『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』のオープニングで、ドラえもんたちが名画の世界を旅する印象的なシーンがアート作品「名画アートシリーズ」として登場した。ムンク「叫び」など第1弾ラインナップの発売が開始されている。

『ドラえもん』は、藤子・F・不二雄による国民的マンガ作品。未来から来た猫型ロボット「ドラえもん」が、主人公・のび太を一人前の大人にすべく活躍する物語が描かれる。アニメも老若男女問わず多くの人から愛され、TVアニメは毎週土曜日17時から、テレビ朝日系列24局にて放送中だ。
2025年3月7日からは『映画ドラえもん』シリーズ45周年記念作品『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』が公開。“絵の中の世界”を舞台に、幻の宝石をめぐるドラえもんたちの時空を超えた冒険が描かれた。

ドラえもんたちが名画の世界を旅するアート作品の登場だ。
ジークレー版画とファブリックボードの形式で展開する「『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』名画アートシリーズ」は、第1弾で6つの作品を発売する。
誰もが一度は目にしたことのある名画とドラえもんたちのユニークな組み合わせが魅力的だ。

「ジークレー版画」で提供されるのは、歪んだ風景と人物の表情で内面の叫びを視覚化している【エドヴァルド・ムンク「叫び」】と、写実的かつ柔らかな筆致で描かれた愛らしい仔犬たちに優しく寄り添うドラえもんが印象的な【円山応挙「仔犬図」】。
そして【ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」】。こちらはフェルメールの光彩を宿した台所になんとジャイアンが、しかも注がれているのは牛乳ではなくまさかのあのシチュー!?という楽しい仕掛けもある。

「ファブリックボード」で提供されるのは、鮮やかな青と黄色が渦巻き、大きな三日月と幾つもの星が輝く幻想的な夜空に飛び込んだドラえもんたちの夢心地が伝わってくるような【フィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」】。
国芳の描く擬人化されたユーモラスな金魚たちの賑やかな世界に溶け込み楽しそうにはしゃぐドラえもんたちがポップな【歌川国芳「金魚づくし」】。満開の桜越しに富士山を望んだ北斎が表現する美しい日本の自然美に驚きと笑顔を見せるドラえもんたちの表情に注目の【葛飾北斎「桜花に富士図」】だ。

ジークレー版画のサイズ(額)は縦24.5cm×横40.8cm、ファブリックボードのサイズは縦19.0cm×横33.5cmだ。

映画の感動を思い出しながら、インテリアとしても楽しめる名画アートシリーズ。名画の美しさドラえもんたちの冒険心や愛らしさが加わった唯一無二のアート作品になっている。
各アートシリーズは、浮世絵版元の版三が運営する公式オンラインショップ「浮世絵工房」で販売中。
・名画ジークレー版画(全3種):ムンク「叫び」、円山応挙「仔犬図」、フェルメール 「牛乳を注ぐ女」
・販売価格:各22,000円(税込)
・サイズ(額):縦24.5cm×横40.8cm
・素材(額装部分):樹脂、アクリル、アルミ
・和紙(絵):純手漉和紙(鳥の子紙)越前和紙漉元 岩野平三郎製紙所
・技法:ジークレー版画
・販売元:版三
■『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』名画アートシリーズ
・名画ファブリックボード(全3種):ゴッホ「星月夜」、歌川国芳「金魚づくし」、葛飾北斎「桜花に富士図」
・販売価格:各3,960円(税込)
・サイズ:縦19.0cm×横33.5cm
・素材:キャンバス
・販売元:版三
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