“山”アニメといえば? 「ヤマノススメ」、「頭文字D」を抑えた注目の1位は…<24年版> | 超!アニメディア

“山”アニメといえば? 「ヤマノススメ」、「頭文字D」を抑えた注目の1位は…<24年版>

アニメ!アニメ!では「“山”アニメといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。結果を発表します。

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『ゆるキャン△ SEASON3』キービジュアル(C)あfろ・芳文社/野外活動プロジェクト
  • 『ゆるキャン△ SEASON3』キービジュアル(C)あfろ・芳文社/野外活動プロジェクト
  • [“山”アニメといえば? 2024年版]ランキング1位~3位
  • 『ヤマノススメNext Summit』キービジュアル(C)しろ/アース・スター エンターテイメント/『ヤマノススメ Next Summit』製作委員会
  • 『暗殺教室』(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
  • 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』ティザービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
  • 『弱虫ペダル LIMIT BREAK』 ビジュアル(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル 05 製作委員会
  • 『もののけ姫』(C)1997 Hayao Miyazaki/Studio Ghibli, ND
  • 『MFゴースト』(C)しげの秀一・講談社/MFゴースト製作委員会

8月11日は山の日です。
2016年に施行された国民の祝日で、山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日とされています。

夏のレジャーといえば山だという人も多いのではないでしょうか。アニメでも山が描かれるタイトルは数多く、身近な山にハイキングに出かけたり、断崖絶壁の登頂に挑んだり、自然豊かな山奥の村が舞台だったりと、バラエティに富んでいます。

そこでアニメ!アニメ!では「“山”アニメといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。8月5日から8月7日までのアンケート期間中に55人から回答を得ました。
男女比は男性約60パーセント、女性約35パーセント、無回答が約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約30パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。


■『ゆるキャン△』がトップ! 今年第3期がオンエア


第1位


1位は『ゆるキャン△』。支持率は約27パーセントで、昨年の2位からトップとなりました。

『ゆるキャン△ SEASON3』キービジュアル(C)あfろ・芳文社/野外活動プロジェクト
『ゆるキャン△』は「COMIC FUZ」にて連載中のアウトドアマンガが原作。山梨県や静岡県を舞台に、キャンプ好きの高校生たちの日常をゆるやかに描いた物語です。2018年にTVアニメの放送がスタート。2024年4月から6月にかけて第3期が放送されました。
読者からは「登山ではなくキャンプがメイン。山の麓で友達と一緒にキャンプ飯を食べる様子が楽しそう」や「大自然の中でキャンプを楽しむ志摩リンやなでしこたちを見ていると、こちらも癒されます」とキャンプを体験したくなる作品だというコメントが多数。ツーリングや温泉などを堪能する様子も魅力的です。

第2位


2位は『ヤマノススメ』。支持率は約24パーセントで、昨年のトップから一つ順位を下げました。

『ヤマノススメNext Summit』キービジュアル(C)しろ/アース・スター エンターテイメント/『ヤマノススメ Next Summit』製作委員会
『ヤマノススメ』の原作は「コミック アース・スター」にて連載中。インドア趣味の雪村あおいが幼馴染の倉上ひなたに高校で再会し、ひなたの趣味の登山やアウトドアの魅力を知っていきます。
「あまり友達のいなかったあおいがアウトドア仲間と出会い、世界がどんどん広がっていくところが好き」や「登山の楽しさだけでなく厳しさもしっかりと伝わる作品で、山を愛し、山に愛されているアニメだと思いました」、「富士山にチャレンジするエピソードもありますが、難易度の低い初心者向けの山も出てくるのが嬉しい。アニメを見て天覧山に行ったから」と本作がきっかけで山登りをしたという読者もいました。

第3位


3位は『暗殺教室』、『鬼滅の刃』、『弱虫ペダル』の3作品が同順位で並びました。

『暗殺教室』(C)松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会
『暗殺教室』は舞台となる椚ヶ丘中学校の旧校舎が山の中にあることが票を集めた理由です。「みんなのホームグラウンドである山の上の校舎で、いろいろな出来事があった思い出の場所だから」と3年E組の一年間が忘れられないというコメントが届きました。

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』ティザービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
『鬼滅の刃』は「主人公の炭治郎は空気が薄い狭霧山で修業をしていたし、鬼殺隊の最終選別の試験は藤襲山で行われ、任務のために赴いた那田蜘蛛山で新たな展開を迎えるなど、山との距離が近い作品だと思います」と登場機会が多いことに触れられています。

『弱虫ペダル LIMIT BREAK』 ビジュアル(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル 05 製作委員会
『弱虫ペダル』は高校の自転車競技部を描いたスポーツアニメ。「主人公の名前が小野田坂道、ライバルの名前が真波山岳と、山を思わせる名前が付いており、レースでも坂を上る登坂のシーンが記憶に残る」と試合の激闘が忘れられません。

■そのほかのコメントをご紹介!


『もののけ姫』には「山からタタリ神が出てくるシーンが何ともいえない恐ろしさで、乙事主やモロの君、デイダラボッチなども本当に潜んでそうな気がしました。人間の傲慢さに自然や動物が怒っているかのような奥深さを子どもながらに感じた作品です」。
『響け!ユーフォニアム』には「街がお祭りで盛り上がっている中、麗奈に誘われて久美子が山に登るという展開が斬新で驚きました。展望台からの夜景を眺めて二人の距離がグッと近付く名場面です!」

『響け!ユーフォニアム3』メインキービジュアル(C)武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会2024
『アイカツ!』には「主人公のいちごちゃんがプレミアムドレスを手に入れるべく崖を登るシーンが印象的! アイドルアニメですが崖登りがたびたび出てきます」。
『頭文字D』には「北関東エリアの山といえば『頭文字D』。アウトドアアニメは結構増えてきたけど、峠を舞台に走り屋たちの活躍を描いたアニメは珍しいと思うので」と後継作『MFゴースト』も話題のタイトルにも投票がありました。

(C)しげの秀一/講談社・2014新劇場版「頭文字D」製作委員会
今年は『ゆるキャン△』の最新作が放送されたこともあってトップが入れ替わりました。日本の国土の75パーセントが山地を占めていることもあり、山が登場するアニメの多さが再確認できる結果となっています。

■全体ランキング


[“山”アニメといえば? 2024年版]
1位 『ゆるキャン△』
2位 『ヤマノススメ』
3位 『暗殺教室』
3位 『鬼滅の刃』
3位 『弱虫ペダル』
6位 『頭文字D』
6位 『銀魂』
6位 『もののけ姫』

(回答期間:2024年8月5日~8月7日)


《高橋克則》
【注目の記事】[PR]

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