“一途な”キャラといえば？「名探偵コナン」工藤新一＆毛利蘭を抑えたトップは…＜23年版＞

4月8日は忠犬ハチ公の日です。
渋谷駅のシンボルであるハチ公は、亡くなった飼い主の帰りを10年間も一途に待ち続けたエピソードでよく知られています。

アニメやゲームにも、たった一つのことに打ち込む一途なキャラクターが数多く存在します。別れた恋人をいつまでも想い続けていたり、親の敵を探す旅をしていたり、勝利のために何年も修行中だったりと、描かれ方もさまざまです。

そこでアニメ！アニメ！では「“一途な”キャラといえば？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。3月28日から4月4日までのアンケート期間中に347人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約75パーセント、無回答約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約60パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。

■一途な愛を貫くキャラが集結！

第1位

1位は『呪術廻戦』の乙骨憂太。支持率は約9パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。

『劇場版呪術廻戦 0』の主人公・乙骨憂太には「幼い頃に祈本里香と結婚を誓い、彼女が死んで特級呪霊になって取り憑かれても、ずっと想い続けているから」や「女たらしだと罵倒された返しの“失礼だな純愛だよ”というセリフにグッと来ました。映画の主題歌が『一途』というのも納得の深すぎる愛に涙！」と物語に感動したというファンが多数。なお同率13位には祈本里香もランクイン。7月から始まるTVアニメ第2期を楽しみにしている読者も多かったです。

第2位

2位は『名探偵コナン』の毛利蘭。支持率は約7パーセントで、昨年と同順位でした。

「突然いなくなった新一を待ち続けているのが一途過ぎる！これまでのEDアニメでも蘭の切ない様子が数多く描かれてきました……」や「新一が帰ってくる日を信じている美しい愛に胸キュン！」、「蘭ちゃんじゃなかったら愛想を尽かして捨てちゃっているかも（笑）」と幼馴染に想いを寄せるヒロインが今年もランクインしました。

第3位

3位は『名探偵コナン』の工藤新一がランクイン。支持率は約6パーセントで、昨年のトップから順位を下げましたが、トップ3はキープしています。

「4歳のときに一目惚れしてから蘭ちゃんだけを思い続けているから」や「10年以上蘭ちゃんを想い続ける一途さが素敵！ただの推理オタクかと思ったら真面目に恋しているのが尊い!!」、「体が小さくなっても蘭ちゃんを守り、ホームズに憧れる気持ちも忘れていないから」と幼馴染にも探偵業にも一途な姿勢が支持されています。4月14日には『名探偵コナン黒鉄の魚影（サブマリン）』の公開が控える人気シリーズのカップルが上位に入りました。

■そのほかのコメントをご紹介！

『うる星やつら』ラムには「素っ気ない態度のあたるに対する一途な思いはアニメ史上NO.1！どんなに追い払われても自分の愛を貫くラムはすごい」。
『A3！』碓氷真澄には「監督に一目惚れして劇団に入り、すべてのモチベーションが“監督のため”というブレない姿勢がスゴイ。でも彼女にはその気がないので、完全に片思いなところも好き」。

『文豪ストレイドッグス』樋口一葉には「上司である芥川龍之介を先輩と呼んで慕っており、自分がマフィアに向いていないと分かっていても残り続けているから」。
『ポケットモンスター』サトシには「いろいろあったけれど、長い旅を経てついに世界チャンピオンに……。アニメが終わってもサトシが夢を追いかけていると思うと、自分も同じように頑張れそうな気がする」とアニメ「ポケモン」シリーズから卒業した主人公にも投票がありました。

2023年版ではトップ3の顔ぶれは変わらない結果に。恋人や友人を大切にしているキャラクターが複数ランクインしています。

■ランキングトップ10

[“一途な”キャラといえば？ 2023年版]
1位乙骨憂太『呪術廻戦』
2位毛利蘭『名探偵コナン』
3位工藤新一『名探偵コナン』
4位ラム『うる星やつら』
5位日向ヒナタ『NARUTO -ナルト-』
6位芥川龍之介『文豪ストレイドッグス』
7位ミカサ・アッカーマン『進撃の巨人』
8位ナルシソ・アナスイ『ジョジョの奇妙な冒険ストーンオーシャン』
8位レム『Re:ゼロから始める異世界生活』
10位松野千冬『東京リベンジャーズ』

（回答期間：2023年3月28日～4月4日）