10月23日は「化学の日」。
物質の量の単位であるモルの1単位が、6.02×10の23乗で表わされることを由来とした記念日です。
アニメやゲームには化学をはじめ、さまざまな分野の研究に勤しむキャラクターが数多く存在します。未知のエネルギーを生み出したり、人型ロボットを作り上げたり、世界の秘密を解き明かそうとしたりと、研究の理由もキャラそれぞれです。
そこでアニメ!アニメ!では「“学者キャラ”といえば?」と題した読者アンケートを実施しました。10月9日から10月16日までのアンケート期間中に392人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントで女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
■白衣姿が似合うキャラクターが集結!
第1位
1位は『Dr.STONE』の石神千空。支持率は約25パーセントでした。

「人類の文明が失われた石の世界で、ケータイや発電所、コーラまで、あらゆるものを発明していくから。作り方まで細かく説明してくれるので、科学が苦手な私も興味が持てました」や「科学の力で文明を復興させていく姿がカッコイイ。人類200万年の時を一気に駆け上がっていくのが最高です」と豊富な知識を誇る主人公がトップに。
「学生の頃に出会っていたら科学が大好きになっていただろうなと思います。千空の頭のキレ具合がハンパなく、“唆るぜ(そそるぜ)、これは!”の口癖もマネしたくなる」との声も。第3期『Dr.STONE NEW WORLD』の第2クールが放送中ということもあり、ダブルスコアで1位になりました。
第2位
2位は『名探偵コナン』の灰原哀。支持率は約11パーセントでした。

灰原哀は黒ずくめの組織にいた過去を持ちます。読者からは「新一を子どもにした毒薬・APTX4869の開発者で、自ら薬を飲んで組織を抜け出したので。現在は解毒剤の研究をしていて、コナン君を手助けもしている物語のキーパーソンです」や「18歳で黒の組織のコードネームをもらえるぐらいのエリート。映画でも難しい計算式を暗算していました」と劇中での活躍が印象的。
「『名探偵コナン 灰原哀物語~黒鉄のミステリートレイン~』の紹介ナレーションでは“ミラクルキュートなサイエンティスト”を自称していて、コナン君に笑われていました」と今年劇場上映された総集編に触れた読者もいました。
第3位
3位は『文豪ストレイドッグス』の梶井基次郎。支持率は約6パーセントでした。

梶井基次郎はポートマフィアの構成員です。「死を究極の科学と称するマッドサイエンティスト。檸檬型爆弾を爆発させながら歩く檸檬花道には笑いました」や「悪人らしい高笑いが特徴的ですが、どこか憎めないところが好き」、「死を探求する姿は学者に相応しい!」と敵組織のキャラクターがトップ3に入りました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『進撃の巨人』ハンジ・ゾエには「巨人を憎みつつも、それゆえに巨人の研究に情熱を注ぎ込んでいるから。まるで愛情を抱いているように見えるハンジさんが大好き!」。
『ワンピース』ニコ・ロビンには「古代文字で書かれた石碑・ポーネグリフを解読できる唯一のキャラクター。『空白の100年』の謎を解き明かす考古学者という、いわゆる文系の学者キャラも珍しいのでは?」。

『秘密結社鷹の爪』レオナルド博士には「予算が少ないどころではない鷹の爪団で、スゴイ発明をいくつも作っているから。土星そのものを巨大ロボットにしたときは度肝を抜かれました!」。
『ラブライブ!スーパースター!!』若菜四季には「よく白衣を着ていて、高校生なのに謎のゴーグルや液体、乗り物などを発明しています」と2024年にTVアニメ第3期の放送が決定したタイトルにも投票がありました。

今回のアンケートでは学者の中でも科学者が目立つ結果に。さまざまな発明品を生みだしたキャラクターが多数ランクインしています。
■ランキングトップ10
[“学者キャラ”といえば?]
1位 石神千空 『Dr.STONE』
2位 灰原哀『名探偵コナン』
3位 梶井基次郎 『文豪ストレイドッグス』
4位 阿笠博士 『名探偵コナン』
5位 双葉理央 『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
6位 ニコ・ロビン 『ワンピース』
7位 浦原喜助 『BLEACH』
7位 オーキド博士 『ポケットモンスター』
7位 孫悟飯 『ドラゴンボール』
7位 ハンジ・ゾエ 『進撃の巨人』
(回答期間:2023年10月9日~10月16日)