5月25日は「愛車の日」です。
輸入車販売などを行うヤナセの創立記念日が由来で、愛車精神を伝えることを目的に制定されました。
アニメやゲームには、愛車と共に物語を駆け抜けるキャラクターたちが数多く存在します。命を賭けて危険なレースに挑んだり、長年連れ添った車に名前をつけて大切にしていたり、愛車をカスタムして自分好みに仕上げたり、さらには車そのものが変形して戦ったり……。関わり方も実に多彩です。
そこでアニメ!アニメ!では「愛車が印象的なキャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。5月16日から5月20日までのアンケート期間中に176人から回答を得ました。
男女比は男性約45パーセント、女性約55パーセントで、ほぼ同数。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■愛車と共に物語を駆ける!
第1位
1位は『名探偵コナン』の安室透(降谷零)。支持率は約20パーセントでした。

読者からは「犯人を追跡中に大破しても、車を買い換えずに修理して使い続けているところから、安室さんの強い愛情が感じられます」との声が寄せられました。
とくに過去のエピソードである『警察学校編 Wild Police Story』の「CASE.萩原研二」では、RX-7にまつわるエピソードも登場。「“あんな派手な車、趣味じゃないよ”と口では言いながら、実は気になって仕方がない様子が伝わってきました」や「安室さんが車を大切にしているのは、亡き友人との思い出も詰まっているからなんでしょうね」と、秘めた心に思いを馳せるファンもいました。
第2位
2位は『頭文字D』の藤原拓海。支持率は約9パーセントでした。

「もともとは父親の仕事を手伝うための車で、拓海自身はさほど関心がなかったのに、レースを重ねるうちに自然と愛着が芽生えていく過程が印象的」や「走り屋として成長するにつれて、車への信頼も深まっていく。まさに相棒と呼べる存在でした」と、レースシーンだけでなく、車への心境の変化も表現されています。
第3位
3位は『ルパン三世』のルパン三世。支持率は約8パーセントでした。
ルパンは数多くの車に乗っていますが、なかでも『ルパン三世 カリオストロの城』などに登場したフィアット500は、ファンにとってお馴染みの存在です。「黄色いフィアット500で、崖を駆け上がるカーチェイスの迫力にワクワクした」と、疾走感に絶賛のコメントが届いています。記念すべき第1話ではF1マシンを操っており、シリーズ全体を通して車の存在が欠かせない作品といえるでしょう。
■そのほかのコメントをご紹介!

『クレヨンしんちゃん』野原ひろしには「マイカーにアンジェリーナという名前をつけるほどの愛情を注ぎ、ボディに傷がついても家族との思い出を理由にそのまま乗っていたから。2016年の『野原家新車を買う』シリーズで、ついに新車を購入!」

『最強王図鑑 ~The Ultimate Battles~』Mr.モーストには「トーナメントの実況・解説役ですが、出場する動物たちに愛車を破壊されることが多く、第2期でも新調した車が無惨な姿に……。モーストの愛車の未来はどうなる!?」と、新作が放送中のタイトルにも投票がありました。
今回のアンケートでは、運転技術の高さ以上に、愛車との関係性に注目したコメントが目立ちました。単なる乗り物を超えた、キャラクターとの絆がファンの心を掴んでいます。
■ランキングトップ10
[愛車が印象的なキャラといえば?]
1位 安室透(降谷零) 『名探偵コナン』
2位 藤原拓海 『頭文字D』
3位 ルパン三世 『ルパン三世』
4位 ジン 『名探偵コナン』
5位 阿笠博士 『名探偵コナン』
6位 冴羽リョウ 『シティーハンター』
7位 中原中也 『文豪ストレイドッグス』
8位 赤井秀一 『名探偵コナン』
8位 志摩リン 『ゆるキャン△』
8位 西住まほ 『ガールズ&パンツァー』
8位 東山コベニ 『チェンソーマン』
8位 聖あげは 『ひろがるスカイ!プリキュア』
8位 マルゼンスキー『ウマ娘 プリティーダービー』
8位 Mr.モースト 『最強王図鑑 ~The Ultimate Battles~』
(回答期間:2025年5月16日~5月20日)