“裏切り者”キャラといえば? 3位「進撃の巨人」ライナー、2位「ブルーロック」久遠渉、1位は…「敵のスパイだとは」「連載期間にして約7年もの間」 <25年版> | 超!アニメディア

“裏切り者”キャラといえば? 3位「進撃の巨人」ライナー、2位「ブルーロック」久遠渉、1位は…「敵のスパイだとは」「連載期間にして約7年もの間」 <25年版>

アニメ!アニメ!では「“裏切り者”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。結果を発表します。

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劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACKメインビジュアル
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  • “裏切り者”キャラといえば? アンケート結果1位~5位
  • 『ワンピース ワノ国編』(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
  • 『ブルーロック』キービジュアル(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
  • 『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』キービジュアル(C)水木プロ・東映アニメーション
  • 『Dr.STONE』(C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
  • 『文豪ストレイドッグス』第3シーズン メインビジュアル(C)朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/2019文豪ストレイドッグス製作委員会
  • TVアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』キービジュアル(C)創通・サンライズ

6月2日は「裏切りの日」です。

戦国武将・明智光秀が主君の織田信長に反旗を翻した「本能寺の変」が起きた日であることが由来となっています。

アニメでも信頼していたキャラクターの裏切りは、視聴者に強いインパクトを与えます。表向きは味方に見えたが実は敵の手先だったり、やむを得ない事情で立場を変えたり、信念の違いから決別したり……。裏切り者キャラの存在が、物語を一気に盛り上げていきます。

そこでアニメ!アニメ!では「“裏切り者”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。5月23日から5月27日までのアンケート期間中に389人から回答を得ました。
男女比はほぼ同数。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。


■裏切りの瞬間、物語が動く!


第1位


1位は『ワンピース』の黒炭カン十郎。支持率は約9パーセントで、昨年の同率2位からランクアップしました。

『ワンピース ワノ国編』(C)尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
カン十郎は光月おでんの家臣として登場しますが、物語の途中で、自らが黒炭オロチの部下・黒炭カン十郎であることを明かします。「ギャグ寄りのキャラクターデザインと性格に加えて、何よりもルフィたちと行動を長く共にしていたので、まさか敵のスパイだとは夢にも思いませんでした。振り返ると裏切りの伏線がいくつも張りめぐらされていて二度ビックリ!」や「ドレスローザ編での初登場して以来ずっと味方だったから、ワノ国編での裏切りは衝撃だった。連載期間にして約7年もの間、味方だったんですよね……」、「内通者であることを打ち明けた“おれがそうだって事を!!!”というセリフには鳥肌が立った!」と、ショックを受けたという声が多数寄せられました。

第2位


2位は『ブルーロック』の久遠渉。支持率は約6パーセントで、昨年の同率15位から大きく順位を上げました。

久遠渉は「ブルーロック」プロジェクトのチームZのメンバーとして登場します。「最初はチームのまとめ役として好感触でしたが、チームWに寝返っていたことがバレてからは、“キミが そんなにバカでよかった…”と潔を罵ったり、“おつかれ! チームZ!”と笑顔で手を振ったり、かつての仲間を煽りまくっていて本気でムカつきました(笑)」や「裏切ったものの試合は結局逆転負け。チームWのメンバーにボコボコにやられていて、正直スカッとした」と、裏切り者キャラらしい報いを受ける展開も印象的。その後の試合で見せる意外な行動も含めて、記憶に残るキャラクターがランクインしました。

第3位


3位は『進撃の巨人』のライナー・ブラウン。支持率は約6パーセントで、昨年のトップから順位を下げましたが、トップ3はキープしています。

劇場版「進撃の巨人」完結編THE LAST ATTACKメインビジュアル(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
「訓練兵団104期生の中では兄貴的存在で、巨人を駆逐する調査兵団のメンバーにもなったのに、実は鎧の巨人だったから。しかも正体をあっさり明かしたので、逆に驚いたことをよく覚えている」や「裏切り者キャラはファンから嫌われがちだけど、ライナーだけは嫌いになれません。壮絶な人生を背負っていて、スパイであることに葛藤する姿が丁寧に描写されていたからでしょう」と、敵と味方の間で思い悩む苦労人が今年も上位に入りました。

■そのほかのコメントをご紹介!


『ゲゲゲの鬼太郎』ねずみ男には「裏切り者キャラの代表格。お金儲けのため鬼太郎を何度も裏切るけれど、いつの間にかまた仲間に。そんな風見鶏っぷりも、なぜか憎めません」。

『ゲゲゲの鬼太郎 私の愛した歴代ゲゲゲ』キービジュアル(C)水木プロ・東映アニメーション
『Dr.STONE』あさぎりゲンには「最初は敵だったけど、千空の科学力に惹かれて仲間に。ペラペラのコウモリ男を自称しますが、裏切りそうで裏切らない“正義の裏切り者”です(笑)」。

『Dr.STONE』(C)米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
『文豪ストレイドッグス』太宰治には「かつてはポートマフィアに所属していたことも理由ですが、期待や予想を良い意味で裏切ってくれる意外性のキャラクターであることから選びました」。

『文豪ストレイドッグス』第3シーズン メインビジュアル(C)朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/2019文豪ストレイドッグス製作委員会
『機動戦士ガンダム』シャア・アズナブルには「父の仇であれば、たとえ親友であっても容赦しない。“坊やだからさ”のセリフは『ガンダム』でも随一の名ゼリフだと思う」と、最新作『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場した名キャラクターにも票が入っています。

TVアニメ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』キービジュアル(C)創通・サンライズ
2025年版でもバラエティ豊かな裏切り者キャラがランクイン。長年騙し続けたり、スパイであることに苦悩したりと、裏切りという行為が、物語をドラマチックに盛り上げていることが再確認できました。

■ランキングトップ10


[“裏切り者”キャラといえば? 2025年版]
1位 黒炭カン十郎 『ワンピース』
2位 久遠渉 『ブルーロック』
3位 ライナー・ブラウン 『進撃の巨人』
4位 アスラン・ザラ 『機動戦士ガンダムSEED』
5位 太宰治 『文豪ストレイドッグス』
6位 市丸ギン 『BLEACH』
7位 青山優雅 『僕のヒーローアカデミア』
8位 あさぎりゲン 『Dr.STONE』
9位 藍染惣右介 『BLEACH』
9位 茅野カエデ 『暗殺教室』

(回答期間:2025年5月23日~5月27日)


《高橋克則》
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