映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」5月26日公開!実写ドラマ版キャスト&制作陣が再集結 | 超!アニメディア

映画「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」5月26日公開!実写ドラマ版キャスト&制作陣が再集結

実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』のキャストと制作陣による映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、2023年5月26日より公開されることがわかった。これに伴い、ティザービジュアルと超特報映像もお披露目となり、高橋一生や飯豊まりえよりコメントも到着した。

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映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』ティザービジュアル(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』ティザービジュアル(C)2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
  • 『岸辺露伴は動かない』(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社(C)NHK・PICS
  • ドラマ『岸辺露伴は動かない』キービジュアル(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS / SHUEISHA (C)NHK / P.I.C.S.

実写ドラマ『岸辺露伴は動かない』のキャストと制作陣による映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が、2023年5月26日より公開されることがわかった。これに伴い、ティザービジュアルと超特報映像もお披露目となり、岸辺露伴役の高橋一生、泉京香役の飯豊まりえ、渡辺一貴監督、脚本を手掛ける小林靖子よりコメントも到着した。

『岸辺露伴は動かない』は、相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴が、編集者の泉京香とともに遭遇する奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう姿を描くドラマだ。シリーズ累計発行部数が1億2千万部超を誇る荒木飛呂彦のマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれた傑作スピンオフを原作としており、2020年12 月に第1期(第1話~第3話)、2021年12月に第2期(第4話~第6話)、2022年12月に第3期(第7話~第8話)が放送されてきた。

このたび公開が決定した『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、そんなドラマシリーズの制作陣が再集結し挑む劇場長編映画となる。原作は、『岸辺露伴は動かない』のエピソードのひとつで、2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトのために描き下ろされた、荒木飛呂彦初となるフルカラーの同名読切作品だ。世界一有名と言っても過言ではない古今東西の美が集結したルーヴルに、日本のマンガ家として初めて作品が展示されたことでも話題となった。

物語は、美の殿堂・ルーヴルを舞台に展開される「この世で最も黒く、邪悪な絵」の謎を追う、極上のサスペンス。これまでの『動かない』実写化シリーズでは描かれることの無かった、露伴の知られざるルーツが明らかにされる点はファン必見となる。なお、独立した物語という基本構造は健在のため、原作やドラマを知らない人でも楽しめる造りだ。

キャストは、好奇心にあふれリアリティを何よりも重んじるマンガ家の岸辺露伴役に高橋一生、そんな露伴の担当編集者でありバディ的な立ち位置で絶妙な掛け合いを魅せる泉京香役に飯豊まりえがそれぞれ続投する。スタッフもドラマの面々が再集結し、監督は大河ドラマ『おんな城主直虎』やドラマ『雪国-SNOW COUNTRY-』などでも高橋と組んできた渡辺一貴が務める。そのほか、脚本にアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズも手掛けた小林靖子、音楽に菊地成孔/新音楽制作工房、人物デザイン監修・衣装デザインに柘植伊佐夫が名を連ねる。

昨年の秋から始まった日本国内での撮影は終了し、現在はフランス・パリでの撮影を継続中とのこと。ルーヴル美術館を始め、ポン・デ・ザール(芸術橋)、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル 3 世橋、カルーゼル広場など、名だたる名所での大規模ロケが敢行されているようだ。「モナ・リザ」が所蔵されていることで有名なルーヴルだが、映画の撮影許可が下りるのは異例で、日本映画では2014年に公開された『万能鑑定士 Q モナ・リザの瞳』以来、2作目となる。

さらに、ティザービジュアルと超特報映像も公開された。ティザービジュアルは、本編撮影の合間にパリで撮り下ろした写真を使用したもので、パリの街並みに佇む高橋演じる露伴の横顔が切り取られた。「“この世で最も黒く、邪悪な絵”の謎を追い、美の殿堂へー」という言葉が添えられているが、視線の先には一体何が待ち受けているのか。意味深な仕上がりだ。

一方の超特報映像では、冒頭から「恐ろしいことが起こるかもしれない。」「ヤバイ…。そしてゾクゾクするッ!」「なぜルーヴルの地下倉庫に…」など、謎めいたセリフが押し寄せてくる。次の取材先がルーヴル美術館に決まったことを告げる露伴と、担当編集である泉の場面ではお馴染みの掛け合いも健在。ルーヴルを舞台に展開される、観る者を深淵なる世界へと誘うサスペンスの幕開けを予感させる。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、2023年5月26日より公開される。岸辺露伴役の高橋一生、泉京香役の飯豊まりえ以外にも豪華なキャスト陣が多数顔を揃えているとのことで、今後の続報にも注目だ。

<以下、コメント全文掲載>


【主演・高橋一生(岸辺露伴役)】


岸辺露伴という人間を演じさせていただいてから、3 年目に入りました。
劇場版や映画版と銘打たない今作においても、岸辺露伴を演じ続けさせていただけていることは、僕の人生にとって非常に特異な出来事です。

今はパリの現場でこの情報解禁コメントを書いています。

周りにはドラマの第一期から岸辺露伴を作ってきた素晴らしい日本のチームが居ます。そこに日本の映画チーム、加えてここ数日は極めてプロフェッショナルで真摯な、これまで第一期二期三期を共に作ってきたかと錯覚する様なフランス現地のチームが合流し、唯一の作品が出来上がっていくのを目の当たりにしています。

第一期の撮影時、演出の一貴さんと、あくまで夢の話として『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の話をしていました。
いつか実際に、パリで撮影が出来たら、と。
そして今、パリ市街の石畳の上、露伴として立っている自分に違和感を覚えていないのは、間違いなく、卓越したスタッフワークに支えられているからだと思います。異国においてもこれまでと何も変わらずに露伴で居られる事を、心から感謝しています。

今撮影しているフランスパートだけではなく、既に撮影を終えている日本パートも作品全体の重要な部分を担っています。
ジョジョの全作品においても大事な要素である血脈、受け継がれるもの、過去、が今作においても語られます。
それらと向き合うことは、今自分が存在していることに繋がります。
時間は誰にとっても優しくも残酷にもなりますが、例外なく今作の露伴にも、その存在を問いかけてきます。

今作は実写ドラマである『岸辺露伴は動かない』シリーズと地続きであり、シリーズ九話目とも言える物語になります。これ迄ドラマシリーズを観てくださった方はもちろん、独立した一つの作品としても、これまでの露伴の足跡をご存知ない方にも楽しんで頂ける映画作品になっていると思います。

劇場に足を運んでくださる皆さんにおかれましては、非常にユニーク(奇妙、特異、唯一)なこの作品を楽しんで頂ければと思っています。

【飯豊まりえ(泉京香役)】


「岸辺露伴は動かない」第三期ドラマは放送終了したばかりですが…
実は映画の撮影も密かに進行していました!
今期ドラマのラスト、私の台詞にもありましたが
露伴先生が遂にルーヴルへ!
私も担当編集として、パリに行けることになりました!
今回も引き続き、素敵ないつものチームに支えていただきながら新しいスタッフさんにも加わって頂き、より一層心強く、素晴らしい環境のもと、
お芝居をさせていただけていることを
心から感謝しています!
フランスの現地スタッフさん達との撮影では
言葉の壁を越えて、大きな規模の作品作りが出来ている幸せを噛み締めていました。
忘れられない経験になりそうです。
ここまで長く皆さんに楽しみにしていただける作品に、また新しいエピソードが加わることを
とても嬉しく思っています!
露伴先生と京香が、遠く離れたルーヴル美術館に隠された謎と、過去に向き合います!
是非これまで通り、楽しんで頂けたらと思っています!

【監督:渡辺一貴】


映画「暗殺の森」で描かれるパリは退廃的で陰鬱だ。人々が生を謳歌する「花の都」ではなく、死と倒錯の匂いが充満した「黒い街」。3年前にプロジェクトが始まって以来、「岸辺露伴は動かない」の映像ルック、美術設定、扮装表現は、常にこの映画から有形無形の大きな刺激を受けてきた。
撮影で訪れたパリは「暗殺の森」と同様、今にも落ちてきそうな厚くて重い雲に覆われ、凍てつく雨が降り続く、美しくも冷たい世界だった。
そこに今、岸辺露伴が立っている。
既視感と高揚感が入り混じる不思議な感覚。しかし感傷はない。
露伴は当たり前のように、そこにいる。いつものように、撮影は始まる。

【脚本:小林靖子】


初めて『岸辺露伴は動かない』を実写化するとお聞きした時、映画になるという想像はカケラもしていませんでした。またシリーズが回を重ねる度に皆で挙げていた原作候補に、この『ルーヴルへ行く』が入ることはありませんでした。そんなダブルでリアリティのない話が実現します。珍しく露伴自身がフォーカスされた物語です。ぜひ映画館で楽しんで頂ければと思います。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
5 月 26 日(金)ロードショー
出演:高橋一生 飯豊まりえ
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)
監督:渡辺一貴
脚本:小林靖子
音楽:菊地成孔/新音楽制作工房
人物デザイン監修・衣装デザイン:柘植伊佐夫
製作:『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』 製作委員会
制作プロダクション:アスミック・エース、NHK エンタープライズ、P.I.C.S.
配給:アスミック・エース

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《仲瀬 コウタロウ》
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