2025年11月14日21時から「金曜ロードショー」にて、細田守監督作品『バケモノの子』を本編ノーカット放送。こちらでは、あらすじやキャストなどをまとめて紹介する。
あらすじ
この世界には人間の世界とは別に、もうひとつ「バケモノ」たちがすむ世界がある。バケモノの世界では10万を統べる宗師(そうし)が、引退して神様に転生する事を宣言し、後継者を二人の候補から選ぼうとしていた。一人は人望も厚く品性も備えた猪王山(いおうぜん)、もう一人は腕っ節は強いが粗暴で弟子のひとりもいない熊徹(くまてつ)である。
父親が家を出てしまい、事故で母を亡くし一人ぼっちになってしまった9歳の少年・蓮(れん)は、弟子を求めて人間の世界に来ていた熊徹に出会った。強さがほしい蓮は、熊徹の後を追い「バケモノ」たちのすむ世界に行き、九太(きゅうた)という新しい名前で熊徹の弟子となる。

二人は奇妙な共同生活と修行の中で、互いに成長し、いつしか本当の親子のような絆が芽生え始めるのだった。やがて九太が逞しい青年となったある日、人間の世界へ戻った九太は、高校生の少女・楓(かえで)に出会う。新しい世界や価値観を教えてくれる楓との出会いによって、九太は自身が本当に生きるべき世界を模索し始める。そんな時、熊徹は、新しい宗師の座をかけて、猪王山と闘う。猪王山を倒した熊徹だったが、父親の敗北を認められなかった猪王山の息子・一郎彦(いちろうひこ)が心の闇に取り込まれ暴走。バケモノの世界と人間の世界の2つの世界が危機に陥る――
放送情報
2025年11月14日 21時~23時24分
日本テレビ「金曜ロードショー」にて放送
キャスト
九太:宮崎あおい※(少年期)/染谷将太(青年期)
熊徹:役所広司
楓:広瀬すず
多々良:大泉洋
百秋坊:リリー・フランキー
宗師:津川雅彦
猪王山:山路和弘
一郎彦:黒木華(少年期)/宮野真守(青年期)
二郎丸:大野百花(少年期)/山口勝平(青年期)
チコ:諸星すみれ
九太の父:長塚圭史
九太の母:麻生久美子
※崎はたつさき
スタッフ
監督・脚本・原作:細田守
作画監督:山下高明
キャラクターデザイン:Jin Kim 上杉忠弘
CGディレクター:堀部 亮 下澤洋平 川村 泰
美術監督:池 信孝 大久保錦一 瀧野 薫
色彩設計:三笠 修 撮影監督:斉藤亜規子
音楽:岩崎太整
登場キャラクター
九太(声:宮崎あおい※/染谷将太<青年期>)

9歳のとき、ある事をきっかけに両親と離ればなれになってしまった少年。どこにも行き場がなく【渋谷】の路地裏を彷徨っていたとき、熊徹と偶然出会う。強さを求め、嫌々ながらも熊徹の弟子となり、バケモノの世界【渋天街】へ行くことを決意する。
※崎はたつさき
熊徹(声:役所広司)

九太の師匠。【渋天街】で一二を争う最強のバケモノで、次の宗師候補の1人。宗師になるには弟子がいることが条件なのだが、熊徹が粗暴な性格で品格のカケラも無いため、誰も弟子にはなりたがらない。ところが、身寄りのない九太を引き取り、バケモノ界ではご法度の人間を弟子にしてしまう。
楓(声:広瀬すず)

【渋谷】にある進学校に通う女子高校生。九太と図書館で出会い、一え緒に勉強をする。楓は、読み書きを教えてもらっている九太にとって、人間界での師匠のような存在。
多々良(声:大泉洋)

老けた猿顔のバケモノで、熊徹の悪友。頭の切れる、口の悪い皮肉屋。人間のくせに熊徹の弟子となった九太に冷たい態度で接する。
百秋坊(声:リリー・フランキー)

瘦せた豚顔のバケモノで、熊徹の悪友。聡明で、誰にでも優しく接する僧侶。熊徹との師弟関係に悩む九太に助言を与える。
宗師(声:津川雅彦)

【渋天街】にすむ10万を超えるバケモノを長年束ねてきた長老。引退して神様に転生すると宣言。新たな宗師となる、強さ、品格とも一流のバケモノを探している。
猪王山(声:山路和弘)

【渋天街】の誰もが、強さ、品格ともに一流と認めるバケモノ。数多くの弟子をもち、次期宗師の最有力候補。一郎彦と二郎丸の父親
一郎彦(声:黒木華<少年期>/宮野真守<青年期>)

猪王山の長男。親ゆずりの強さ・品格をもち、父のような立派な剣士になることを夢見ている。
二郎丸(声:大野百花<少年期>/山口勝平<青年期>)

猪王山の次男。強いものに憧れ、父と兄を自慢に思っている。天真爛漫で、無類の食いしん坊。
関連動画
(C)2015 THE BOY AND THE BEAST FILM PARTNERS












