な「マモ」コールが巻き起こった。鳴り止まないアンコールを受けて、ステージに再び帰ってくる宮野。ライブという特別な時間をファンと共に過ごせる喜びと感謝の気持ちを込めて作られた新曲「アンコール」を、魂を込めて歌い上げる。LEDビジョンには今回のツアーのメイキングと客席の映像が映し出され、今日のライブが宮野1人によって作られたものではなく、会場のファンとともに作り上げられたものだということを改めて気づかせてくれた。

 “本当にこのツアーは、みんなへの感謝の思いで本当にいっぱいです。みんなの呼ぶ声があるから、僕はこのステージに戻って来られます。ツアーファイナルで、この曲を歌うことができて、本当に嬉しいです!” と客席に伝えつつも、続いて披露された「Kiss×Kiss」では、ペンライトの海を渡り、客席に愛溢れるキスの雨を降らせた。それでもなお鳴り止まない「マモ」コール。期待に応えるべく再びステージに登場すると、来年の6月6日に男性声優として初のメットライフドーム公演を開催することを発表。客席からは喜びと感動に溢れた歓声が沸き起こった。“たくさんの人の声や思いがあったからこそ、TEAM MAMOはドームに行くことができます!この歴史的な瞬間をみんなと一緒に過ごしたいです!”と自身の思いを告げ、最後は宮野らしく太陽のような笑顔で「シャイン」を歌いきった。

 宮野真守がヒーローでいられるのは、彼自身の力だけではなく、周りの人たちが与えてくれる“愛”があるからこそである。そして彼にとってライブとは、与えられた“愛”を“勇気”に変えてファンに届ける場所なのかもしれない。そんな彼が臨む初のドームライブ「宮野真守スペシャルライブ2020 in メットライフドーム」では一体どんな光景を見せてくれるのだろうか。

※画像ギャラリーはこちら。クリックすると拡大できます。

photo:上飯坂 一


9/8(日) 神奈川県・横浜アリーナ
1.FIRE
2.VOICE
3.EGOISTIC
4.Sugar, Sugar
5.Never Friends
6.POWER OF LOVE
7.FRONTIER
8.僕のマニュアル
9.ぼくはヒーロー
10.TRANSFORM(REMIX)
11.蒼ノ翼
12.ULTRA FLY
13.Space Travellers
14.BREAK IT!
15.Gravity
16.EXCITING!
EN1. アンコール
EN2. Kiss×Kiss
WEN. シャイン

<INFORMATION>
宮野真守18thシングル
表題曲:TVアニメ『虚構推理』エンディングテーマ

宮野真守スペシャルライブ2020 in メットライフドーム
2020年6月6日(土)
会場:メットライフドーム

宮野真守 公式ホームページ
http://miyanomamoru.com

《超!アニメディア編集部》
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