7月3日は「涙の日」です。
ドライアイ研究会によって制定された記念日であり、「な(7)み(3)だ」の語呂合わせが由来となっています。
アニメでは物語中に涙を見せたキャラクターが数多く存在します。嬉しかったり、悲しかったり、悔しかったりと、理由もさまざま。読者の中にはキャラの泣き顔が記憶に残っているという人もいるのではないでしょうか。
そこでアニメ!アニメ!では「泣き顔が印象的なキャラクターといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。6月18日から6月25日までのアンケート期間中に848人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約65パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■2023年放送のタイトルがトップ3を独占!
第1位
1位は『鬼滅の刃』の我妻善逸。支持率は約8パーセントでした。

我妻善逸は主人公・竈門炭治郎と同期の鬼殺隊剣士。「とても臆病な性格で、事あるごとに汚い高音を発して泣き叫んでいるイメージ。善逸のグッズも泣き顔が多くて愛くるしいです」や「訓練や任務のときはいつも泣いている弱虫キャラですが、緊張が限界に達して気絶をすると一変。雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃を披露したときのカッコ良さのギャップにやられました」と戦闘時の落差が記憶に残る理由です。
なお同率19位には炭治郎もランクイン。「悲しさ、悔しさ、ときには嬉しさが伝わる澄んだ瞳からあふれる涙。花江夏樹さんの迫真の演技も相まって毎回つられ泣きしてしまう……」といったコメントがあり、とくに放送されたばかりの『刀鍛冶の里編』最終話での涙に、感極まったという読者が目立ちました。
第2位
2位は『東京リベンジャーズ』の花垣武道。支持率は約5パーセントでした。

タケミチはタイムリープ能力を駆使して、かつての恋人を救おうと奮闘します。読者からは「超カッコイイ泣き虫のヒーロー。いろいろな場面で涙を見せますが、仲間のために涙を流せる優しさがタケミチを応援したくなる主人公にしていると思う」や「嬉し泣きも悔し泣きもたくさんしているけれど、やっぱり1話で死んだはずの恋人・ヒナと再会したときに見せた涙が大好き」、「第1期のOPテーマも『Cry Baby』(泣き虫)ということで、その主人公に1票!」と、こちらも多くのシーンで涙を見せるキャラクターです。実写映画が公開中のタイトルから上位にランクインしています。
第3位
3位は『ブルーロック』の二子一揮。支持率は約3パーセントでした。

二子一揮はストライカーを養成する「プルーロックプロジェクト」の参加者。彼が涙を見せるのは第5話の試合終了時です。「主人公の潔世一たちのチームZに負けたときの泣き顔が尊すぎ! あんなに丸くて綺麗な目だとは思わなかった」や「目の前に立ちはだかる潔を見上げる泣き顔がたまらない。それを見て『気持ちいい――!!』と感じる潔との対比も印象的」と長い前髪で隠れた目が露わになるシーンにときめいたファンが多数。
■そのほかのコメントをご紹介!
『SPY×FAMILY』アーニャには「殴ったことをダミアンに謝ったときの、大粒の涙を流しながらの泣き顔が可愛かったから。ギャグシーンでのウルウルのお目々もキュート」。
『アイドリッシュセブン』九条天には「並大抵のことでは涙を見せない天くんなだけに、雨が降りしきる中のストリートライブ後に見せた涙と、“うた、歌ってて、良かった……”というセリフに心を撃たれました」。

『ちいかわ』ちいかわには「泣き虫で怖い目に合うといつも涙を浮かべているので。だけど友達のハチワレのために武器を持って、敵に立ち向かう姿には勇気をもらえます」。
『【推しの子】』有馬かなには「“重曹を舐める天才子役”ならぬ“10秒で泣ける天才子役”。劇中ドラマ『今日は甘口で』での“それでも、光はあるから”のセリフと共に流す涙は、見ているこっちまでジーンときた……」と2023年春アニメのキャラクターにも投票がありました。

今回は4年ぶりのアンケートということで、新たなキャラクターが複数ランクイン。2023年に放送されたタイトルがトップ3を独占する結果となりました。
■ランキングトップ10
[泣き顔が印象的なキャラクターといえば?]
1位 我妻善逸 『鬼滅の刃』
2位 花垣武道 『東京リベンジャーズ』
3位 二子一揮 『ブルーロック』
4位 エシディシ 『ジョジョの奇妙な冒険』
5位 アクア 『この素晴らしい世界に祝福を!』
6位 緑谷出久 『僕のヒーローアカデミア』
7位 江戸川乱歩 『文豪ストレイドッグス』
8位 有馬かな 『【推しの子】』
8位 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
10位 コキンちゃん 『それいけ!アンパンマン』
(回答期間:2023年6月18日~6月25日)