2025年11月7日21時から「金曜ロードショー」にて、細田守監督作品『おおかみこどもの雨と雪』を本編ノーカット放送。こちらでは、あらすじやキャストなどをまとめて紹介する。
あらすじ
両親を亡くし、アルバイトをしながら大学に通っている花は、ある日授業を受けに来ていた青年と運命的な恋に落ちる。しかし、彼はニホンオオカミの末裔の“おおかみおとこ”だった。花は秘密を含めて彼のことを受け止め、程なくして2人の間に長女の雪が誕生。つつましくも幸せな生活が続くかと思われたが、弟の雨が生まれた直後、彼は命を落としてしまう。

感情が高ぶるとおおかみになってしまう“おおかみこども”の育児に挑む花は、子どもたちが将来「人間か、おおかみか」どちらを選ぶこともできるように、人里離れた山奥へと引っ越す。ボロボロの古民家を自力で修繕し、節約のために自給自足を試みるが、思うようにはいかなかった。

途方に暮れる花に手を差し伸べたのは、近所に住む老人・韮崎。厳しいながらも、農業の基本を根気強く教えてくれた韮崎のおかげで、畑には豊かな実りが。里の人たちとも繋がり感謝の気持ちを感じる一方で、子どもたちには「人間とおおかみ、どちらとして生きていくか」という決断の時が迫っていたーー。
放送情報
2025年11月7日 よる21時~23時24分
日本テレビ「金曜ロードショー」にて放送
キャスト
花:宮崎あおい(※)
彼(おおかみおとこ):大沢たかお
雪:黒木華(少女期)、大野百花(幼年期)
雨:西井幸人(少年期)、加部亜門(幼年期)
韮崎:菅原文太
草平:平岡拓真
草平の母:林原めぐみ
田辺先生:染谷将太
土肥の奥さん:谷村美月
堀田の奥さん:麻生久美子
韮崎のおばさん:片岡富枝
細川:中村正
山岡:大木民夫
※「崎」の正式表記は「たつさき」
スタッフ
監督・脚本・原作:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクターデザイン:貞本義行
作画監督:山下高明
美術監督:大野広司
CGディレクター:堀部亮
衣装:伊賀大介
色彩設計:三笠修
美術設定:上條安里
劇中画:森本千絵
登場キャラクター
花(宮崎あおい※)

父子家庭で育つが、高校生の時に父を病気で亡くし、ひとりぼっちに。大学に通っていたある日、彼(おおかみおとこ)と出会い人生が大きく変わっていく。おおかみおとことの間に生まれた雪と雨を優しく見守り、気丈に育てる。
※「崎」の正式表記は「たつさき」
彼<おおかみおとこ>(大沢たかお)

運送ドライバーとして働きながら、花の大学の講義に忍び込んでいた青年。実は約100年前に絶滅したとされるニホンオオカミの末裔。オオカミとヒトが混ざり合い、その血を受け継ぐ最後の存在。
雪(黒木華:少女期、大野百花:幼年期)

雪の日に生まれたことから「雪」と名付けられた。蛇を捕まえてはしゃぐような活発な女の子だが、小学校へ入るとおしとやかに振る舞うようになる。
雨(西井幸人:少年期、加部亜門:幼年期)

雨の日に生まれたことから名前は「雨」。赤ん坊の頃は毎晩夜泣きをして花を困らせた、おとなしく気弱な男の子。成長するにつれて、おおかみとしての本能に目覚めていく。
韮崎(菅原文太)

都会から田舎に引っ越してきた花の近所に住む農家の老爺。ぶっきらぼうでとっつきにくいが、農業をはじめ失敗を繰り返す花に、あれこれ教えて手助けをする。
草平(平岡拓真)
雪が4年生の時に転校してきた男の子。明るい性格で、すぐにクラスの人気者になる。雪への何気ない一言によって、おおかみの姿に変身した雪に傷つけられてしまう。
草平の母(林原めぐみ)
母子家庭で草平を育てている。愛情を一身に注いだ草平が雪に怪我をさせられたことで、花をひどく叱責する。
田辺先生(染谷将太)
雪の小学校の担任。雪が草平を怪我させてしまったことをクラスのみんなにどう説明したらよいのか悩む真面目な先生。
土肥の奥さん(谷村美月)
花の近所に暮らす、母親のひとり。子供を保育園に預けて、働きながら育てることの大変さを花に教えてくれる。
堀田の奥さん(麻生久美子)
花の近所に暮らす、母親のひとり。最初は花のことを近所付き合いしない人かと思っていたが、そうではないことが分かり友達になる。
韮崎のおばさん(片岡富枝)
韮崎の娘。強面な韮崎とは違い、明るく人懐っこい性格で、何かと花のことを気遣ってくれる。
細川(中村正)
韮崎同様、花の近所に住む農家の主人。花に農業の「い・ろ・は」を教えてくれる気の良いおじさん。
山岡(大木民夫)
細川と一緒に花にいろいろ教えてくれる近所の農家の主人。細川と野菜の栽培の仕方で意見の相違はあるが、実はとても仲がいい。
関連動画
(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会














