2025年一番活躍したと思う男性声優は？内山昂輝、中村悠一、石田彰、花江夏樹、杉田智和…今年を代表する人気キャラのキャストがランクイン！【最終結果発表】

2025年もTVシリーズや劇場作品、配信オリジナルまで、数え切れないほどのアニメが登場した1年でした。作品を追いかけたり、イベントに足を運んだりしているうちに、気づけば今年も残りわずかとなりました。

アニメ！アニメ！では毎年年末の恒例企画【アニメ！アニメ！総選挙】を今年も開催。キャラクターに息を吹き込む「声優」にスポットを当てた読者アンケートを行いました。

メインキャラクターを担当したり、話題作に参加したり、舞台や朗読劇でも活躍したりと、2025年を振り返って「一番活躍したと思う声優」と、今年新たにファンになったり、個人的にオススメしたくなったりした「一番“推せた”声優」を、男女別でそれぞれで投票を募りました。
11月15日から12月17日までの間に2364人から回答がありました。男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約25パーセント、20代が約30パーセント、30代と40代がそれぞれ約15パーセントでした。

本記事では「一番活躍したと思う男性声優」の最終結果を発表します。

■2025年を彩った人気キャラのキャストが集結

第1位

1位は内山昂輝さん。支持率は約11パーセントでした。

投票の決め手として、今年印象に残ったキャラクターを挙げるコメントが多数届いています。「『怪獣8号』の鳴海弦は、ダウナーな佇まいに加えて、ギャグに振り切った演技も披露。戦闘シーンでは一転して凛々しく、頼れる隊長ぶりを見せつけてくれました」や「現在放送中の『ワンダンス』のカボ役では、吃音症という難しい役に挑んでいて、毎週胸を打たれています」、「『怪獣8号』ではヒーロー、『僕のヒーローアカデミア』ではヴィランという、正反対のキャラを演じられるすごさ。とくに『ヒロアカ』の死柄木弔は、繊細なお芝居が光っていて、独特な深みがありました」。

また「『夢中さ、きみに。』の江間譲二、『SAKAMOTO DAYS』の楽、『羅小黒戦記』のディーティン……。好きなキャラを思い浮かべたらキリがありません。キャストに“内山昂輝”という名前があるだけで作品を観ようと思える声と演技力の持ち主で、私の日々の活力になっています」と、内山さんをきっかけに作品との出会いが増えたという読者も。さらに「『ディズニーツイステッドワンダーランド』のイデア・シュラウドは3Dライブも素晴らしかった！」と、アニメ以外での活躍を評価するファンもいました。

第2位

2位は中村悠一さん。支持率は約10パーセントでした。

読者からはテレビ、映画、ゲームなど、幅広いメディアで活躍したことがわかる声が寄せられました。「『出禁のモグラ』の百暗桃弓木が本当に良かったです。普段はおちゃらけているけれど、人間ではない存在ならではの不気味さもにじませていて、そのバランスにうなりました」や「『呪術廻戦懐玉・玉折』の五条悟を劇場で鑑賞して、また涙。『鬼滅の刃』では慶蔵を演じるというサプライズも嬉しかった。今年もいろいろなキャラを楽しませてもらいました」、「『原神』のフリンズは、息継ぎ一つまで魅せられました。中村さんがゲーマーということもあり、キャラクターの解釈も深いのだと思っています」。

さらに「CMやテレビドラマでナレーションを担当。YouTubeの配信もありますし、アニメファンでなくても声を知っているという人は多いはず」や「音楽朗読劇『READING HIGH 『ONE ～The last of 新選組～』を生で観て感激しました。群馬県では子どもの夢を応援する事業の一環としてトークショーを行うなど、活動の広がりに注目しています」と、イベントなどに言及した読者も多かったです。

第3位

3位は石田彰さん。支持率は約9パーセントで、トップ3は「“推せた”声優」の結果と同じ面々が並びました。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編第一章猗窩座再来』の猗窩座／狛治に圧倒されたという読者が多数。「鬼の猗窩座と人間の狛治という、同一人物でありながら異なる存在を演じ分ける力が唯一無二！狛治の少年期から青年期への成長も自然で、狂気や歓喜、悲壮や愛まで、あらゆる感情に心を持っていかれた」。

「今年は『らんま1/2』では五寸釘光、『Re:ゼロから始める異世界生活』ではレグルスと、非常にクセが強いキャラクターも演じていて、まさに変幻自在です」や「『新世紀エヴァンゲリオン』の30周年を記念した『最後のシ者渚カヲル展』の録り下ろしボイスに感激したし、『月1エヴァ』の再上映でカヲル君にまた会えました」と、世代の異なる作品で存在感が光りました。
そのほか「大阪・関西万博のオンライン版では、石田彰さんが日本館のナレーションを担当。みきくらのかいの朗読劇『夜曲～放火魔ツトムの優しい夜～』にも魅了された」や「今年はマクドナルドとモスバーガーの両方で、CMを担当していてビックリ」と、作品外のトピックも充実していました。

続いて4位の花江夏樹さんには「『鬼滅の刃』の竈門炭治郎は言うまでもなく、『チェンソーマンレゼ篇』のビームや『ダンダダン』のオカルン、『SAKAMOTO DAYS』の南雲など、性格や雰囲気の異なるキャラクターを演じていて、とても心に残りました。さらにご自身のYouTubeチャンネルにも出演するなど、多忙を極めた一年だったのではないでしょうか」や「『鬼滅の刃』の舞台挨拶では国内だけでなく海外にも登壇。さらに『月刊少年マガジン』50周年記念PVでラップを披露していて、表現のフィールドがすごい！」。

5位の杉田智和さんには「圧倒的な出演本数！さらに『銀魂』の坂田銀時はスピンオフだけでなく来年の映画が決定。新規タイトルでは『SAKAMOTO DAYS』の坂本太郎で主演を務めるなど、これからも変わらず活躍することを示す一年だったと思います」や「主演作はもちろんゲスト出演した作品も多く、どれも杉田さんにしかできない演技が光っていました。個人的には『九龍ジェネリックロマンス』の工藤発で新しい杉田さんを感じられました」、「『ちいかわ』でポシェットの鎧さんが出てくると、ハッピーな気分で会社に向かえます」といった声がありました。

今回のアンケートでは、記憶に残るキャラクターを演じたことはもちろん、出演作の多さや役柄の幅広さ、ナレーション、朗読劇、イベント出演など、アニメ以外の場での活躍も含め、さまざまな理由から票が集まりました。投票・コメントをお寄せいただいた皆さま、ありがとうございました。

次回は「一番活躍したと思う女性声優」の結果を発表します。