『攻殻機動隊』の全アニメシリーズを横断する史上初の大規模展「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」が、2026年1月30日から4月5日にかけて東京・虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE(東京ノード)」にて開催される。このたびその入場チケットが、10月28日10時より販売されることがわかった。

『攻殻機動隊』は1989年、マンガ家の士郎正宗が青年誌「ヤングマガジン」の増刊「ヤングマガジン海賊版」第5号から連載を開始したSF作品だ。電脳戦や格闘などで優れた能力を持つ、全身義体(サイボーグ)の草薙素子少佐をリーダーとする攻性の部隊「攻殻機動隊」が、高度複雑化する凶悪犯罪に立ち向かう姿を描く。
リアルで精密な描き込みとともに、サイバーパンク的な要素や哲学的なテーマを探求しながら、人間とテクノロジーの融合、個人のアイデンティティなどについて深く考察するその内容は、サイバーパンクSFの金字塔として多くのクリエイターたちに影響を与えてきた。劇場アニメ、テレビアニメ、ゲームなど様々な広がりを見せるが、それぞれマンガとは違った独自の物語、解釈や表現で展開されている。
2026年には、モコちゃん監督のもとシリーズ構成・脚本を円城塔、キャラクターデザイン・総作画監督を半田修平、アニメーション制作をサイエンスSARUが手掛ける新作TVアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の放送を控える。

このたびの「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」は、そんな本作のアニメ制作30周年を記念してあらゆる作品を一堂に集め、その歴史を横断的に体験できる初めての大規模展覧会として開かれるもの。
『攻殻機動隊』シリーズ全体の制作過程で生まれた膨大な原画、設定資料、絵コンテといった未公開資料を含むアーカイブの展示は、7月発表時点の600点から1,000点以上に拡張される。さらに、新作TVアニメの未公開原画も、世界で初めて先行で公開される。秘蔵“カット袋”の開封体験や、作品世界を再現したイマーシブストアでのオリジナルグッズの購入、作品を愛する国内外のクリエイターたちとのコラボイベントなども楽しめるイベントとなる。

10月28日より取り扱われる入場チケットは、通常のもののほか3種類の特典付き入場チケット、開幕初日から3日間(2026年1月30日、31日、2月1日)限定の特別先行チケット(特典付き)が用意される。
なかでも注目は、1995 年公開の押井守監督による SF アニメ作品の金字塔『GHOST IN THE SHELL /攻殻機動隊』の劇場公開30周年を記念する、1,995枚制作されたオリジナルデザインTシャツ付きの「30周年記念“1995”チケット」だろう。Tシャツのデザインには、「草薙素子」を象徴的としたビジュアルと本展覧会のロゴが特別に採用される。
チケットはそのほか、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の実際に上映に使用された35mmフィルムから印象的なシーンを厳選して切り出した「複製フィルム」が付くものや、全アニメシリーズの「草薙素子」がコラージュされた本展覧会のキービジュアルがあしらわれるオリジナルデザインのトートバッグ付きチケットなど、コレクション性の高いラインナップが勢揃いする。

さらに、会場で初展開されるARグラスを装着し電脳感覚で楽しむ拡張原画体験「電脳VISION体験チケット」も発売される。これは草薙素子が身につけているグラスをイメージしたARグラスを装着し、ファン待望の“電脳化”を実際に体験できるものだ。

展示をただ“観る”だけでなく、自らが『攻殻機動隊』の世界=電脳空間に“DIVE”できる、まったく新しい没入型体験が実現する。アニメ『S.A.C.』シリーズでおなじみのタチコマによる案内のもと、作品の世界観をより深く楽しめるだろう。
『攻殻機動隊』の全アニメシリーズを横断する史上初の大規模展「攻殻機動隊展 Ghost and the Shell」は、2026年1月30日から4月5日にかけて東京・虎ノ門ヒルズの情報発信拠点「TOKYO NODE(東京ノード)」にて開催される。詳細は公式サイトまで。
【会場・開催概要】
名称:攻殻機動隊展 Ghost and the Shell
会期:2026年1月30日(金)~ 4月5日(日)
会場:TOKYO NODE GALLERY A/B/C(虎ノ門ヒルズ ステーションタワー 45F)
住所:東京都港区虎ノ門2-6-2
チケット情報
<LivePocket>
<ローチケ>
※プレイガイド別に購入できるチケットが異なりますので、ご注意ください
※各チケット詳細は、公式ホームページにて、公開されます
主催:
攻殻機動隊展 Ghost and the Shell 製作委員会
株式会社講談社
森ビル株式会社
KDDI株式会社
株式会社プロダクション・アイジー
株式会社パルコ
株式会社バンダイナムコフィルムワークス
協力:株式会社STYLY
(C)士郎正宗・講談社/攻殻機動隊展Ghost and the Shell製作委員会










