舞台「エヴァンゲリオン」主演は窪田正孝!壊滅的な状況の地球で生き残る人々描く | 超!アニメディア

舞台「エヴァンゲリオン」主演は窪田正孝!壊滅的な状況の地球で生き残る人々描く

『エヴァンゲリオン』を題材とする『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』が2023年5月に上演される。このたび本作より、主演の窪田正孝をはじめ石橋静河、村上虹郎、田中哲司らの出演が発表され、各キャストと上演台本を手掛けるノゾエ征爾よりコメントも到着した。

ニュース
注目記事
『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』キャスト
  • 『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』キャスト
  • シディ・ラルビ・シェルカウイ(C)Brecht Van Maele
  • 「『舞台・エヴァンゲリオン Beyond』(仮)」構成・演出・振付 シディ・ラルビ・シェルカウイ(C)Jeroen Hanselaer
  • 「東急歌舞伎町タワー」
  • 「THEATER MILANO-Za」

『エヴァンゲリオン』を題材とする『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』が、東京・東急歌舞伎町タワーにオープンする新劇場「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として、2023年5月に上演される。このたび本作より、主演の窪田正孝をはじめ石橋静河、村上虹郎、田中哲司らの出演が発表され、各キャストと上演台本を手掛けるノゾエ征爾よりコメントも到着。公演の詳細も明らかになった。

『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』は、東京・新宿の新たなランドマークとなる「東急歌舞伎町タワー」6階に完成する新劇場「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として上演されるもの。これまで多くの人々を魅了し続けてきた『エヴァンゲリオン』が、舞台となり新たなエンタテインメントとして繰り広げられる。

本作で描かれるのは、壊滅的な状況になった地球とそこに生き残った人々だ。人類再生の“切り札”を発見し、希望に向けて突き進む「エヴァンゲリオン」と搭乗する14歳の少年少女たち。しかし、計画に繋がりを持つ青年・渡守ソウシ(窪田正孝)は、新たな悲劇の扉が開くのを目撃する。
その真相を探るため、ソウシは特務機関の女性・瑞穂ユウ(石橋静河)に接触し……舞台ならではの演出によるオリジナルの物語が展開する。

このたびそんな本作で、ドラマ・映画と映像を中心に活躍する窪田正孝が出演を務めることが明らかになった。窪田は2019年に上演された『唐版 風の又三郎』以来、4年ぶりの舞台出演となる。窪田は、これまでBunkamuraで参加した2作品はどちらも唐十郎の作品だった。その独特で詩的な台詞の数々を見事に客席に届けた窪田は、シディ・ラルビ・シェルカウイとノゾエ征爾が創り出す新たな『エヴァンゲリオン』をどのように表現するのだろうか。

さらに共演には、注目の若手実力派俳優として多彩に活躍する石橋静河、数々の作品で強烈な個性を放ち話題を集める村上虹郎、人間味あふれる演技と確かな存在感が光るベテランの田中哲司ら、豪華なキャストが集結した。『エヴァンゲリオン』の新たなエンタテインメントが誕生する瞬間をぜひ見届けたい。

『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』は2023年5月6日~5月28日、東京・東急歌舞伎町タワー「THEATER MILANO-Za」のこけら落とし公演として上演される。チケットは全席指定の税込みで、S席が13,000円、A席が9,500円。2023年4月2日10時より取り扱いがスタートする。

<以下、コメント全文掲載>


【上演台本:ノゾエ征爾】


耳を疑った。エヴァを演劇で。なぜわざわざそんなことを。意味がわからなかった。大学生になって間もない頃だったと思う。友人が今ハマっているというテレビアニメを見せてくれた。鋭利なロボットがビル群を跳躍し、咆哮し、そのパイロットの少年は泣き叫んでいた。
なんだこれは。理解しきれないものを浴びせられて脳がブルブル震えていた。
25 年ほど経ってその渦中に身を置くとは露知らず。今はリアルに身体が震えている。怖い。ひたすら怖いのです。
しかし、いつしかその震えが、武者震いのようにも感じられ始めている。ラルビ氏の構想や演出プランが深まるにつれ、不確かな不安をナンセンスに感じた。このラルビエヴァ、乗るしかない。三歩進んでは三歩下がるような執筆がもう 2 年近く続いている。
きっとこれは終わらない。上演されても終わらないものがここにある。
震えがおさまることは、とうに諦めている。皆さんには、きっといい震えを。

【窪田正孝/渡守ソウシ(ともり・そうし)役】


舞台版は物語も登場人物も変えて新たなシナリオで描くことになりました。神、人類、戦争、侵略、破壊、そして再生。
エヴァが描くメッセージを、蠢く今この時代に演劇を通して観客に直接届けられたらと思っています。
本来、手を出してはいけないエヴァンゲリオンという山のように高い壁に挑む事を真摯に受け止めてビヨンドを完成させたいです。

【石橋静河/瑞穂ユウ(みずほ・ゆう)役】


お芝居を始める前から憧れていて、いつか一緒に仕事をしたいと思っていたシェルカウイさん。自分が想像していたより早く夢が叶って、ワクワクが止まりません。「エヴァンゲリオン」の世界を新たな形にするということはあまりにもプレッシャーが大きすぎると感じていますが、シェルカウイさんや窪田さんら素晴らしい才能の方々と一緒に、この偉大な作品の核にあるものを捉え、表現することは、激動の時代である今、大きな意味をもつと強く感じています。お楽しみに!

【村上虹郎/蓮見タン(はすみ・たん)役】


これはまたもの凄い大渦に巻き込んで頂きました。大変な事になりました。とにかくこれは未知なるエヴァンゲリオンです、しっかりと喰らいついていきたいと思います。乞うご期待。

【田中哲司/菅生マサツグ(すごう・まさつぐ)役】


エヴァンゲリオンを初めて観た時は衝撃的でした。マジンガーZ で育った僕のヒーロー像とはかけ離れた、善と悪が混在した存在だったからです。そして今回、歌舞伎町に新しく出来る劇場のこけら落としで、舞台版エヴァンゲリオンを上演する。それに参加出来るのをとても嬉しく思います。もう描き切った感のあるエヴァンゲリオンを、新たにどういう形で舞台に上げるのか。エヴァンゲリオン世代でない僕でさえワクワクします。どうぞご期待ください!

THEATER MILANO-Za こけら落とし公演 COCOON PRODUCTION 2023
『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』
構成・演出・振付 シディ・ラルビ・シェルカウイ
上演台本 ノゾエ征爾
出演
窪田正孝 石橋静河 村上虹郎 永田崇人 坂ノ上茜 村田寛奈 宮下今日子 田中哲司/
大植真太郎 大宮大奨 渋谷亘宏 AYUMI 森井淳 笹本龍史 渡邉尚 高澤礁太 権田菜々子/
歌唱:山脇千栄(東京・長野公演) 阿部好江(大阪公演)[太鼓芸能集団 鼓童]
スタッフ
ビジュアルディレクション・衣裳デザイン:柘植伊佐夫 セットデザイン:岩本三玲
音楽:アレクサンドル・ダイ・カスタン 照明:吉本有輝子 映像:マキシム・ギスラン 音響:武田安記
特殊造形デザイン・特殊造形制作:松岡象一郎 衣裳デザイン・スタイリスト:羽石輝
衣裳デザイン・衣裳制作:岩崎晶子 ヘアメイク:波多野早苗 振付助手:大植真太郎
演出助手:加藤由紀子 通訳:時田曜子 舞台監督:足立充章 プロダクションマネージャー:野中昭二
脚本協力:鏑木勲 企画協力:伊藤寿 制作:青山恵理子、武内純子 プロデューサー:金子紘子
エグゼクティブ・プロデューサー:加藤真規
企画・製作 Bunkamura

【東京公演】
公演日程・会場
5 月 6 日(土)~5 月 28 日(日) THEATER MILANO-Za (東急歌舞伎町タワー6 階)
チケット料金 S 席 13,000 円 A 席 9,500 円 (税込・全席指定・未就学児童入場不可)
※オリジナルラベルのペットボトル飲料付き
チケット発売日 2023 年 4 月 2 日(日)10:00~
東京公演主催 Bunkamura、TST エンタテイメント

【長野公演】
公演日程・会場
6 月 3 日(土)・4 日(日) まつもと市民芸術館
長野公演主催 サンライズプロモーション北陸

【大阪公演】
公演日程・会場
6 月 10 日(土)~19 日(月) 森ノ宮ピロティホール
大阪公演主催 サンライズプロモーション大阪

シン・エヴァンゲリオン劇場版

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《仲瀬 コウタロウ》
【注目の記事】[PR]