TVアニメ『呪術廻戦』の第3期「死滅回游 前編」が、2026年1月8日より毎週木曜深夜0時26分から全国同時放送されることがわかった。これに伴いティザービジュアルが公開。この「死滅回游 前編」より本格参戦となる禪院直哉役を遊佐浩二が務めることも明らかになり、キャラクター特別映像もお披露目された。
『呪術廻戦』は、人間の負の感情から生まれる呪いとそれを呪術で祓う呪術師との闘いを描く、芥見下々によるダークファンタジーマンガだ。集英社「週刊少年ジャンプ」にて2018年3月から連載が開始され、2024年9月に6年半にわたり連載された物語が完結を迎えた。コミックスのシリーズ累計発行部数は、デジタル版を含め1億部を突破する。2025年9月より、芥見の原作、岩崎優次の作画による近未来スピンオフ『呪術廻戦≡(モジュロ)』の短期集中連載が行われている。
これを原作とするTVアニメは、2020年に毎日放送・TBS系列にてスタートした。2023年に第2期「懐玉・玉折/渋谷事変」が放送され、続編となる第3期「死滅回游 前編」は2026年1月より放送されることが伝えられていた。その放送に先立ち、「懐玉・玉折」が劇場版総集編として2025年5月に上映され、さらに10月17日からは全世界興行収入265億円の大ヒットを記録した『劇場版 呪術廻戦 0』の復活上映が始まった。
第3期を前に、作中史上最大の激闘となった「渋谷事変」を特別編集版として初上映し、「死滅回游 前編」の第1話・第2話を世界初公開する『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』も11月7日より公開がスタート。『呪術廻戦』の世界を時系列で廻っていく劇場版の展開も大きな盛り上がりを見せている。
このたびその第3期「死滅回游 前編」が、2026年1月8日より毎週木曜深夜0時26分からMBS/TBS系28 局“スーパーアニメイズム TURBO”枠にて全国同時放送されることがわかった。
発表に伴い公開されたビジュアルでは、死刑執行を任命された特級術師・乙骨憂太と対峙する虎杖悠仁の姿が描かれている。冷酷な表情で刃を向ける乙骨と、それに必死に抗う虎杖。五条悟という同じ師を持つ2人の死闘を映し出したビジュアルに緊張感が走る。

さらに、「死滅回游 前編」より本格参戦となる禪院家26代目当主・禪院直毘人の息子で、真希・真依の従兄弟である禪院直哉を遊佐浩二が演じることも明らかになった。遊佐は禪院直哉を演じると決まった時の気持ちや意気込みとして、「オーディションというのは受かるのが稀な行事です(笑)。受かったことも嬉しいですが、なかなかないインパクトを持った役ですので余計に嬉しいです。一生懸命演じさせていただきます」とのコメントを寄せている。
さらに、劇場版の公開を記念するキャラクター特別映像の第6弾として、この禪院直哉の活躍を切り取ったキャラクター映像もお披露目された。圧倒的なスピードを誇る直哉の戦闘が垣間見える。原作の中でも高い人気を誇る禪院直哉、その圧巻の戦いぶりは『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』でイチ早く確認できる。ぜひ、大スクリーンで堪能してみたい。
そして、『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』が海外で大規模公開されることも決定した。日本を含む、世界70の地域で上映されることになる。日本のみならず、海外でも大きな盛り上がりを見せる『呪術廻戦』から今後も目が離せない。
TVアニメ『呪術廻戦』の第3期「死滅回游 前編」は、2026年1月8日より毎週木曜深夜0時26分からMBS/TBS系28 局“スーパーアニメイズム TURBO”枠にて全国同時放送される。
<以下、インタビュー全文掲載>
禪院直哉役:遊佐浩二

遊佐:オーディションというのは受かるのが稀な行事です(笑)受かったことも嬉しいですが、なかなかないインパクトを持った役ですので余計に嬉しいです。一生懸命演じさせていただきます。
―禪院直哉はどなたが声を務めるのかSNSでも話題になっていましたが、その反響はどのように受け止めておられましたか?
遊佐:期待度の高い作品ですし、皆さんの期待度が高まれば高まるほど、僕の緊張感は高まっています。いっそのこと予告映像などで声を出してくれれば気が楽でした(笑)
―禪院直哉はどのような人物だと思いますか?
遊佐:あそこまで正直に生きられたら気持ちいいんでしょうね(笑)そういうところが人気(?)なのかもしれません。でも友達にはなれないと思います。(笑)あまり共感はできません(笑)
―共感できないキャラクターを演じるにあたり、そのキャラクターへの向き合い方はどのようにされているのでしょうか?
遊佐:役は役として割り切っています。その役の人間ならどうするかを客観的に見ます。自分自身が出てしまうと役からは離れてしまいますので。(直哉)は個人的には原作の表紙にしていいのかな?なんで人気があるのかな?という疑問も湧いたんですが(笑)言いたいことを遠慮なく言う傍若無人なところが逆に評価されているのかもしれません。「死んだらええねん」なんてなかなか言う機会ないですから。(笑)
―アフレコ時のエピソードやディレクションで印象に残っていることはありますか?
遊佐:はじめは強烈な表現をガシガシ強めに言っていたら、事もなげに言ってくださいとディレクションを受けたので、彼にとっては当たり前で何でもないことなんだと捉えました。音としては文字面よりは少し大人しく聞こえるかもしれませんが、中身を噛んで含んで聞いていただくとやっぱりひどいことを言っています。(笑)
―『呪術廻戦』の魅力はどのようなところにあると思われますか?
遊佐:魅力というか気になる点でいうと、宿儺と虎杖がどう向き合っていくのかが一番気になります。魅力としては色々なキャラクターがそれぞれのバックボーンを持っている。ただ「強い」だけではなく悩みや優しさも描かれているところですね。伏黒くんやナナミン、いい人が多いですね。直哉と違って(笑)
―原作を読まれていて個人的にお好きなところなどありますでしょうか。
遊佐:個人的にパンダが気になります。原作を拝見する前、過去のハイブランドとのコラボでパンダが出てきていたりしたので、どんな重要なキャラなんだ!?と思っていたら普通に当たり前のように出てきてずっと(最後まで)いるという存在が非常に不思議でした。
―『劇場版 呪術廻戦「渋谷事変 特別編集版」×「死滅回游 先行上映」』の見どころや今後の第3期「死滅回游 前編」の展開で注目してほしい部分を教えてください。
遊佐:皆様が気になっていたであろう「渋谷事変」のその後のお話が描かれますので楽しんでいただければと思います。禪院家についても、漫画で読んでいただくより陰湿な息苦しい雰囲気を感じていただきたいと思います。
TVアニメ第3期「死滅回游 前編」
2026年1月8日より毎週木曜深夜0時26分~
MBS/TBS 系28 局”スーパーアニメイズム TURBO”枠にて全国同時放送開始!
<原作>
「呪術廻戦」芥見下々(集英社ジャンプコミックス刊)
<CAST>
榎木淳弥 内田雄馬 浪川大輔 緒方恵美
<STAFF>
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン :矢島陽介・丹羽弘美
副監督:高田陽介
美術監督:東 潤一
色彩設計:松島英子
CGI プロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:志賀健太郎(モンスターズエッグ)
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳 圭介,ACE
音楽:照井順政
音楽プロデューサー:小林健樹
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作:MAPPA
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会







