TVアニメ『薬屋のひとりごと』第46話「禁軍」が、2025年6月13日に放送。猫猫と壬氏の再会シーンがSNS上で話題となった。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。

『薬屋のひとりごと』は、日向夏が「ヒーロー文庫」より刊行中で「ビッグガンガン」および「サンデーGX」でのコミカライズも展開している、シリーズ累計3,800万部を突破した小説を原作とする後宮謎解きエンタテインメントだ。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こる様々な難事件を次々に解決する姿を描く。
TVアニメ第1期は2023年10月より、第2期は2025年1月より放送がスタート。各配信プラットフォームでは視聴ランキングで常に上位にランクインするなど、注目を集めている。今年3月26日からは初の展示会となる「TVアニメ『薬屋 のひとりごと』展」がスタートし、この夏にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのコラボ開催も控えるなど、今後も盛り上がりを見せてくれそうだ。
前回放送された第45話では、楼蘭(子翠)の生い立ちや、背負った過酷な運命などが明らかに。SNS上に「なんて切ないの……」「涙が止まらない」などの声が上がった。

そして今回の第46話では、楼蘭の過去を知り、彼女の胸中を聞いた猫猫は、神美の元へ向かおうとするのを引き留めて「せめて願掛けくらいさせて」と壬氏からもらった簪を渡し、「絶対に返して」と約束させるのだが……。

そんなやり取りが行われている頃、壬氏率いる「禁軍」が砦へと近づいていた。帝直轄の軍隊である禁軍の指揮をとるということは、壬氏の“本当の身分”が猫猫にバレてしまうことに。高順から「今後、あの娘との接し方を変えなければなりませんよ」と忠告されると、壬氏は「わかっている……」と答える。
そして、羅漢と羅半の計画のもと、雪がやんだ夜に奇襲をかけた禁軍。なだれを起こして武器庫を埋め、さらに楼蘭が火薬庫に火をつけたため、火薬も使えない状態。あっという間に砦へとたどり着く。
渦中の砦の中にいる猫猫は、ここで見つかれば子の一族だと勘違いされてしまうと思いつつ、楼蘭から託された子供たちから目が離せずにいた。「せめて話の通じる相手であれば」と願う中、猫猫がいる部屋に入って来たのは壬氏だった。
甲冑を着た姿に一瞬驚いた表情を浮かべるものの、冷静に「保護していただけますか、壬氏さま」と言う猫猫。壬氏の方が「ケガしているのか!?」と慌てており、そのやり取りに猫猫はなんだか懐かしい気持ちになる。
そこへやってきた兵士から壬氏が「東宮」と呼ばれたのを聞き、猫猫はとうとう壬氏の正体を悟るのだった。
ついに再会し、さらに壬氏の本当の身分が帝の弟であることを知った猫猫。SNS上では「甲冑姿の壬氏さまかっこよすぎる!!」「ついに再会したのに、いつも通りのやりとりなのが良い」「感動の再会じゃないのが2人らしいw」という声が。
また、楼蘭の安否を気にする声も多く「楼蘭が幸せになりますように……!」「簪が絶対にキーアイテムになるはず」「猫猫が預けた簪が楼蘭を守ってくれますように」などのコメントも寄せられていた。
この第46話「禁軍」は、ABEMAにて無料配信中。
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会