「セーラームーン」「おジャ魔女」佐藤順一総監督でアニメ化!「アニセカ小説大賞」第1回受賞作が発表 | 超!アニメディア

「セーラームーン」「おジャ魔女」佐藤順一総監督でアニメ化!「アニセカ小説大賞」第1回受賞作が発表

文芸賞「第1回 アニメで世界へ!小説大賞」の大賞作品のアニメ化プロジェクト始動が正式に発表された。『美少女戦士セーラームーン』や『おジャ魔女どれみ』、『ARIA』など数々の名作を手掛けてきたアニメ界の重鎮・佐藤順一が総監督を務め、2024年設立の新鋭スタジオ・NAG…

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「アニセカ小説大賞」
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  • 左から三木一馬(株式会社ストレートエッジ代表取締役)、ぷり(著者)、佐藤順一(総監督)、山本幸治(株式会社ツインエンジン代表取締役) 

ツインエンジンとストレートエッジが主催する文芸賞「第1回 アニメで世界へ!小説大賞」(略称:アニセカ小説大賞)の授賞式が都内で行われ、大賞を受賞した『【私のおふるで悪いんだけど】とお母様(ヒロイン)に取り巻きを押し付けられ、嫁いだ辺境でも嫁扱いされませんが、おかげで自由に生きれます!』(著者:ぷり)のアニメ化プロジェクト始動が正式に発表された。
『美少女戦士セーラームーン』や『おジャ魔女どれみ』、『ARIA』など数々の名作を手掛けてきたアニメ界の重鎮・佐藤順一が総監督を務め、2024年設立の新鋭スタジオ・NAGOMIが制作を担当する。

「アニセカ小説大賞」こと「アニメで世界へ!小説大賞」は、アニメーションの企画・製作を行うツインエンジンと、IPプロデュース・作家マネジメントを行うストレートエッジの主催による公募の文芸賞だ。大賞受賞作品のアニメ化確約をビジョンに掲げ、優れた才能と作品を世界に届けることを目指している。
選考には16のアニメーションスタジオが参加し、受賞作品には『ソードアート・オンライン』や『魔法科高校の劣等生』などを代表作とする小説家プロデュース会社のストレートエッジによる編集・マネジメントサポートが提供される。さらに、アニメーションの企画から制作までをワンストップで手掛けるツインエンジンによるメディアミックス展開で、コミカライズやゲーム化なども検討される。

初開催となった第1回では6,000を超える応募作品が集まり、国内最大級の規模となった。大賞を受賞した『【私のおふるで悪いんだけど】とお母様(ヒロイン)に取り巻きを押し付けられ、嫁いだ辺境でも嫁扱いされませんが、おかげで自由に生きれます!』は、実母の王妃によって王宮を追われたお姫様が、追放先の辺境で幸せを掴むラブロマンス。不遇な状況の中でも魔法を宿したぬいぐるみとともに困難を乗り越えていく軽快なストーリーと、心温まる世界観が高く評価された。

左から三木一馬(株式会社ストレートエッジ代表取締役)、ぷり(著者)、佐藤順一(総監督)、山本幸治(株式会社ツインエンジン代表取締役) 

このたびのアニメ化プロジェクト始動の発表に伴い、著者のぷりは「アニメではキャラクターの動作やセリフ、何気ない風景は瞬時に過ぎ去って行きます。いずれアニメ化された際には、そのひとつひとつに込められる工夫や思い、原作との違いを、原作者・視聴者の両方の視点から楽しみたいという夢を今は胸に抱えています」と寄せている。

また、総監督を務める佐藤は、著者のぷりから作品について聞いたことを「我々が通常考えているルートとは違うアプローチや考え方に、とても刺激をいただきました」としたうえで、「どうぞ期待してアニメお披露目の日をお待ちください」と呼びかけた。

なお「アニセカ小説大賞」の第1回では大賞作品のほか、『ダンジョンすみっこぐらし~実力無自覚系配信者を世間は必死で探し出す。早くダンジョンから出てきて!?~』(著者:夏目ナナセ)と『美貌の少年の家庭教師をしていたらイケオジ侯爵にプロポーズされたんですが?』(著者:宮前葵)がそれぞれ特別賞に輝いた。

<以下、コメント全文掲載>


『【私のおふるで悪いんだけど】とお母様(ヒロイン)に取り巻きを押し付けられ、嫁いだ辺境でも嫁扱いされませんが、おかげで自由に生きれます!』著者・ぷり


この度は栄えある賞を頂き、心より御礼申し上げます。
大賞のご連絡を頂いた時には、思わず息を飲んで口元を抑えました。
素直に嬉しいという気持ちと、こんな良いことが起こるなど、なにかの間違いでは?としばらくは夢の中にいるようでした。
アニメではキャラクターの動作やセリフ、何気ない風景は瞬時に過ぎ去って行きます。
いずれアニメ化された際には、そのひとつひとつに込められる工夫や思い、原作との違いを、原作者・視聴者の両方の視点から楽しみたいという夢を今は胸に抱えています。
そのためにも、『おふる』に関わってくださる全ての方と手を取り合い、私も精一杯頑張って参りますのでどうぞよろしくお願いいたします。

総監督・佐藤順一


ぷり様、アニセカ大賞受賞おめでとうございます。この作品を書かれるにあたっての工夫や、大切にされていることなどを聞かせていただき、我々が通常考えているルートとは違うアプローチや考え方に、とても刺激をいただきました。作品が発表されれば、きっとたくさんの方が読んで、主人公たちや変な…失礼、かわいいキャラクターたちのファンになってくれることでしょう。アニメ化ということで、不安もあるかと思いますが、より面白い作品にするために、アニメスタッフとともに力をあわせて頑張りましょう。皆様も、どうぞ期待してアニメお披露目の日をお待ちください。

【作品概要】
■タイトル:『【私のおふるで悪いんだけど】とお母様(ヒロイン)に取り巻きを押し付けられ、嫁いだ辺境でも嫁扱いされませんが、おかげで自由に生きれます!』
■著者:ぷり
■あらすじ:
「私のおふるでわるいんだけど……」と母親から彼女の取り巻きの1人を婚約者としてあてがわれ、王宮から実質私は追放される。
――そして、嫁いだ先でもやはり私は歓迎される雰囲気ではない。嫁ぎ先から出された条件に私は、肩を震わせるのであった。
――あれ? でも無表情だけど旦那様はなんだか良い人そうだ?
まあ、それはともかく。私は新居で暮らしはじめた。
たくさんの人形たちと。この子達さえいればいい、そう思いながら。
――けど、なんか。暇だな。
「嫁ぎ先での不遇」から始まる、人形たちと織りなすマリッジストーリーです。

「第1回 アニメで世界へ!小説大賞」(略称:アニセカ小説大賞)
◆大賞
『【私のおふるで悪いんだけど】とお母様(ヒロイン)に取り巻きを押し付けられ、嫁いだ辺境でも嫁扱いされませんが、おかげで自由に生きれます!』(著者:ぷり)
◆特別賞
『ダンジョンすみっこぐらし~実力無自覚系配信者を世間は必死で探し出す。早くダンジョンから出てきて!?~』(著者:夏目ナナセ)
『美貌の少年の家庭教師をしていたらイケオジ侯爵にプロポーズされたんですが?』(著者:宮前葵)

《仲瀬 コウタロウ》
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