“妖精・精霊”キャラといえば？ 3位「ツイステ」マレウス・ドラコニア、2位「東方Project」チルノ、1位は… ＜23年版＞

3月18日は精霊の日。

歌人の柿本人麻呂、和泉式部、小野小町の3人の命日として伝えられています。精霊といえば万物に宿る霊的存在をイメージしますが、こちらは死者の霊魂を意味する精霊（しょうりょう）の日と呼びます。

アニメには人間や動物の姿形をした精霊や妖精がよく登場します。主人公と一緒に行動していたり、特殊な力を持っていたり、自由に変身することができたりとと、描かれ方もさまざまです。

そこでアニメ！アニメ！では「“妖精・精霊”キャラといえば？」と題した読者アンケートを2年ぶりに実施しました。3月6日から3月13日までのアンケート期間中に231人から回答を得ました。

男女比は男性約35パーセント、女性約60パーセント、無回答約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。

■妖精キャラが上位にランクイン！

第1位

1位は『転生したらスライムだった件』のラミリス。支持率は約13パーセントで、前回の同率14位からランクアップしました。

ラミリスは妖精族などが暮らす精霊の棲家の女王です。「羽の生えた小さな姿や、尖った耳、金髪でお下げがキュートだから。羽の形も妖精のイメージそのもの！幼い見た目ですが、実は数千年の時を生きています」や「『転スラ』映画の特別企画として制作されたショートストーリー『救われるラミリス』が好き」とTVアニメ第3期の制作が決まったタイトルのキャラクターがランクインしました。

第2位

2位は『東方Project』のチルノ。支持率は約10パーセントで、前回のランク外から順位を上げています。

氷の妖精であるチルノには「霧の湖のリーダー的存在でありながら子どもっぽくてイタズラ好き。カエルを凍らせては溶かすという無邪気で恐ろしい遊びをよくしています」や「『東方』作品の中でも最初期から活躍している登場人物だから。“あたいったら最強ね”というセリフが可愛すぎ」といったコメントが届いています。「公式作品でも活躍しているし、二次創作の人気も高いので」と知名度の高さも票を集めた理由です。

第3位

3位は『ディズニーツイステッドワンダーランド』のマレウス・ドラコニア。支持率は約7パーセントで、前回の同率7位からトップ3に入りました。

マレウス・ドラコニアは妖精族の末裔。「世界で五本の指に入るほどの魔法力を持つと言われている次期妖精王。頭から生えた大きな角からも強さを感じますが、ツノ太郎と呼ばれてしまっているのが愛らしい」と作中でも圧倒的なパワーを誇るキャラクターがランクイン。なお同率11位にはリリア・ヴァンルージュも登場。アニメ化プロジェクトの動向にも注目が集まっています。

■そのほかのコメントをご紹介！

『ピーター・パン』ティンカー・ベルには「小さくてキラキラしている姿は妖精の理想型！ピーター・パンへの想いが強すぎてイジワルしてしまうこともありますが、そこも含めて健気です」。
『デュラララ!!』セルティ・ストゥルルソンには「黒のライダースーツに猫耳のヘルメットを身につけた妖精のデュラハン。首から上はありませんが、実は可愛らしい一面も持ち合わせていて大好き」。

『Re:ゼロから始める異世界生活』パックには「エミリアの保護者として彼女をしっかりと守っているときと、子猫のように撫でられて気持ち良さそうにしているときのギャップが可愛いから」。
『魔法つかいプリキュア！』はーちゃんには「人間界のみらい、魔法界のリコ、ぬいぐるみのモフルン、そして妖精のはーちゃんが揃ってこそのチーム。みらいとリコを慕っているところが可愛いし、シリーズ後半で見せる意外な姿も最高！」と続編の制作が決まった作品にも投票がありました。

今回のアンケートは2年ぶりの実施ということもあり、順位が大幅に入れ替わっています。また精霊より妖精キャラの方が目立つ結果となりました。

■ランキングトップ10

[“妖精・精霊”キャラといえば？ 2023年版]
1位ラミリス『転生したらスライムだった件』
2位チルノ『東方Project』
3位マレウス・ドラコニア『ディズニーツイステッドワンダーランド』
4位ティンカー・ベル『ピーター・パン』
5位キング『七つの大罪』
6位パック『Re:ゼロから始める異世界生活』
7位ユイ『ソードアート・オンライン』
8位はーちゃん『魔法つかいプリキュア！』
9位ベアトリス『Re:ゼロから始める異世界生活』
10位ベル『ブラッククローバー』

（回答期間：2023年3月6日～3月13日）