TVアニメ『これ描いて死ね』の放送時期が決定した。2026年に日本テレビ系にて放送される。ティザーPVやキャラクター設定も明らかになった。
『これ描いて死ね』は、とよ田みのるが「ゲッサン」にて連載中。「マンガ大賞2023」の大賞や「第70回小学館漫画賞」を受賞した話題作である。東京都の島しょ・伊豆王島に暮らす高校1年生の安海相が、とある出来事がきっかけでマンガを描き始める青春ストーリーだ。
ティザーPVでは、物語の舞台となる伊豆王島の風景や、主人公・安海相のバイブルであるマンガ「ロボ太とポコ太」も登場。マンガとの出会いから創作への道を歩み出す姿が映し出されている。

キャラクター設定画は安海相に加えて、高校の国語の教師・手島零、「ロボ太とポコ太」に登場するロボットで相のイマジナリーフレンド・ポコ太の3枚が発表された。

メインスタッフも公開。監督は『からかい上手の高木さん』や『僕の心のヤバイやつ』などを手がけた赤城博昭監督が担当。アニメーション制作はシンエイ動画が行う。

赤城監督は「この作品をアニメーションとして描くことに光栄な気持ちでいっぱいです」とアニメ化の喜びを語り、「これからもずっと、世代、世代を超えて長く愛される作品になるよう、スタッフ一同よい映像作りに励んでまいります」と意気込みを伝えた。
<以下、コメント全文掲載>
【赤城博昭監督】
僕はここ何年か中学生の恋愛アニメに携わってきましたが、
今回『漫画愛』を描くことに、チャレンジングで、新鮮な気持ちを感じております。
数々の輝かしい賞に選ばれた「これ描いて死ね」。
この作品をアニメーションとして描くことに光栄な気持ちでいっぱいです。
この作品を読んでいると、
少年の頃から夢中にさせてくれた様々な漫画との出会いを思い出します。
いまでも漫画家になることを夢見ている僕にとって、
すごく共感でき、また勉強させていただいております。
とよ田先生に初めてお会いしたとき、
アニメになるうえで何かご希望はありますか?
とお尋ねしたところ、
「島の自然を綺麗に描いてほしい」
と、返答をいただき、
主人公たちが過ごす伊豆王島をどう美しく描くか課題を課されました。
モデルである伊豆大島へ取材に赴き、
島の暮らし、歴史、文化、自然に触れ、
町や港、山々などの風景は大変愛おしい存在になり、
画面作りに大いに役立てることができました。
「これ描いて死ね」がこれからもずっと、
世代、世代を超えて長く愛される作品になるよう、
スタッフ一同よい映像作りに励んでまいります。
どうぞアニメ「これ描いて死ね」お楽しみにしていてください。
よろしくお願い致します。
赤城博昭
TVアニメ『これ描いて死ね』
2026年 日本テレビ系にて放送
■イントロダクション
マンガ大賞2023大賞受賞 第70回小学館漫画賞受賞
小学館「ゲッサン」にて連載中の「これ描いて死ね」が待望のTVアニメ化
東京都の島しょ・伊豆王島に住む
高校1年生の安海相。
漫画を読むのが大好きな彼女は、
とある出来事がきっかけで
漫画を“つくる”ことを意識し始める……
少女が踏み出す
漫画創りの道は、果たして!?
知っているようで知らない漫画創作の世界。
作品を生み出す苦しみも歓びも
余さず詰め込んだ漫画浪漫成長譚!!!
漫画を愛する全ての人に届けッ!!
■スタッフ
原作:とよ田みのる「これ描いて死ね」(小学館「ゲッサン」連載中)
監督:赤城博昭
アニメーション制作:シンエイ動画
(C)とよ田みのる/小学館/王島南高校漫研