TVアニメ『ちびまる子ちゃん』では2025年7月20日の放送で、「『まる子、夜の図書館に泊まる』の巻」を届ける。まる子が『赤毛のアン』のアンやダイアナと素敵なお茶会を楽しんだり、母を探して遠く旅する男の子マルコと出会ったりといった不思議な体験をするエピソードとなる。

さくらももこ原作の『ちびまる子ちゃん』は静岡県清水市(現・静岡県静岡市清水区)を舞台に、そこに暮らす一家・さくら家の次女である小学3年生のまる子(さくらももこ)と家族や友だちとの日常を、楽しく面白く、時に切なく描いた心温まる作品だ。
原作マンガは1986年に「りぼん」で連載が開始され、2021年に原作35周年を迎えた。全18巻が発売中の原作コミックスは、デジタル版を含む発行部数が累計3,500万部を突破し、海外版はアジア各国やフランスでも出版されている。TVアニメは1990年から放送がスタートし、フジテレビ系列で毎週日曜日の18時より放送中。中華圏をはじめとする海外でも放送され、世界中の老若男女を魅了し長きにわたり愛される。
7月20日放送の「『まる子、夜の図書館に泊まる』の巻」は、夏休みが始まったというのに特に出かける予定もなくふてくされているまる子のもとに、お母さんが1枚のチラシを持ってくるところから始まるエピソードだ。見てみると「あなたも夜の図書館に泊まってみませんか?」という図書館の夏休み特別企画を伝える内容で、まる子はたまちゃんやクラスメイトと一緒に参加する。

夜の静まり返った図書館や、普段入ることの出来ない書庫など、まる子たちはいつもと違う図書館の様子に心躍らせる。思い思いに本を選び、好きなだけ読むという楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがて消灯時間となった。あたりはランプだけが灯ったほの暗い館内で、まる子たちはワクワクしながら寝袋に包まれる。そこに、タキシードを着て銀の時計を持ったウサギが現れ……?

本エピソードでは、2009年に放送された「世界名作劇場」シリーズの第26作『こんにちは アン ~Before Green Gables』で実際にアン役を演じた日高里菜がアンの声を担当する。

はたして、どのような姿のアンとダイアナが見られるのだろうか。そして、まる子とマルコはどのように共演を果たすのか。夏の夜にピッタリなエピソードをお楽しみに。
TVアニメ『ちびまる子ちゃん』の「『まる子、夜の図書館に泊まる』の巻」は、7月20日18時より放送される。
『ちびまる子ちゃん』
7月20日(日)放送
「まる子、夜の図書館に泊まる」の巻
■放送日時
フジテレビ系列にて
毎週(日) 18時~18時30分放送
≪キャスト≫
まる子(声:菊池こころ)
お父さん(声:屋良有作)
お母さん(声:一龍斎貞友)
おじいちゃん(声:島田 敏)
おばあちゃん(声:佐々木優子)
お姉ちゃん(声:豊嶋真千子)
他
≪スタッフ≫
原作:さくらももこ
脚本・制作協力:多田弘子(さくらプロダクション)
プロデューサー:前田泰成(フジテレビ)、田中伸明(日本アニメーション)
監督:高木 淳(日本アニメーション)
制作:フジテレビ、日本アニメーション
(C)さくらプロダクション/日本アニメーション