鬼太郎傑作選「私の愛した歴代ゲゲゲ」4月6日放送スタート新作舞台では大塚明夫がねずみ男に「元々は亡くなった私の父が演じていた役」

TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の傑作選『ゲゲゲの鬼太郎私の愛した歴代ゲゲゲ』のオンエアが決定した。2025年4月6日9時よりフジテレビほかにて放送を開始する。新作舞台の上演も発表となった。

『ゲゲゲの鬼太郎』は1968年1月3日にTVアニメ第1期の放送がスタート。2020年3月にはTVアニメ第6期が放送され、半世紀に渡って愛されている人気作である。
2023年11月公開の最新作『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』が公開。第47回日本アカデミー賞の「優秀アニメーション作品賞」を受賞するなど、高い評価を得たことも記憶に新しい。

このたび、『ゲゲゲの鬼太郎』の生みの親である水木しげるの没後10年を記念して、傑作選『ゲゲゲの鬼太郎私の愛した歴代ゲゲゲ』の放送が決定した。過去に放送されたシリーズの中から毎週1話ずつ、名作エピソードがオンエアされる。往年のファンはもちろん、『鬼太郎』に初めて触れる若い世代にとっても嬉しい機会になるだろう。

傑作選のセレクターには、歴代の鬼太郎役を務めた声優陣が勢揃い。第1期・第2期の野沢雅子、第3期の戸田恵子、第4期の松岡洋子、第5期の高山みなみ、第6期の沢城みゆきが、それぞれのお気に入りの回をセレクトする。一体何話が放送されるのだろうか。追加セレクターも予定しており、続報にも期待が膨らむ。

『ゲゲゲの鬼太郎私の愛した歴代ゲゲゲ』のキービジュアルも公開。『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』のキャラクターデザイン・谷田部透湖による描き下ろしで、歴代の鬼太郎たちが水木しげるを取り囲んでいるという傑作選に相応しい1枚に仕上がった。シリーズによって異なる鬼太郎の姿に注目したい。

さらに2022年に上演された舞台の新作『ゲゲゲの鬼太郎 2025』の上演が決定。8月2日から16日まで明治座にて行われる。鬼太郎役は荒牧慶彦、ねこ娘役は上坂すみれが続投。ねずみ男は声優としても活躍する大塚明夫がキャスティングされた。

宝塚退団後も舞台を中心に活躍を続ける美弥るりか。今年で芸能生活50周年を迎える浅野ゆう子も出演。そのほか、舞台『鋼の錬金術師』で主演を務めた廣野凌大や、舞台『鬼滅の刃』シリーズに出演する植田圭輔など、人気若手俳優が脇を固める。

＜以下、コメント全文掲載＞

【ゲゲゲの鬼太郎役：荒牧慶彦】

「舞台『ゲゲゲの鬼太郎』にて前作に続き鬼太郎役を演じさせて頂きます、荒牧慶彦です。新作にて再び鬼太郎役として生きられること、光栄に思います。全身全霊で鬼太郎を演じ、『ゲゲゲの鬼太郎』という作品の魅力を少しでもお伝え出来るよう頑張ります」

【ねずみ男役：大塚明夫】

「ねずみ男とはいったい何者なのか。有り体に言えばねずみと人間のハイブリッド。つまり人間でもなければ妖怪でもない。それゆえどちらの世界にも属し得ず自らのアイデンティティを求め迷走し続ける者。元々は亡くなった私の父が演じていた役で、私も過去一度だけ演じたことがありますが、やってみて初めて解る難しさに父の大きな背中を再確認いたしました。どのような脚本になるのか未だわかりませんが相手にとって不足なし！全力で取り組みますので皆様応援宜しく願います！」

【ねこ娘役：上坂すみれ】

「なんと、舞台『ゲゲゲの鬼太郎』が帰ってきます…！！すごい…！！個人的には、この作品が人生初の舞台への挑戦だったので、本当に想い出深いです！いったいどんな新たなストーリーが描かれるのか、今からとても楽しみです！そして自分にとっては人生２度目の舞台…精いっぱい、がんばりますっ！どうぞよろしくお願いいたします」