「ちいかわ」興収100億円突破!ファンが次作に「モモンガ編」を熱望するダークな理由とは? | 超!アニメディア

「ちいかわ」興収100億円突破!ファンが次作に「モモンガ編」を熱望するダークな理由とは?

興行収入100億円超の映画ちいかわで、モモンガ編を望む声が高まる。モモンガの異質さと身体入れ替え説が次作の謎と期待を生む。

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『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』
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興行収入100億円を超える社会現象となった『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』。世界観の広がりとともに、ファンの視線は早くも「映画第2弾」へ注がれている。その中でとりわけ大きな期待が寄せられているのが、人気キャラクター・モモンガにスポットを当てた通称「モモンガ編」だ。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』場面カット(C)ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会

映画で露呈した異質さ、仲間ではない「モモンガ」という存在

映画において、モモンガの行動は初見の観客に強いインパクトを残した。仲間が危機に瀕する局面でも食欲や所有欲を優先し、戦いを混乱させる振る舞いに対しては、SNSでも様々な反感が飛び交っている。

そんなモモンガは原作において、ちいかわやハチワレ、うさぎたちが築いているような“相互扶助”のコミュニティには最初から属していない。作中で主要キャラクターたちが一堂に会して行動する機会は限られており、同じ空間に存在していても共有している倫理観や目的は異なっている。モモンガは自らの欲望に忠実であり、周囲と調和することを目指さない。この異質な立ち位置が、映画という大舞台においてより鮮明に浮き彫りとなった。

魔女の介在と「でかつよ」の入れ替わり――作中に散りばめられた謎

ファンがモモンガを中心とした物語を熱望する背景には、原作で長年考察されている“背景“が存在する。それは、現在のモモンガが「大型の怪異(通称・でかつよ)と身体および人格が入れ替わった存在である」という説だ。

初登場時に見せた「ついにやったゾ」という反応や、モモンガを追いかけながら「返せ」と訴えるでかつよの描写など、本来の姿を奪い取った可能性を示す要素が作中には複数存在する。『ちいかわ』の世界には魔女が存在し、そうした超常的な力によって身体が入れ替わったのだとすれば、モモンガがちいかわ族の倫理観を持ち合わせていない点や、「かわいらしさ」への執着にも説明がつく。

この隠された謎こそが、作品特有の奥行きを形作っている要因と言えるだろう。

怒涛の7話連続掲載で「モモンガ編」本格化の気配が…

作者であるナガノ氏のXアカウントにて、7月27日からモモンガをメインに据えた漫画が7話連続で掲載された。

これに対し、読者の間では「ついに本格的なモモンガ編が始動するのではないか」と注目を集めることに。その後、物語はちいかわたちの日常を描く通常モードの内容へと戻ったが、一連の話の中で提示された「討伐」に関する言葉や意味深なコマ描写は、今後の波乱を予感させるに十分なものだった。

身体の入れ替わりという根本的な問題に決着がつくのか、それとも別の顛末をたどるのか。一旦の平穏を挟んだことで、読者のドキドキとワクワクはかえって高まりを見せている。

次回作への決定打となるか、ファンが待ち望む物語のゆくえ

映画の終盤で見せたモモンガの言動や余韻を残す描写は、次なる長編への布石とも受け取れる。自分勝手な振る舞いを貫くモモンガと、それを受け入れつつ共存する古本屋との関係性も含め、このキャラクターが抱える闇と歪みは、作品における未解決案件だ。

『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』モモンガ(C)ナガノ / 2026「映画ちいかわ」製作委員会

日常の愛らしさと背中合わせに存在する“不穏な世界観”こそが幅広い層を引きつける魅力であるならば、その最たる因縁に切り込む「モモンガ編」は、100億円突破という大記録を打ち立てた劇場版の次なるステップとしてまさにうってつけだろう。

原作の今後の動向とともに、アニメとしての次なる展開から目が離せない。


《竹内らんま》

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