ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作となる映画『ズートピア2』が、2025年12月5日より劇場公開される。このたび本作より、物語の謎に関わってくる新たな仲間たちの日本版声優が明らかになった。US本国のオーディションを経て、高嶋政宏(高は「はしごだか」)、柄本明、熊元プロレス、ジャンボたかお、高木渉、梅沢富美男らが出演する。

2016年に公開された前作『ズートピア』は、動物たちが人間のように暮らし、誰もが何にでもなれる楽園「ズートピア」を舞台に描かれた、ドラマチックでミステリアスな物語、ユニークで多彩なキャラクター、そして現代社会に通じる深いメッセージが”もふもふなのに深い“と社会現象を巻き起こした。
ディズニー・アニメーション作品としては『アナと雪の女王』以来、初めて世界興行収入が10億ドル、日本円にして1,519億(1ドル151.9円計算 ※10/28時点)を突破し、日本でも興行収入76億円超えの大ヒットを記録した。現在も各種映画レビューサイトでディズニー・アニメーション史上最高評価を保持するなど、名実ともに高い人気を誇る。
その待望のシリーズ最新作となる『ズートピア2』では、頑張り屋なウサギ初の警察官・ジュディと皮肉屋だけど根は優しいキツネのニックが憧れだった捜査官のバディとして様々な事件に挑むある日、100年ぶりに街にヘビが現れたことをきっかけに、ズートピア誕生の裏に隠された驚くべき秘密が明かされる。謎のヘビ・ゲイリーの目的は。そして、彼らが姿を消した理由とは。ズートピア最大の謎を前に、正反対なジュディとニックの絆が試される。
キャストには前作に続き、世界をよりよくする夢を持つ、前向きで頑張り屋なウサギの警官・ジュディ役で上戸彩、詐欺師の過去を持つ、皮肉屋だけど根はやさしいキツネの相棒・ニック役として森川智之が続投する。さらに、ズートピアの謎の鍵を握る陽気でおしゃべりなヘビの指名手配犯・ゲイリー役は声優の下野紘が務め、ズートピアの創設者一族でオオヤマネコの御曹司・パウバート役には山田涼介が抜擢されるなど続々と新たな情報が発表され、連日SNSを中心に大きな話題を呼んでいる。
このたび、そんな本作の謎に関わってくる新たな仲間たちの日本版声優が明らかになった。US本国のオーディションを経て、様々な動物が共に暮らすズートピアらしいバラエティ豊かな実力派の声優陣が出そろった。
俳優から政治家に転身しカリスマ性で人々を魅了する馬の市長ウィンドダンサー役は、俳優の高嶋政宏が務める。高嶋は「前作『ズートピア』を観た時に、なんて深い作品なんだろうと感動したので、オーディションの声がかった時はむちゃくちゃ嬉しかったですね。受かった時はもう大興奮でした!」と、出演にあたり興奮気味に喜びを語る。自身が演じるキャラクターについては「馬が好きなので、自分がいつも乗馬している最中の馬との語らいの声や馬のいななきをアフレコする時に入れすぎちゃって、監督に「ちょっと、馬感を減らしてください」と言われたこともありました(笑)」と、馬好きな高嶋ならではの収録時のエピソードを明かした。
「ズートピアには爬虫類がなぜいないのか?」という本作最大の謎のカギを握るヘビ・ゲイリーの手がかりを知る重要な役どころで、ズートピアに隠れ住むトカゲの重鎮ヘイスース役は俳優の柄本明に決まった。
今回がディズニー作品初参加となる柄本は、幼いころにディズニー作品にも触れていたと話し、その魅力について「やっぱり絵や動きが可愛らしいですよね。そういったものを見ると笑顔になるんじゃないでしょうか」と語る。今回アフレコをした際の自身の声については「声優のお仕事はそこまでたくさんやっていませんから、どんな風に感じられたか逆に聞きたいですね」と、観客の反応を楽しみにしているとコメントを寄せている。
そんな謎多きゲイリーを逃がしてしまったジュディたちを追いつめる、実直な腕利きのイノシシ・ホグボトム警部役には、お笑いコンビ・紅しょうがの熊元プロレスが配された。熊元は「母親がディズニーが大好きで、家もディズニーランドのようにしてくれていていました。私は一人っ子なので(母には)ミニーマウスのように可愛く育てられました」と幼い頃の思い出を振り返る。
今回演じたホグボトム警部とは共通点があるそうで「共通点は迫力ですかね(笑)。最初は何で私なんだろう?と思っていたんですけど。私のことを知ってくれたうえで選んでくれたのかな?と思うくらいに通じるものがあったので嬉しかったです」と喜びをにじませた。
ズートピアに隠された秘密の場所へ案内をする、おおらかで頼れるセイウチの船長ラス役は、お笑いコンビ・レインボーのジャンボたかおが演じる。「ディズニー作品は面白いのはもちろんですが、ちゃんと大笑いできるのが本当にすごいと思います。世界にはいろんな笑いがあると思いますが、世界中の子供や大人たちを大笑いさせているのが、めっちゃすごいなと思います」と、芸人目線でその魅了を語る。
また、自身が演じるキャラクターについては「ほぼ“ジャンボ”と言っていいんじゃないですかね。水の中から“俺が出てきた”と思って、スタッフさんにこれは僕ですと伝えました」と述べ、初参加となるディズニー作品でのアフレコ時も「震えるぐらいしっくりきました。子供の時からやっていたような気がするくらい、信じられないぐらいスムーズにラスの声が出ました」とのキャラクターとのシンクロ度合を明かした。
また犯罪組織のボスのアリクイ・アントニー役は、声優の高木渉が担当する。高木はディズニー作品では『カールじいさんの空飛ぶ家』のガンマ役などで出演しているが、前作『ズートピア』は一観客として楽しんだと話す。その魅力については「とにかく絵が素敵で引き込まれます。物語と音楽もいいし、本当に続編に出られて嬉しかったです」と、本作に出演できる喜びを語った。
そして、先日発表となった山田涼介が演じるパウバートの父でもあり、ズートピア創設者一族の長として街で絶大な権力を握るオオヤマネコの実業家ミルトン・リンクスリー役には、俳優の梅沢富美男が選ばれた。
梅沢は本作で人生初のオーディションを経験したと明かし「ウキウキしながら声を入れて、本国の方にOKもらった時はもう天にも昇るような気持ちでした!初めて役者になろうと思い、頑張って舞台に立った時のような気持ちに戻りました!」とその喜びを存分に語る。また自身の役どころとの共通点を聞かれると「詳しいことは言えないのですが、ただ一つ言えるとしたら、とっても優しいお父さんなところです」と、息子であるパウバートともどう絡むのかという家族の物語への期待感を煽った。
あわせて、新たに発表された日本版声優陣の特別映像もお披露目された。各キャラクターの要素を取り入れた特別衣装を身にまとい、キュートなポーズやユニークな表情まで様々な顔が観られるユーモアあふれる仕上がりだ。新たなキャラクターたちはどのような活躍を見せてくれるのだろうか。豪華日本版声優陣の出演にますます期待が高まる。
ディズニー・アニメーション・スタジオの最新作となる映画『ズートピア2』は、2025年12月5日より劇場公開される。
映画『ズートピア2』
2025年12月5日(金)劇場公開!
原題:Zootopia2 /全米公開:2025年11月26日/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
監督:ジャレド・ブッシュ(「ズートピア」、「モアナと伝説の海2」)
バイロン・ハワード(「ズートピア」、「塔の上のラプンツェル」)
オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード
日本版声優:上戸彩、森川智之、下野紘、山田涼介、梅沢富美男、三宅健太、Dream Ami、高嶋政宏(高は「はしごだか」)、柄本明、高橋茂雄(サバンナ)、熊元プロレス(紅しょうが)、高木渉、山路和弘、ジャンボたかお(レインボー)
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