凛として時雨 「グノーシア」ED「Loo% Who%」、「PSYCHO-PASS サイコパス」も披露した最新ライブレポートと待望の対バンイベント開催情報到着! | 超!アニメディア

凛として時雨 「グノーシア」ED「Loo% Who%」、「PSYCHO-PASS サイコパス」も披露した最新ライブレポートと待望の対バンイベント開催情報到着!

「失神躰 TOUR 2025」ツアーを敢行中のロックバンド「凛として時雨」が、2026年3月に対バンイベント「トキニ雨#17」を開催。そのライブの模様もレポート。

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Photo by Takayuki Okada
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「失神躰 TOUR 2025」ツアーを敢行中のロックバンド「凛として時雨」が、2026年3月に対バンイベント「トキニ雨#17」を開催することを発表しました。2023年以来、約3年ぶりの開催となる今回は、4都市5公演で実施されます。

3月8日のZepp Haneda公演にはキタニタツヤ、3月15日のZepp Fukuoka公演には9mm Parabellum Bullet、3月21日のZepp Nagoya公演には-真天地開闢集団-ジグザグ、3月22日のZepp Osaka Bayside公演には[Alexandros]、そして3月26日のファイナル公演にはクリープハイプがゲストとして参加します。

凛として時雨は現在、TVアニメ「グノーシア」のエンディングテーマ「Loo% Who%」を収録したNEW EP「Lost God of SASORI」を10月22日にリリース。「失神躰 TOUR 2025」ツアーは、12月27日に12年ぶりとなる日本武道館単独公演「Tornado in Budokan」をファイナルに据え開催中です。今回、11月3日Zepp Hanedaで行われたライブレポートが到着しました。

2025.11.3 凛として時雨@Zepp Haneda「失神躰 TOUR 2025」レポート

Photo by Takayuki Okada

11月3日、凛として時雨が「失神蠍 TOUR 2025」の東京公演をZepp Hanedaで開催した。10月から放送中のアニメ『グノーシア』のエンディングテーマに起用されている「Loo% Who%」を含む4曲入りのEP『Lost God of SASORI』を10月22日にリリースし、10月30日の札幌ペニーレーン24からスタートしたツアーは全10公演。今年は3月に初の中国ツアーを開催したものの、国内でのツアーは1年以上ぶりということもあり、オーディエンスの熱量は非常に高かったが、3人はその期待値をも上回るような圧巻のライブを披露してくれた。

Photo by Takayuki Okada

ライブの定番曲やインディーズ時代のレア曲、縁の深いアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』の関連曲など、新旧を問わない濃密な16曲を演奏。シアトリカルな赤い照明の中で披露された、今回のツアーのテーマ曲とも言うべき「Sa.SO.RI.」は、TKのテクニカルなギター、345の重心の低いベース、ピエール中野のパワフルなドラムが絡み合い、クライマックスのような盛り上がりを見せる。TKの「寒くなってきましたが、ここはホットになってますか?」という呼びかけにフロアが熱狂的な反応を示したりと、終始テンション高めに進行していき、ステージから投げつけられる音の塊はまさに失神級の威力だ。そんな中、重厚なミドルチューンの「sick mind B rain」や、345の浮遊感のあるボーカルとTKのディレイを駆使したギターが幻想的な雰囲気を作り出す「Black Sparkle」といった『Lost God of SASARI』の収録曲がいいアクセントにもなっていた。

Photo by Takayuki Okada

ピエール中野が「ここから爆上がりの曲が来ますんで、楽しむ準備できてますか?本気を見せてくれ!」というMCでオーディエンスを煽り、アグレッシブな曲を次々に畳み掛けたかと思えば、345がひさしぶりのツアーに対する喜びを語り、「またこうやってライブ会場で会えるといいですね」と感謝を伝え、温かな拍手が起こる場面も。そして、この日のライブのハイライトになったのが「Loo% Who%」だ。凛として時雨がアニメのエンディングテーマを担当するのはこの曲が初めてだが、曲調はまるでオープニングテーマのような勢いがあり、タイムリープものの内容にあわせてループを軸としつつ、複雑な展開が聴き手を異次元に連れていくようなこの曲は、ライブでもオーディエンスを興奮の坩堝へと誘っていった。その演奏の凄みは他に類を見ず、20年以上のキャリアを誇りながら、常に最高地点を更新するバンドの現在地を強く感じさせるものだった。

今回のツアーのファイナルにあたる12月27日は凛として時雨にとって実に12年ぶりとなる日本武道館での単独公演。「Tornado in Budokan」というタイトルがつけられ、この日ならではの特別な曲も披露されるのか、期待が高まる。さらに、来年3月には約3年ぶりとなる自主企画対バンツアー「トキニ雨」の開催も決定。キタニタツヤ、9mm Parabellum Bullet、-真天地開闢集団-ジグザグ、[Alexandros]、クリープハイプという強力な対バン相手が揃い、どんな科学反応が生まれるのか。「失神蠍 TOUR 2025」を経て、さらなる進化を遂げた凛として時雨のステージから目が離せない。
記事:金子厚武

凛として時雨 「トキニ雨#17」
▼東京
2026年3月8日(日)
OPEN 17:00/START 18:00
Zepp Haneda(TOKYO)
GUEST:キタニタツヤ

▼福岡
2026年3月15日(日)
OPEN 17:00/START 18:00
Zepp Fukuoka
GUEST:9mm Parabellum Bullet

▼愛知
2026年3月21日(土)
OPEN 17:00/START 18:00
Zepp Nagoya
GUEST:-真天地開闢集団-ジグザグ

▼大阪
2026年3月22日(日)
OPEN 17:00/START 18:00
Zepp Osaka Bayside
GUEST:[Alexandros]

▼東京
2026年3月26日(木)
OPEN 18:00/START 19:00
Zepp Haneda(TOKYO)
GUEST:クリープハイプ

[TICKETS]
1Fスタンディング¥6,500(税込/D別)※整理番号順入場
2F指定席 ¥8,000(税込/D別)
※未就学児童入場不可(小学生以上入場可、ご入場される全ての方にチケットが必要)

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