「eBay Japan Awards 2022」授賞式が4年ぶりに対面で開催! ポケモンカードなどアニメグッズ販売者も受賞 | 超!アニメディア

「eBay Japan Awards 2022」授賞式が4年ぶりに対面で開催! ポケモンカードなどアニメグッズ販売者も受賞

世界最大規模のオンライン・マーケットプレイス「eBay(イーベイ)」の日本法人イーベイ・ジャパンは、2022年度の優秀な日本のセラー(販売者)を表彰する「eBay Japan Awards 2022」の授賞式を、3月17日に開催した。

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「eBay Japan Awards 2022」の様子
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世界最大規模のオンライン・マーケットプレイス「eBay(イーベイ)」の日本法人イーベイ・ジャパンは、2022年度の優秀な日本のセラー(販売者)を表彰する「eBay Japan Awards 2022」の授賞式を、3月17日に開催した。

「eBay Japan Awards 2022」

このアワードは、日本すべてのeBayセラーを対象に、販売実績やバイヤー(買い手)の評価、年間成長率、商品カテゴリーごとの成績などを選考基準に優秀なセラーを選定し表彰するもの。今年は6部門13の賞が設けられた。

カテゴリーとしては、アパレル・バッグ、ブランド小物やオートパーツなど、日本製品の高い品質を評価されてるものに加えて、いわゆるオタクアイテムであるコレクティブル・カードゲームやアニメ関連商材、ビデオゲーム&コンソールなども対象になっている。

同社の岡田雅之社長は、授賞式の挨拶で、4年振りの対面開催となったことに触れ、この3年間、新型コロナウイルスやウクライナ戦争による物流の滞りなど、急激な変化が起こった中で、日本のセラーは様々な工夫を凝らして物流総額が成長できたと語った。

「eBay Japan Awards 2022」の様子

コレクティブル・カードゲーム部門は、法人枠で株式会社NINJA、個人枠で太田陽介氏の2組受賞した。NINJAは、ポケモンカードを専門に取り扱っており実店舗も10店ほど経営しているという。4月に新店オープンも控えているそうで、ECと組み合わせて今後もトレーディング・カードの販売を頑張っていきたいと受賞の豊富を語った。個人枠での受賞となった太田氏は、シングルトレカの販売が700%以上も伸びたそうだ。日頃支えてくれる家族への感謝を述べ来年も頑張りたいと受賞の喜びを述べた。

アニメ関連商材部門では、法人枠で合同会社ウィジェクト、個人枠でユウキシシド氏が受賞。ウィジェクトはアニメフィギュアを主力にしており、細やかなサービスで高いバイヤー満足度を獲得したことが受賞の決め手となった。来年もこの舞台に立てるように精進するとのこと。ユウキ氏は3年連続での受賞となった。今後も日本のセラーの良き手本となれるように頑張りたいと語った。

ビデオゲーム・コンソール部門では、株式会社MondoLifeが受賞。昨年からビデオゲームカテゴリに力を入れてでの受賞となった。

受賞発表の後には記者会見も行われた。

株式会社NINJAの代表小川氏は、ポケモンカードはここ数年、テレビやYouTubeなどにも取り上げられるようになり、1枚400万円の値がつくものなどもあり、今後も高額化していくのではと語った。日本ではあまり売れないサインカードなどは、国内で10円で買い取ったものがイーベイでは海外のバイヤーに数十万で売れることもあるそうだ。

ユウキ氏はアニメ関連商材について、イーベイではなんでも売れるが、近年、アニメが配信で見られる環境が整ったためか、日本でトレンドのタイトルがタイムラグなく海外でも流行る傾向があるため、早めに仕掛ける必要が出てきているという。例えば、『鬼滅の刃』が日本でヒットしていれば海外でも同作品の関連商材が同じタイミングで売れる傾向があるようで、今なら『SLAM DUNK』関連商材も多く動いているようだ。

イーベイ・ジャパンは、数多くのカテゴリの中でも特に注力しているものの1つに、オタク関連カテゴリを挙げた。2022年第4四半期において、ポケモンカード、ニンテンドー3DS、『ドラゴンボール』などの関連商品が各カテゴリの上位になったという。年間を通しても、『ONE PIECE』や『チェンソーマン』、『僕のヒーローアカデミア』などアニメ関連グッズは好調とのこと。カテゴリ別の取引額トップ10でも、「アニメアート&キャラクターグッズ」はアパレルや時計・パーツに次ぐ3位に位置している。

アニメやゲームの他、カメラや時計、ハンドバッグなど、海外で求められているアイテムは日本国内に数多くあるはずで、それらのオタク関連の商材はもっと世界に販売できるのではと語った。

またイーベイ・ジャパンでは、真贋判定のシステムの導入を検討しているという。すでにアメリカではハンドバッグやカードゲーム、スニーカーなどのカテゴリで導入されているそうで、同様のシステムを日本でも展開していきたいとのことだ。

《杉本穂高》
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