TVアニメ『ワンダンス』が、2025年10月より放送されることがわかった。発表に伴い新ティザービジュアルも公開。主人公の小谷花木役を内山昂輝、ヒロインの湾田光莉役を羊宮妃那が務めることも明らかになり、コメントが到着した。
原作の『ワンダンス』は、講談社の月刊コミック誌「アフタヌーン」にて連載中で累計発行部数は90万部を突破する、珈琲による“ストリートダンス×恋愛”マンガだ。自分の気持ちを上手く表現できない、吃音症を持つ高校生・小谷花木が、人目を気にせず自分の表現を追い求める同級生・湾田光莉を通じてダンスに惹き込まれ、言葉がいらない“フリースタイル“なダンスの表現に挑んでいく姿を描く。
大胆で迫力あるダンスシーンに加え、現代らしいリアルな人間描写と胸を打つ台詞の数々が多くの読者を魅了している。日本のみならず海外でも高い人気を誇り、現在10もの言語で出版されているほか、北米のマンガ賞“You Should Read This Manga 2023”では「アニメ化を期待する作品」として賞を受賞した。国内外のファンから映像化を待ち望む声も多く上がっていた中で、待望のアニメ化が実現した。
このたびそんな本作で、吃音症の主人公・小谷花木役を内山昂輝、彼をダンスの世界に導いていくヒロイン・湾田光莉役を羊宮妃那が演じることが明らかになった。あわせて公開されたティザービジュアルは、青く爽やかな背景に白く神々しいヒロイン・湾田光莉が舞い踊る姿が描かれている。主人公・小谷花木が思わず目を奪われた、湾田の美しくも力強い姿が緻密に表現された。
なお、監督は数々のアニメ作品の演出、撮影監督、VFXスーパーバイザーを手掛け、最先端CGと従来のアニメの融合を得意とする加藤道哉が務める。制作は、世代を超えて多くのアニメファンの支持を集める老舗大手のアニメーションスタジオのマッドハウスと、VFXやCG などを駆使したデジタルアニメーションを得意とするサイクロングラフィックスが担当する。
またダンスプロデューサーとして、BTSなど数々の有名アーティストの振付も担当する世界的ダンサーのRIEHATAを迎える。キャラごとにキャスティングされたプロダンサーが実際に踊る様子をモーションキャプチャーで収録し、それをアニメ映像へ落とし込んでいくという手法で、いまだかつてない本格的なストリートダンスアニメーションに挑む。内山と羊宮、加藤監督からはコメントも寄せられた。
TVアニメ『ワンダンス』は、2025年10月より地上波放送され、「ディズニープラス」ほかにて配信も実施される。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。
＜以下、コメント全文掲載＞
小谷花木役：内山昂輝
小谷花木の声を担当することになりました内山昂輝です。原作のPVから引き続き、カボの声をやらせていただきます。彼らのダンスがどんな風にアニメーションで表現されるのか僕自身も大変楽しみにしています。キャラクターの声や音楽が加わって映像表現ならではの魅力がたくさん味わえると思いますので、原作も含めて「ワンダンス」という作品をたくさん楽しんでいただきたいです。それではTVアニメ「ワンダンス」ご期待ください！
湾田光莉役：羊宮妃那
光莉ちゃんたちのダンスへの熱や想いが、とてもキラキラとしてかっこよくて、原作を読み進める度に心が奮い立たされ、私も鏡を出して何度もダンスをしてしまうほど、心も体も動かされる作品です。演じることもダンスをすることも大好きな私にとって、光莉ちゃんとしてこの世界で生きられることが夢のように幸せです。光莉ちゃんの魅力をアニメでも感じていただけるように、精一杯演じさせていただきます。ぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです！
監督：加藤道哉
ワンダンスのアニメ化の相談のあった時、本当にストリートダンスをアニメで表現できるのか…、 ダンスを知れば知るほど、悩みました。
そして、ある考えにたどり着きます。
ダンサー自身がダンスを描けたら、どんなアニメになるのだろう。
そして今、モーションキャプチャーを撮影しています。
トップダンサーたちの熱いダンスを見るたび、ますますワンダンスという漫画の凄みを感じます。
彼らは、かつてのカボ君や湾田さんだったのです。
ダンスに熱が入らないわけがない。
どうか楽しみにしていてください。
■ TVアニメ『ワンダンス』
2025年10月放送開始
【スタッフ/キャスト】
監督：加藤道哉
小谷花木：内山昂輝/湾田光莉：羊宮妃那
ダンスプロデューサー：RIEHATA
アニメーション制作：マッドハウス×サイクロングラフィックス
原作：珈琲「ワンダンス」（講談社）
【原作情報】
『ワンダンス』(講談社「アフタヌーン」連載)
著：珈琲
コミックス1～13巻、好評発売中
（C）珈琲・講談社／ワンダンス製作委員会
