「ゴールデンカムイ 札幌ビール工場編」動員20万人突破ッ!! 前後編一気見者が続出!? 後編舞台挨拶レポも到着「“鶴見劇場”を楽しんでください」 | 超!アニメディア

「ゴールデンカムイ 札幌ビール工場編」動員20万人突破ッ!! 前後編一気見者が続出!? 後編舞台挨拶レポも到着「“鶴見劇場”を楽しんでください」

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】」が2025年10月10日より公開され、3週目にもかかわらず10月24日〜26日の週末動員数が前週比109%を記録したことがわかった。加えて、11月2日に行われた後編の公開記念舞台挨拶のオフィシャルレポートも到…

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「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】」が2025年10月10日より公開され、3週目にもかかわらず10月24日~26日の週末動員数が前週比109%を記録したことがわかった。加えて、11月2日に行われた後編の公開記念舞台挨拶のオフィシャルレポートも到着した。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】」メインビジュアル(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

『ゴールデンカムイ』は、「週刊ヤングジャンプ」にて連載された野田サトルによる大ヒットマンガを原作とするTVアニメだ。「不死身の杉元」の異名を持つ日露戦争の英雄・杉元佐一とその相棒となったアイヌの少女・アシ(リ)パを中心に、アイヌから奪われた金塊を巡る生存競争サバイバルを描く。
「マンガ大賞2016」第1位や「第22回手塚治虫文化賞」マンガ大賞など数多くの賞に輝い、コミックスは全31巻でシリーズ累計3,000万部を突破する。実写版の映画やドラマも大ヒットし、連載完結後もその勢いはとどまることを知らない。

TVアニメは2018年4月より放送された第1期を皮切りにシリーズ展開しており、最終章は2026年1月からの放送が決定している。

■興行収入&動員数も好スタート!

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編」はそのTVアニメ放送に先駆け、最終章の序章を前後編の二部作で公開するもの。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】」は、10月26日までに累計動員135,742名、累計興行収入225,603,640円を突破。さらに、公開3週目にもかかわらず、10月24日~26日の週末動員は前週比109%を記録し、リピーターの多さがうかがえる。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

そして、10月31日(金)より全国163館で公開となった「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」が、前編の勢いそのままに好スタートを記録。公開して間もないにも関わらず、SNSでは「5回目!前後編一気見してきた!」「内容が濃すぎる、前後編にわけるのは納得!」「素晴らしいタイトル回収!」「まさに鶴見劇場…感情決壊、心拍数爆増!」など、最終章に突入したことへの歓喜と喝采で溢れている。

また、引き続き【前編】も劇場公開していることで、前後編一気見鑑賞者も続出。
【後編】の公開4日間の興行(10月31日~11月3日・興行通信社調べ)は、観客動員数56,107人、興行収入94,897,560円。【前編】の興行(10月10日~11月3日・興行通信社調べ)は、観客動員数154,329 人、興行収入256,336,760 円。前後編合わせて、観客動員は20万人を突破し、大きな盛り上がりを見せている。

■【後編】公開記念舞台挨拶!

また、10月31日より「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編」の後編が全国の劇場で公開された。11月2日には公開記念舞台挨拶が行われ、杉元佐一役の小林親弘、アシ(リ)パ役の白石晴香、白石由竹役の伊藤健太郎、土方歳三役の中田譲治、牛山辰馬役の乃村健次、月島軍曹役の竹本英史、鯉登少尉役の小西克幸らが登壇。アフレコの様子や質問コーナーなど本作の魅力をたっぷりと語った。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

11時の回

11時の回は映画本編の上映前に実施され、前編の舞台挨拶と同様に伊藤さんが司会進行を担当。登壇したキャストたちが劇場の観客とライブビューイングの参加者に向けて挨拶を行ったあと、まずは小林さんと白石さんが前編の公開後に受け取った反響について振り返った。
小林さんは他作品の現場でも「観たよ」と声をかけられると語り、作品の注目度の高さを感じさせるエピソードを披露。一方の白石さんは、ファンの方から劇場のスクリーンと音響環境で『ゴールデンカムイ』を観られることを喜ぶ感想が数多く届いていると語ってくれた。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

その後、話題は後編の注目ポイントに。中田さんが「謎がいろいろ明らかになり、『おっ、ゴールデンカムイ』という感じ」と語ると、あまりに端的な表現に他のキャストは驚きつつも「たしかにそういう場面がある」と納得。乃村さんは後編では牛山の出番がほぼないことから、前編の注目ポイントとして「扉の中から牛山が出てくるところ」を挙げてくれた。さらに第七師団として話を振られた小西さんが「我々としては鶴見中尉を観ていただくのが一番」と語ると、これに同意した竹本さんが「鶴見中尉を観に来てくれて、本当にありがとうと言いたい!」と熱弁。続けて「ウチの鯉登が頑張ってるのでよろしくお願いします」と話すと観客から拍手が巻き起こり、小西さんは「大人になったと感じさせる部分や、月島軍曹との関係の変化などをぜひ観ていただけたら嬉しい」と率直な想いを語ってくれた。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

次のコーナーでは、TVアニメ第一期から8年目にして初となる劇場版の公開を受け、この先やってみたいことを聞いていくことに。白石さんが北海道のとある場所にみんなで行きたいと語ると、キャスト全員が同意しつつも、アニメではまだ明かされていない秘密であることから、現時点では、なぜかその場所に行きたい人たち(小西さん談)という状況に陥ってしまっていた。その後は小西さんがワールドツアーをぶち上げ、竹本さんはその前に北海道ツアーをやることを提案。北海道でのスタンプラリーに絡めて、各ポイントにキャスト陣がスタンプを持って待っているという驚きのアイデアも飛び出した。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

続いては、アニメ公式Xに寄せられた質問に答えるコーナーを実施。
1つ目の質問は、アフレコでの監督や音響監督との印象的なやりとりについて。竹本さんは月島軍曹と鯉登少尉が“ある方”の会話を盗み聞きしながらヒソヒソ話をするときの声量で悩んだと告白するも、相手の小西さんはあまり覚えていない様子。実際には、小西さん主導でテストを行い、それをもとに音響監督から落とし所の提案がなされたそうだ。小林さんは、鶴見中尉とアシ(リ)パが“お話”をするシーンにおける大塚芳忠さんの演技について回顧。テストでの楽しげな演技に対し、音響監督から出された楽しさの度合いを抑えて怖い雰囲気も出してほしいとのディレクションが印象的だったと語ってくれた。続いて乃村さんは、再び前編のシーンから上エ地の挑発に全員がそっぽを向くときの「プイッ」の収録が印象的だったとコメント。伊藤さんからは、そのセリフが収録された背景には原作者の野田(サトル)先生からの提案があったと明かされた。

2つ目はキャストを指名しての質問で、普段どんなことを意識して牛山を演じているかを問われた乃村さんは、とくに意識はせず、牛山の心のままに演じるよう心掛けていると回答。そんな乃村さんに中田さんは「ここぞという場面でカッコいいセリフを吐くのが許せない」と話し、土方一派に予期せぬ仲間割れが発生する事態となった。
そして3つ目は、小西さんに向けた質問。プライベートで鯉登少尉のような奇声を上げることはあるかと問われた小西さんは、嘘か本当か「ある」と答え、劇場に来てからもたびたび発していたと明かして会場の笑いをさそっていた。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

最後は、キャストを代表して小林さんと白石さんからファンへメッセージが送られた。白石さんが「後編の見所である“鶴見劇場”を楽しんでください」と語ったあと、小林さんは作品が終わりに向かっていることに対する寂しさを打ち明け、「最後までどうか見届けてほしいです」とコメント。和気あいあいとした雰囲気の中、舞台挨拶の第1回目は終了を迎えた。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

14時の回

14時の回は映画本編の上映後に行われ、登壇したキャストによる挨拶からスタート。竹本さんが「今日は楽しませますよ!」と宣言すると、小西さんからはいきなり猿叫での挨拶が飛び出し、ノリのよさを感じさせてくれる出だしとなった。

トークコーナーでは、“鶴見劇場”とも言うべき後編の内容を受けて、白石さんが大塚さんとアフレコに臨んだ感想をコメント。原作を読んだときから収録の日を迎えるのが怖かったと語ったあと、実際のアフレコでは、隣にいる大塚さんの殺気や悲しみといったいろんな感情を押し殺した上で年相応の女の子に語りかける様が怖くてドキドキしたと振り返ってくれた。さらにその会話を扉の向こうから聞いていた月島軍曹と鯉登少尉に話題が移ると、小西さんは鶴見中尉がどこまで本当のことを言っているのかが気になっていたと回顧。一方の竹本さんは、鶴見中尉から欲しい言葉をもらった月島軍曹の心情を推しはかり、“鶴見劇場”に完全に巻き込まれたなと語った。

なお、鶴見中尉の言葉に安堵する月島軍曹とその肩を叩く鯉登少尉のシーンでは、それぞれ収録時にセリフを入れていたとのこと。ただ結果的にそれらは使われず、竹本さんは「カットで正解だった気がします。鯉登とセットで黙っとけってとこかと(笑)」とジョークも交えてその方針を支持。小西さんも「音にしない狙いがあるんだと思います」と賛同していた。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

続いての話題は、すごかったシーンや演技について。乃村さんは、ビール工場が大変なことになる中での門倉の姿が忘れられないと語った。すると竹本さんが、そのシーンでキラウ(シ)が「わああ~」と声をあげるセリフを前野(智昭)さんが録り直していたと述懐。最初はリアルに感情の入った演技だったのに対し、監督から字面通り平板に言ってほしいとディレクションがなされたことで、門倉とキラウ(シ)の関係性の可愛さがより強調されたと振り返ってくれた。小林さんは白石と海賊房太郎の関係性を挙げ、伊藤さんもこれを受けて白石と房太郎のとあるシーンではグッときたとコメント。加えて、そのくだりの白石の作画が普段よりも格段に凛々しく描かれていたと感慨深げに語ってくれた。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

その後はファンから寄せられた質問に答えるコーナーとなり、今後の動向が気になるキャラクターについては、中田さんは何を考えているかよくわからない尾形、竹本さんは杉元に執着する二階堂をチョイス。二階堂繋がりで、白石さんが義手に仕込まれた箸の攻撃を額に受けたときのアシ(リ)パの演技を披露するひと幕も見られた。続いて、演じるキャラクターに染まっていると感じる瞬間についての質問では、竹本さんがロシア語の理解度について言及。現在では流暢なロシア語とおぼつかないロシア語の違いがわかるようになったといい、今回の収録では月島軍曹の習熟度を考慮してあえてロシア語監修を入れない演技をしたと振り返ると、観客からは竹本さんの努力を労う拍手が送られた。さらに白石さんは、日常生活で変顔をするのが恥ずかしくなくなったと告白。アシ(リ)パという役に出会ったことで、いろんなものから解放された実感があると明かしてくれた。

「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【後編】」舞台挨拶オフィシャルスチール(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会
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最後は第1回目と同じく、小林さんと白石さんから感謝のメッセージが。白石さんが「まだまだ『ゴールデンカムイ』で皆さんと叶えたい夢がたくさんあるので、最終章を皆さんと盛り上げていきたいと思います」と語ったあと、小林さんは「作品がここまで続いたのは、皆さんが好きだと思ってくださるからだと思っています。またこんな機会が作れたら幸せです」とコメント。それを受けて伊藤さんが、最終章を迎える喜びや寂しさを噛み締めながらキャスト一堂全力で収録に立ち向かっていくと宣言してイベントは締めくくられた。

劇場での先行上映という形で幕を開けたアニメ『ゴールデンカムイ』最終章、今後の続報にも注目せよッ!!


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「劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編【前編】」
10月10日~10月26日 成績
観客動員数:135,742人、興行収入:225,603,640円 [全国162館]

<作品情報>
◆作品名 :劇場先行版 アニメ『ゴールデンカムイ』札幌ビール工場編
◆公開日 :【前編】10月10日(金)
【後編】10月31日(金)
◆鑑賞料金 :1,700円(税込・一律料金)
◆CAST(ボイスキャスト):
杉元佐一:小林親弘、アシ(リ)パ:白石晴香、白石由竹:伊藤健太郎、鶴見中尉:大塚芳忠、
土方歳三:中田譲治、尾形百之助:津田健次郎、牛山辰馬:乃村健次、永倉新八:菅生隆之、
二階堂浩平:杉田智和、宇佐美上等兵:松岡禎丞、月島軍曹:竹本英史、鯉登少尉:小西克幸、海賊房太郎:関智一
◆STAFF:
●原作:野田サトル(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)
●チーフディレクター:すがはらしずたか
●シリーズ構成:高木登
●キャラクターデザイン:山川拓己
●美術監督:澁谷幸弘/三宅真央
●色彩設計:福田由布子
●撮影監督:織田頼信
●編集:池田康隆
●音響監督:明田川仁
●音響制作:マジックカプセル
●アイヌ語監修:中川裕
●ロシア語監修:Eugenio Uzhinin
●音楽:末廣健一郎
●主題歌:Awich × ALI「黄金の彼方」
●アニメーション制作:ブレインズ・ベース
●製作:ゴールデンカムイ製作委員会
●配給:WOWOW
(C)野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

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