TVアニメ『薬屋のひとりごと』第48話「はじまり」が、2025年7月4日に放送。猫猫と壬氏の“イチャイチャお預け”シーンが話題となった。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
『薬屋のひとりごと』は、日向夏が「ヒーロー文庫」より刊行中で「ビッグガンガン」および「サンデーGX」でのコミカライズも展開している、シリーズ累計3,800万部を突破した小説を原作とする後宮謎解きエンタテインメントだ。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こる様々な難事件を次々に解決する姿を描く。
TVアニメ第1期は2023年10月より、第2期は2025年1月より放送がスタート。各配信プラットフォームでは視聴ランキングで常に上位にランクインするなど、注目を集めている。今年3月26日からは初の展示会となる「TVアニメ『薬屋 のひとりごと』展」がスタートし、この夏にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのコラボ開催も控えるなど、今後も盛り上がりを見せてくれそうだ。
前回放送された第47話では、悪女として最後まで自身の役目を貫いた楼蘭に、SNS上では「逃げる選択もできたはずなのに、優しさに涙が止まらない」「結末に言いたいことはあるけれど、今はただお疲れ様と伝えたい」「最後の瞬間、息することを忘れてた」などの声が上がった。
そして今回の第48話では、目を覚ました猫猫は、壬氏の顔の傷に気づく。「俺は傷ひとつで価値がなくなるような男か？」と壬氏に問われた猫猫は、首を横に振り「むしろ、もう少し傷があってもいいかもしれません」と、彼が顔だけではない男だと主張。「前より男前になったではありませんか」という彼女の言葉にグッと来てしまった壬氏は、猫猫に迫り、キスをしようとするのだが……。
楼蘭が与えた薬によって死んだと思われていた子供たちから、何やら物音が。以前に翠苓が使った「蘇りの薬」で仮死状態にされていたのだ。
「一度死んだものは罪に問わないでください」と、楼蘭と約束した壬氏。それはこのことだったのかと、壬氏は「狐につままれたようだ」と苦笑する。そして、子供たちの処置に奮闘する猫猫の耳元で「続きはまたでいいか？」とささやくのだった。
しかし、王宮へ戻ると、壬氏は子の一族の後処理や本来の仕事に追われ、猫猫と顔を合わせる機会がなくなってしまった。羅門が王宮の医局に残ることとなり、王宮での居場所がなくなってしまった猫猫は、花街へと戻ってきていたのだ。
さらには、猫猫が子の一族に囚われている間、小蘭の後宮での年季が明けてしまっていた。そんな小蘭からの手紙を受け取り読んだ猫猫は、彼女の無邪気な言葉に、子翠との思い出も蘇って来て涙を流す。
そんな子翠の死体だが、いくら雪をかきわけても出てこなかったそう。猫猫は「見つからなければいい」と願う。
また後日、新しい薬を試そうと、自身の小指を切り落とそうとしているところに壬氏がやって来る。そんな彼は、おもむろに猫猫の首筋に噛み付き……!?
「まずは砦の続きだな」と唇を寄せ、もう少しで交わる……と思った瞬間、再び邪魔が入ってしまうのだった。
これには視聴者も「また邪魔者が！！！」「またお預けかい！！！！！」「もっとイチャつくシーンが見たい！！！！！！」「なんで壬氏様はもっと思いっきりいかないの!?」と残念がる。
場面は変わり、どこかの港町が映し出されたかと思うと、そこに登場したのは「玉藻」と名を変えた子翠。猫猫にもらった簪と商品を物々交換するのだが、簪には銃弾の痕が。前話の最後で撃たれた際、その簪が守ってくれたのだ。
SNSでは「簪の伏線回収きたーーーーー！」「やっぱり生きてた！」「元気で生きてくれてて良かった……！」「またどこかで猫猫と小蘭と会えますように」「また一緒にアイスを食べてほしい」という声が上がっていた。
なお、放送後には、第3期制作決定の発表が。視聴者からは「早く続きが見た過ぎる！」「放送時期はいつですか!?」「早く見た過ぎて我慢できない！！！！！」と喜びの声が多数上がっていた。
この第48話「はじまり」は、ABEMAにて無料配信中。
（C）日向夏・イマジカインフォス／「薬屋のひとりごと」製作委員会
