2025年は『Summer Pockets』や『#コンパス2.0 戦闘摂理解析システム』、『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』など、ゲームを原作としたアニメが数多く制作されています。
これまでも、ロールプレイングやアクション、アドベンチャー、シミュレーションなど、さまざまなジャンルのゲームが映像化されてきました。お気に入りのゲームがアニメ化される日を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。
そこでアニメ!アニメ!では、2024年下半期に引き続き「アニメ化してほしいゲームは?(2025年上半期)」と題した読者アンケートを実施します。
まだアニメ化されていない・アニメ化が決定していない作品を対象とし、アプリゲーム部門とコンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)部門の2部門に分けました。
6月6日から6月15日までのアンケート期間中に823人から回答を得ました。男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代が約35パーセントと若年層が中心でした。本記事ではアプリゲーム部門の結果を発表します。
■重厚なストーリーのアプリゲームが人気!
第1位
1位は『DREAM!ing』。支持率は約29パーセントでした。

読者からは「登場人物それぞれが葛藤して衝突しながらも、人との関わり方を模索していく姿が美しかったです。自分の“ゆめ”を他人に見せることができるというユニークな世界観でありながら、彼らの言葉遣いは繊細で、お互いを少しでも理解しようとする描写に感動しました。多くの人に届いてほしい作品です」や「夢や目標に全力で向き合う姿勢は、いつだって人の心を動かすもの。サービスは終了していますが、何度も読み返したくなります」と、ストーリーの完成度を高く評価する声が寄せられました。
また、2021年のサービス終了後も、ミュージカルなどで作品に触れたというユーザーも多かったです。今もなおファンから愛されるタイトルがトップとなりました。
第2位
2位は『悪魔執事と黒い猫』。支持率は約4パーセントでした。

「どの執事たちもかつて辛い経験をしたことがあり、そんな過去が普段の振る舞いの中に見え隠れしているところが、物語に深みを与えています。声や動きのついたアニメーションで描かれたら、その人生により触れられる気がします」や「執事がとにかく魅力的! いろいろな能力を持っているので、天使とのバトルもアニメならよりダイナミックになるはず」、「執事たちから美しいと褒めちぎられている主様こと主人公の顔も気になります(笑)」と、執事との掛け合いを堪能したいというファンが多かったです。
第3位
3位は『ヘブンバーンズレッド』。2位とはわずか数票差でした。

「日常パートは明るくてコミカルなのに、戦闘になると一気にシリアスに空気が変わる。そのギャップに惹かれます。章ごとに泣ける展開もあるので、アニメ向きの作品だと思う」や「ボリュームがあるゲームなので、アニメでより多くの人たちに物語を楽しんでほしい」、「key作品なので、物語のクオリティは保証されているようなもの。今年は『Summer Pockets』もアニメ化されたため、次は『ヘブバン』じゃないかとワクワクしながら待っています」と、多くの名作を生み出したゲームブランドのアニメ化に期待の声が寄せられました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『魔法使いと黒猫のウィズ』には「数多くの異界が登場して、どの世界も素晴らしい。異界単位で作り込まれた物語やキャラクター、BGMがカッコ良く、戦闘シーンもしっかりとあるので、アニメになったら絶対に盛り上がる!」。

今回のアンケートでは、緻密なストーリー構成やキャラクター同士の関係性を評価する声が多く寄せられました。また集計対象外のタイトルでしたが、アニメ化プロジェクトが発表されている『原神』や、今年劇場アニメが公開となった『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』にも、多くの投票がありました。
■ランキングトップ10
[アニメ化してほしいゲームは?【アプリ編】 2025年上半期版]
1位 『DREAM!ing』
2位 『悪魔執事と黒い猫』
3位 『ヘブンバーンズレッド』
4位 『18TRIP』
5位 『IdentityV 第五人格』
5位 『勝利の女神:NIKKE』
5位 『崩壊:スターレイル』
8位 『東方LostWord』
9位 『学園アイドルマスター』
9位 『レスレリアーナのアトリエ ~忘れられた錬金術と極夜の解放者~』
(回答期間:2025年6月6日~6月15日)