夏は“毒”に気をつけたい季節です。食べ物の傷みによる食中毒や海辺のクラゲなど、ちょっとした油断が思わぬトラブルを招くこともあります。
一方、アニメの世界には、“毒舌”が魅力のキャラクターがよく登場します。ズバッと本質を突くセリフが胸に刺さったり、笑顔のまま罵詈雑言を放ったり、キツい言葉の裏に優しさがにじんでいたりと、その描かれ方も多彩です。
そこでアニメ!アニメ!では「“毒舌”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。8月7日から8月13日までのアンケート期間中に314人から回答を得ました。
男女比は男性約25パーセント、女性約75パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約65パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
■罵倒も愛!? 毒舌キャラ大集合
第1位
1位は『ハイキュー!!』の月島蛍。支持率は約10パーセントでした。

また「青葉城西の部員の陰口を聞いて、先輩の田中がキレたとき、“ほらぁ「エリートの方々」がびっくりしちゃって 可哀想じゃないですかあ”と、たしなめるフリをして、さらに挑発していたのが好き。こういうときの月島はホントにイキイキしてる」と、煽りスキルの高さも支持を集めた理由です。
第2位
2位は『鬼滅の刃』の時透無一郎。支持率は約6パーセントでした。

なお10位には蟲柱の胡蝶しのぶがランクイン。「冨岡義勇に“そんなだからみんなに嫌われるんですよ”と言ってのける場面はあまりにも有名。藤の花の毒を使う剣士でもあるしのぶさんが毒舌キャラに相応しい!」と、現在公開中の劇場版で活躍するキャラクターにも票が寄せられました。
第3位
3位は『銀魂』の神楽。支持率は約5パーセントでした。

■そのほかのコメントをご紹介!
『名探偵コナン』灰原哀には「コナン君からムチャ振りされたときや、阿笠博士が食べ過ぎてしまったときに、皮肉をポロッとこぼすイメージ。でも実は心配の裏返しなところが可愛いです」。
『謎解きはディナーのあとで』影山には「いつも燕尾服でパリッと決めた完璧な執事なのに“お嬢様はアホでいらっしゃるんですか?”と容赦のない毒舌がシビれる。かなり酷いことをサラッと言うので笑っちゃいます」
『五等分の花嫁』中野二乃には「持ち前の語彙力と的確な言葉選びで刺々しい言葉を放っていて、とくに風太郎に対し顔を見るたびに毒を吐いていました。しかし物語が進むにつれて、心の奥底には深い愛情が流れることがわかってきます」。
『葬送のフリーレン』フェルンには「普段は礼儀正しい性格だけど、師匠のフリーレンや仲間のシュタルクにツッコミ&毒を吐くこともしばしば。いつもの敬語が崩れてしまう瞬間が魅力」と、2026年1月から第2期が始まるタイトルにも投票がありました。

■ランキングトップ10
[“毒舌”キャラといえば?]
1位 月島蛍 『ハイキュー!!』
2位 時透無一郎 『鬼滅の刃』
3位 神楽 『銀魂』
4位 沖田総悟 『銀魂』
4位 草薙寧々 『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』
6位 灰原哀 『名探偵コナン』
7位 戦場ヶ原ひたぎ 『〈物語〉シリーズ』
7位 中野二乃 『五等分の花嫁』
7位 ラム 『Re:ゼロから始める異世界生活』
10位 胡蝶しのぶ 『鬼滅の刃』
(回答期間:2025年8月7日~8月13日)