“幽霊”キャラといえば？ 3位「ゆらぎ荘の幽奈さん」湯ノ花幽奈、2位「東方Project」西行寺幽々子、1位は…＜23年版＞

7月26日は幽霊の日。

1825年の同日、歌舞伎狂言の「東海道四谷怪談」が江戸の中村座で初演を迎えたことに由来する記念日です。「東海道四谷怪談」は何度も映像化されており、夫に殺されて幽霊になったお岩さんはよく知られています。

アニメでも幽霊は描かれることの多いキャラクターです。この世に未練があって成仏できなかったり、幽霊なのに明るく元気だったり、主人公にしか見ることができなかったりと、作品によって描かれ方もさまざまです。

そこでアニメ！アニメ！では「“幽霊”キャラといえば？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。7月9日から7月16日までのアンケート期間中に442人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約60パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。

■幽霊っぽくない幽霊キャラが人気！

第1位

1位は『地縛少年花子くん』の花子くん。支持率は約13パーセントで、2年連続トップとなりました。

「学校の七不思議・トイレの花子さんという、誰もが知る幽霊をモチーフとしているから。だけど幽霊のイメージとは正反対でテンションがハイなところが面白いし、ヒロインの寧々がピンチのときは必死になるところも好き」や「普段は無邪気だけど、ときどき生前の切ないエピソードもあって、放っておけない気持ちになってしまう！」と本作の主人公が今年もトップに。『地縛少年花子くん』はアニメプロジェクト再始動が決まっており、その動向も見逃せません。

第2位

2位は『東方Project』の西行寺幽々子。トップとはわずか数票差で、2年連続の2位となっています。

「死を操る程度の能力を持つ亡霊で、相手を死に誘い幽霊にして操ることができるため、閻魔様に幽霊の管理を任されています。普段はおっとりとしていますが誰よりも先に異変の元凶を突き止めるなど、卓越した頭脳の持ち主です」や「幽霊だけど大食いキャラクターなところが幽霊っぽくなくてキュート」と絶対的な能力や、食べるのが好きという意外な一面が魅力的なキャラクターです。

第3位

3位は『ゆらぎ荘の幽奈さん』の湯ノ花幽奈。支持率は約6パーセントで、トップ3は昨年と同順位でした。

読者からは「地縛霊だけど、幽奈さんは可愛くて社交的。彼女になら会っても怖くなさそうだし、ゆらぎ荘で楽しい日々を過ごせそう！」や「三角布に浴衣という幽霊らしいビジュアルだけど、すごく親しみやすいから」と礼儀正しくて優しい性格が人気。「最近ゲームでコラボしていて懐かしかったから。青春の思い出の作品です」とマンガが完結後も支持を集めるラブコメのヒロインがトップ3に入りました。

■そのほかのコメントをご紹介！

『神クズ☆アイドル』最上アサヒには「超ポジティブアイドル幽霊！死んでしまったけれどアイドルがやりたくて、アイドルだけどやる気のない仁淀くんに憑依して全力で頑張るところが可愛い」。
『化物語』八九寺真宵には「幽霊なのに阿良々木君とマシンガントークを繰り広げるところが面白くて『失礼、噛みまみた』のセリフも好き。もともとは地縛霊だったけれど、どんどん昇格していくのもスゴイ！」。

『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない』杉本鈴美には「第4部の重要キャラクター。死してなお吉良吉影を追う姿がカッコ良く、杜王町のために仲間と協力しているところがカッコイイですね」。
『ゲゲゲの鬼太郎』鬼太郎には「最初に出会った幽霊キャラだから。ちょっと怖い雰囲気もありますが、父親である目玉おやじやねこ娘たちのことを大切に思っている心の優しさに惹かれました」と11月17日に『鬼太郎誕生ゲゲゲの謎』の公開される人気作にも投票がありました。

2023年版はトップ3の顔触れは昨年から変わらない結果に。幽霊といえば怖い印象がありますが、明るくて楽しいキャラクターが目立っています。

■ランキングトップ10

[“幽霊”キャラといえば？ 2023年版]
1位花子くん『地縛少年花子くん』
2位西行寺幽々子『東方Project』
3位湯ノ花幽奈『ゆらぎ荘の幽奈さん』
4位浦飯幽助『幽☆遊☆白書』
5位鬼太郎『ゲゲゲの鬼太郎』
6位杉本鈴美『ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない』
7位めんま（本間芽衣子）『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
8位おキヌ『GS美神』
9位阿弥陀丸『シャーマンキング』
9位ウィスパー『妖怪ウォッチ』
9位幽霊ちゃん『社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。』

（回答期間：2023年7月9日～7月16日）