TVアニメ『薬屋のひとりごと』第44話「砦」が、2025年5月30日に放送。鋭い観察眼を持っているのに、壬氏のことについては考えることを後回しにする猫猫に、ネット上で多くのツッコみが飛んだ。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。

『薬屋のひとりごと』は、日向夏が「ヒーロー文庫」より刊行中で「ビッグガンガン」および「サンデーGX」でのコミカライズも展開している、シリーズ累計3,800万部を突破した小説を原作とする後宮謎解きエンタテインメントだ。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こる様々な難事件を次々に解決する姿を描く。
TVアニメ第1期は2023年10月より、第2期は2025年1月より放送がスタート。各配信プラットフォームでは視聴ランキングで常に上位にランクインするなど、注目を集めている。今年3月26日からは初の展示会となる「TVアニメ『薬屋 のひとりごと』展」がスタートし、この夏にはユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのコラボ開催も控えるなど、今後も盛り上がりを見せてくれそうだ。
前回放送された第43話では、響迂と共に侵入した倉庫にて、冷酷な女・神美に見つかってしまった猫猫。その神美が「怖すぎる」とネット上で話題となった。

そして今回の第44話では、神美から折檻されそうになるも、それを楼蘭妃が止めてくれる。その顔を見て「あぁ、やっぱりな」と何かを悟った猫猫。実は、楼蘭妃の正体は子翠だったのだ。

そんな子翠の機転により、折檻を免れたものの、薬師として雪と堅牢な城壁に囲まれた“砦”へと囚われた猫猫は、翠苓から2人の生い立ちを聞く。そして、これまで後宮にて起こった事件の黒幕が子昌であると突き止め、それにより壬氏の正体にも辿り着きそうになるのだが……。
そこは猫猫らしく、壬氏に関する謎だけは「この件はひとまず置いておこう!」という考えに至り、ネット上では「こんなに鋭いのに、なんで壬氏のこと後回しにするのw」「壬氏さま不憫すぎるwww」「猫猫らしいけれどもwww」といった声が。

その頃、当の壬氏は羅半の調査により“砦”の存在に気づいていた。そこに羅漢がやって来て、「半端な姿で半端な仕事をして、それで何事も上手くいくとでも? 半端な宦官野郎のままで何ができるというんです!」と焚きつけられた壬氏。さらに、「逆賊・子昌を討つべく、軍を動かしてほしい」とも頼まれ、壬氏はついに覚悟を決める。
ネット上では「ついに壬氏が覚悟を決めたか!」「はやく猫猫を助けてあげてほしい……!」「羅漢パパかっこいい!」といったコメントも寄せられていた。
この第44話「砦」は、ABEMAにて無料配信中。