アニメファンが選ぶ【2024年 #今年の漢字】は？ 3位「青」、1位は「もはやオタク人生に欠かせない」夏アニメの“あの漢字”が2つランクイン！「金」は6位に

2023年も残すところ、あと1ヶ月を切りました。

毎年12月に京都の清水寺で発表される「今年の漢字」は、年末の恒例行事として賑わいを見せます。今年はオリンピック・パラリンピック政治の裏金問題、止まらない物価高騰などの理由から「金」が選ばれました。

アニメ！アニメ！でも毎年恒例の「アニメファンが選ぶ2024年『今年の漢字』は？」と題した読者アンケートを実施しました。11月26日から11月30日までのアンケート期間中に245人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約55パーセント、無回答が約10パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。

■夏アニメ関連の漢字が同率トップ！

第1位

1位は「推」と「鹿」が同票。支持率は約9パーセントでした。

『【推しの子】』第2期ビジュアル（C）赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・【推しの子】製作委員会

「推」は昨年の単独トップに続いて、今年は同率トップに。読者からは「『【推しの子】』の2期放送と3期決定、さらに原作が最終回を迎えて、去年以上に注目度が増したと思います」や「1期のOPテーマ『アイドル』が大ヒットしたが、2期の『ファタール』もカッコ良かった！」と夏アニメ『【推しの子】』をイチオシするコメントが届きました。
「推し」という言葉がブームになっていることも票を集めた理由。「もはやオタク人生に欠かせなくなった推し活。今年はバラエティ番組やニュースでも特集をよく見かけました」や「とにかく過去一でいろいろなアニメにハマった年で、推しがどんどん増えていったから！」と推し活に忙しいファンも多かったです。

「鹿」は夏アニメ『しかのこのこのここしたんたん』を挙げる読者が多数。「OPテーマの『シカ色デイズ』が大バズリ！夏の甲子園で吹奏楽部が演奏したり、有名人が踊ってみた動画をアップしたりと、今年の夏は鹿一色。個人的にはギャン泣きする姪っ子に動画を見せたら一瞬で泣き止み踊り出したので、のこたんには助けてもらった恩があります」や「一文字の漢字なら、これ“鹿”思い浮ばなかった」と癖になる曲や振り付けが大きな話題に。「推」と「鹿」、どちらも夏アニメと関係する漢字が同順位となっています。

第3位

3位は「青」。支持率は約6パーセントで、昨年の2位から順位を下げました。

「『アオのハコ』、『青のミブロ』、『ブルーロック』、『青の祓魔師』など、青やブルーがタイトルに付いたアニメが目立っていたから。とくに青春を描いたストーリーが多かったのも印象に残りました」や「『響け！ユーフォニアム』や『忘却バッテリー』、『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』、『負けヒロインが多すぎる！』など、青春アニメが盛り沢山。『がんばっていきまっしょい』や『ATRI-My Dear Moments-』など、海が題材となった作品も複数あったので」、「男子校出身の私からすると、『アオのハコ』の甘酸っぱい青春がとても眩しく、頭から離れませんでした」と、こちらはさまざまなタイトルから「青」という漢字をイメージしたという読者から票を集めました。

■そのほかのコメントをご紹介！

「音」には「『ガールズバンドクライ』や『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく！』、『ラブライブ！スーパースター!!!』第3期や『【推しの子】』第2期など、音楽にまつわるアニメの勢いを感じる1年だった」。
「再」には「人気作の続編やリメイク、新アニメ化が多かったです。『ドラゴンボール』や『らんま1/2』、『狼と香辛料』など、世代を超えて愛される作品を楽しめるのが嬉しい」。

『らんま1/2』キービジュアル（C）高橋留美子・小学館／「らんま 1/2」製作委員会

「恋」には「『負けヒロインが多すぎる！』や『アオのハコ』など、恋愛ものが充実！『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』の平次と和葉や『わんだふるぷりきゅあ！』のいろはと悟といったカップルにも注目が集まっていました」。
「葬」には「昨年から続く『葬送のフリーレン』の大ヒットから幕を開けましたが、振り返ってみると今年は多くの声優さんの訃報が届いた1年だったと思います」と悼むコメントも届いています。