2025年の秋分の日は9月23日です。
国民の祝日のひとつで、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日として親しまれています。
この日を境に秋はいっそう深まり、涼しく心地よい空気が広がります。そんな季節になると、不思議と「今こそ見たい」と思うタイトルが頭に浮かぶ人もいるでしょう。
食欲の秋にふさわしい美味しそうな料理が登場したり、運動の秋らしいスポーツものだったり、秋に放送・公開されて思い出に残っていたり……。秋だからこそ味わいたい名作が数多くあります。
そこでアニメ!アニメ!では「“秋”に見たくなるアニメといえば?」と題した読者アンケートを2年ぶりに実施しました。9月13日から9月18日までのアンケート期間中に103人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約35パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。
■秋になると、会いたいアニメがある
第1位
1位は『夏目友人帳』。支持率は約24パーセントで、前回に続いてトップとなりました。

読者からは「季節の移り変わりを丁寧に描く『夏目友人帳』ですが、とくに秋の物悲しさが心に沁みます。『夏目友人帳 伍』エンディングテーマ『茜さす』では、ススキの中に佇む夏目の哀愁がたまりません」や「四季折々を楽しめるけれど、やはり秋の描写が格別。もみじやイチョウはこんなに美しかったんだと思い知らされます」と、秋が強く印象に残るというコメントが届きました。
第2位
2位は『名探偵コナン』。支持率は約8パーセントで、こちらも前回と同順位でした。
『名探偵コナン』は「週刊少年サンデー」連載のミステリー。1996年にTVアニメの放送がスタートした長寿作ゆえに、秋にまつわる映画やエピソードも多く、「2017年公開の『から紅の恋歌』が大好き! 和葉と平次のラブラブカップルは最強で最高!」や「2019年放送の『紅の修学旅行編』で、蘭と新一がついに恋人同士になったから」と、秋に恋が進むことも多いようです。
第3位
3位は『銀魂』。支持率は約6パーセントで、トップ3は前回と同じタイトルが並びました。

■そのほかのコメントをご紹介!

『緋色の欠片』には「古い風習が残る村で、異能の力を持つ守護者たちと絆を深めながら宿命に立ち向かう乙女ゲームが原作。『緋色』のタイトル通り、紅葉のイメージがある作品です」。

『すずめの戸締まり』には「公開が11月だったため秋になると思い出します。地震の怖さや大切な人たちを失った記憶など、忘れてはいけないものを思い起こさせてくれるから」と、映画にも投票がありました。
投票があった全タイトルを見渡すと、『藤本タツキ17-26』といった今秋に限定上映&配信を控えるタイトルにも投票がありました。
■ランキングトップ10
[“秋”に見たくなるアニメといえば? 2025年版]
1位 『夏目友人帳』
2位 『名探偵コナン』
3位 『銀魂』
4位 『ちはやふる』
4位 『ゆるキャン△』
6位 『日々は過ぎれど飯うまし』
6位 『文豪ストレイドッグス』
8位 『SPY×FAMILY』
8位 『おそ松さん』
8位 『薬屋のひとりごと』
8位 『スローループ』
8位 『ラブライブ!』
(回答期間:2025年9月13日~9月18日)