声優・水樹奈々が「べらぼう」でNHK大河ドラマ初出演! 演じる“狂歌師”とは? | 超!アニメディア

声優・水樹奈々が「べらぼう」でNHK大河ドラマ初出演! 演じる“狂歌師”とは?

1月5日から放送がスタートした2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」に、声優の水樹奈々さんが出演することに。しかも自身のキャリアとして初のNHK大河ドラマ出演となります。

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現在放送中のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(毎週日曜日20時・NHK)に声優の水樹奈々さんが出演することが番組公式サイトなどで発表されました。ご自身のキャリアとしてNHK大河ドラマ初出演ということもありファンからも続々と祝福コメントが寄せられています。

『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は2025年1月5日に放送がスタートしたNHK大河ドラマの第64作目。俳優の横浜流星さんが主演を務め、江戸時代中期を舞台とした、原作のないオリジナル脚本で物語を紡ぎます。

水樹奈々さんが演じるのは天明期の女性狂歌師「智恵内子(ちえのないし)」。

番組公式サイトによると「湯屋の主人・元木網(ジェームス小野田)の妻・すめで、狂名“智恵内子”としての側面を持つ。夫とともに天明狂歌をけん引する。蔦重(横浜流星)とは、大田南畝(桐谷健太)や夫・元木網などが参加する狂歌の会で知り合い、親交を深めていく」とのことで、「NHK紅白歌合戦」に出演した経歴を持つ“歌姫”としても知られている水樹奈々さんらしい“歌”にまつわるキャラクターです。

しかしそもそも、その狂歌師とはどのような人々のことを言うのでしょうか?

狂歌とは「狂体の和歌」を意味するジャンルで、伝統的な和歌の規範などから逸脱した短歌のことを指すようです。五・七・五・七・七の伝統的な音で構成されつつも季語は必要なく、おもに社会風刺・皮肉・ユーモアなどを歌ったものだそうです。時に政治批判も含むという意味ではラップに近い立ち位置ではないでしょうか。

狂歌師とはその和歌を詠む歌人のこと。本作『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』のタイトルには「バカ者」「ケタ外れ」「捉われない」といった「時代の寵児」の意味が込められているので、伝統的な規範から解放されてエンターテインメントを最大限提供する狂歌師は本作にぴったりのキャラクターだと言えます。

この役どころについて、番組公式サイトには水樹奈々さんご本人のコメントも寄せられています。

<水樹奈々さん コメント>

まさか私が大河ドラマに?!と、お声掛けいただいた時は本当にビックリしました。

智恵内子は数少ない女性狂歌師で、キレがあり、ユーモアのセンスあふれる歌を詠むことで身分を超えてさまざまな人々とつながり、娯楽の少ない時代に笑顔になれる楽しみを夫や仲間と共に生み出していました。言葉を伝える、歌でつながり笑顔を届けることは、声優・歌手としての私の活動とつながる部分が多々あり、とてもご縁のある役をいただき光栄に思っています。

初めて尽くしで緊張の連続ですが、全力で演じさせていただきます!

なお水樹奈々さんと同時に、高岡早紀さん、ジェームス小野田さん、ひょうろくさん、中川翼さん、えなりかずきさん、高橋英樹さんも新たな出演者として発表されています。

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」
■放送日程
NHK総合 毎週日曜20時から20時45分/翌週土曜13時5分に再放送
NHK BS  毎週日曜18時から18時45分
BSP4K   毎週日曜12時15分から13時/日曜18時から18時45分に再放送
■作:森下佳子
■出演:横浜流星、安田 顕、小芝風花 / 里見浩太朗 / 渡辺 謙


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《気賀沢 昌志》
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