「君たちはどう生きるか」菅田将暉や木村拓哉、あいみょんら声優陣の制作秘話や“ジブリ飯”の魅力に迫る！特番が5月2日に放送

宮崎駿（崎は「たつさき」、以下同）監督の10年ぶりの劇場公開作となったスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』が、ついに2025年5月2日21時より日本テレビ系列の映画番組「金曜ロードショー」で初放送される。これに先駆け、同日20時2分から特別番組が放送されることが決定した。

宮崎駿監督の10年ぶりの最新作となった『君たちはどう生きるか』は、第二次世界大戦下の日本を舞台に、主人公の少年・眞人が謎の青サギに導かれ、もうひとつの世界に迷い込むところから始まる物語を描く傑作ファンタジー。

本作は、2023年7月14日に公開されると話題を呼び大ヒットを記録。第81回ゴールデン・グローブ賞アニメーション映画賞、第96回米アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞を受賞で2度目のオスカー獲得という快挙を達成し、世界での興行収入で、スタジオジブリ作品の中でも一番の成績を記録した。

このたび放送が決定した特番は、本作のあらすじが解説されるほか、眞人や、彼の前に突如現れもうひとつの世界へと導く「青サギ」、なぜか眞人を助けてくれる漁師の女性「キリコ」、火を操る不思議な力を持った「ヒミ」など、作中の個性豊かなキャラクターたちも取り上げられ、初放送へのワクワクを高めてくれる内容となっている。

また、『君たちはどう生きるか』は、山時聡真をはじめ菅田将暉、木村拓哉、木村佳乃、柴咲コウ、あいみょん、滝沢カレン、阿川佐和子、風吹ジュン、竹下景子、大竹しのぶ、國村隼、小林薫、火野正平ら豪華な声のキャストが勢揃いしていることも魅力の一つだ。
特番ではこれらキャスト陣への徹底取材も行われ、スタジオジブリ作品の心に残る名シーンを挙げてもらっている。はたして、どんな名シーンが選ばれるのだろうか。アフレコ現場での裏話も語られ、菅田による青サギ・サギ男の声収録の苦労話など、貴重な制作秘話も紹介される。

さらに、スタジオジブリ作品を語る上で欠かせない要素のひとつが、『天空の城ラピュタ』の目玉焼きの乗ったパンや、『千と千尋の神隠し』の美味しそうな料理などの「たべもの」。特番では、ジブリ作品に登場する、これら印象的な「たべもの」にもスポットが当てられる。

現在「ジブリパーク」の「ジブリの大倉庫」にて開催中の企画展示「『食べるを描く。』増補改訂版」の様子も交えながら、ジブリ作品がいかに「たべものを美味しそうに描いてきたか」というこだわりを紐解く。『君たちはどう生きるか』で登場する、“ヒミが作るジャムパン”も紹介されるとのことで、こちらも見逃せない。

このほか、スタジオジブリの世界観には数多くの「いきもの」も欠かせない。動きがリアルな動物たちから空想上の生物まで、色々な「いきもの」が登場するが、特番ではキツネリスやトトロ、ネコバスといったさまざまな「いきもの」にも注目し、その魅力を深掘りしていく。

そして地上波初放送を控える『君たちはどう生きるか』にも、個性豊かな「いきもの」が登場する。眞人が屋敷で出会うことになる青サギや、ゆっくり宙を漂うワラワラ、少しコミカルな動きのインコマンなどにも注目してみたい。

また、直前の特番以外にも、同日の『ZIP！』ではスタジオジブリの恒例特集「ZIP！のジブリ」が放送される。『ZIP！』はこれまで『君たちはどう生きるか』に関して、プロデューサーの鈴木敏夫、主題歌の「地球儀」を作った米津玄師、美術監督を務めた武重洋二などへの特別インタビューを行ってきた。当日はそのインタビュー映像も一部紹介しつつ、『君たちはどう生きるか』をバッチリ予習する。

さらに放送週の4月29日15時55分からも、ジブリ特番がおくられる。作品のあらすじや主人公・眞人をはじめとする個性豊かなキャラクターを、映画の映像を交え紹介していく。また、これまでの宮崎駿監督の足跡も振り返り、『君たちはどう生きるか』の魅力に迫る番組となるようだ。番組内では眞人役の声の出演をした山時聡真が「ジブリパーク」を訪問し、スタジオジブリ作品の世界を体験できる公園施設で展示や貴重な資料を巡っていく様子も伝える。「TVer」での見逃し配信も行われるので、『君たちはどう生きるか』の初放送を待ちきれない人はこちらも楽しみたい。

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