「ソードアート・オンライン」舞台開幕!ゲネプロ写真&キャストコメントが到着 | 超!アニメディア

「ソードアート・オンライン」舞台開幕!ゲネプロ写真&キャストコメントが到着

『ソードアート・オンライン』を原作とする舞台『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』が、2022年11月8日に公演初日を迎えた。これに先駆けて、キャスト登壇の取材会および公開ゲネプロ(最終通し稽古)が行われ、ゲネプロの模様と写真、キャストコメントが届いた。

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『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project(C)SAO Stage Project
  • 『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project(C)SAO Stage Project
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『ソードアート・オンライン』を原作とする舞台『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』が、2022年11月8日に公演初日を迎えた。これに先駆けて、キャスト登壇の取材会および公開ゲネプロ(最終通し稽古)が行われ、そのゲネプロの模様と写真、キャストコメントが届いた。

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』は、アニメの放送開始から10年、様々なメディアミックスにより盛り上がりが加速する中で開幕した、川原礫による小説『ソードアート・オンライン』シリーズを原作とする初のライブ・エンターテインメントショーだ。

作中でVRMMORPG『SAO』の正式サービスが開始されたのは、2022年11月6日だった。『ソードアート・オンライン』のすべての始まりである“SAO事件”に、いよいよ現実が追いついた形となる。そんな歴史的なタイミングで幕が上がった舞台、まず驚かされるのが開演前の風景だ。舞台上に映し出されるのは秋葉原の家電量販店で、『SAO』発売のその日の様子が一面に広がっている。そこから客電が落ち、「2022年、人類はついに―完全なる仮想空間を実現した」という、アニメと同じ一文と共に物語が始まる。

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』

キリト(演:松原凛/CV:松岡禎丞)がナーヴギアを装着すると、観客の目の前にはログイン画面が映し出される。そしてタイトル画面へと進んでいき、まるで自分自身がナーヴギアをつけて「アインクラッド」にダイブしたかのような気分になる。さらに、馴染み深いLiSAの「crossing field」が流れれば、そこはもう完全に『SAO』の世界だ。

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』

本作の大きな特徴は、声はアニメと同じ声優が務めることだろう。時間の都合上、多少の省略はあるが、場面の展開や台詞もほぼアニメと同じだ。まさに画面で観ていた名場面が、次々と目の前で繰り広げられているような感覚を楽しめる。CVは声優、アクションは生身のキャストという手法は、前例がないわけではないが、まだまだ演劇界ではイレギュラーだ。だが、声とアクションが別だからこそできる演出が本作には散りばめられている。

そのひとつが、ファンにとって忘れられない名場面のひとつであろう、キリトとアスナ (演:佃井皆美/CV:戸松遥)の心が通い合うあの夜のシーンだ。松岡と戸松の台詞に重ねるように、舞台上ではキャストがしとやかに舞う。白いシーツを用いた演出も幻想的で、まるで夢を見ているような陶酔感が劇場を包み込む。

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』

また、身体能力の高いキャストが揃っているだけに、アクションシーンの見応えも抜群だ。キリトを演じる松原は、「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」や「『僕のヒーローアカデミア』The “Ultra” Stage」など、運動量の多い作品で爪痕を残してきた2.5次元舞台界きってのアクション派として知られる。そのキレのある動きは本作でも存分に発揮されており、激しい殺陣の合間に側宙などのアクロバットを組み込んで見せ場をつくった。

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』

さらに、アスナ役の佃井も『仮面ライダー鎧武/ガイム』や『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』など数多くの作品で活躍する実力派だ。アスナの武器であるレイピアを構える立ち姿が凛々しく、その突きはまさにアスナそのもの。ここにアクロバットダンス・カンパニー・G-Rocketsによるアクロバットが加わり、見どころである剣戟をさらに勇壮かつ華やかに盛り上げている。

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』

そして、アクションシーンの大きな目玉となるのが、最新のデジタルテクノロジーとのコラボレーションだ。LED スクリーンに映し出される美麗なムービーが、会場の東京国際フォーラムをアインクラッドに変える。死神が、スカルリーパーが、容赦なく襲いかかるバトルシーンは臨場感たっぷり。G-Rockets によるエアリアルも圧巻で、見たことのない戦闘空間がつくり出される。そのほか、バトルシーンだけではなく、たとえば手元にメニューを表示させるところにも LEDを使った演出が用いられているのも見どころだ。

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』

アニメのまま、という意味では、キャラクター死亡時の演出も印象に残る。アニメでは、グラフィックが粉々に砕けるようなモーションが採用されていた。これを舞台でどう表現するのか。劇中では様々なパターンが用いられていたが、中でもいちばん胸を打つのはクライマックスだろう。舞台ならではのアナログな手法を盛り込みながら、その命の散り際を儚く美しく描くその様子はぜひ劇場で確認してほしい。

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』は、11月13日まで東京国際フォーラム ホールCにて上演。初日と千穐楽の全3公演は、「Streaming+」でのライブ配信も実施される。

また、2023年6月28日にはBD&DVDの発売も決定している。パッケージには本編DISCに加え、特典映像DISCも付属。この特典映像DISCには、メイキングやバックステージ映像などが収録される。完全生産限定版は三方背ケース・デジジャケットの豪華仕様で特製ブックレットがつくので、ぜひチェックしておきたい。

<以下、コメント全文掲載>


【キリト(CV:松岡禎丞)/松原 凛】


作中の SAO の正式ゲームサービスが開始しているこの期間にこの世界へフルダイブできること、非常に嬉しく思います!
皆様も是非ソードアート・オンラインの世界観、物語をお楽しみ下さい。
「リンク・スタート!」

【アスナ(CV:戸松 遥)/佃井皆美】


ついに開幕です。
劇場に入り、みんなの力がひとつとなって、本当にアインクラッドが目の前に現れています!
SAO 正式サービス開始日を迎えたということも相まって、こんなにもリアルタイムでこの世界に入れる奇跡にずっとドキドキしています。
キャスト、スタッフ、みんな SAO が大好きなのです。
みんなでステージショーとして SAO を全力で盛り上げて行きたいと思います。
ぜひ、私たちと一緒に SAO の世界へフルダイブして、この世界の行く末を見届けてください!

【ユイ(CV:伊藤かな恵)/及川結依】


初めて目にするようなテクノロジーが様々な場面で活用されており、現実世界の舞台上で表現するとこうなるんだ!!という驚きが何度も生まれます!稽古場でも SAO の話で盛り上がるほど SAO 愛が溢れた座組みで作り上げたこの世界観を、SAO が好きな多くの方々にも体感していただきたいです!!劇場でお待ちしております!

【シリカ(CV:日高里菜)/鈴木桃子】


SAO の世界へようこそ!です!
元々SAO ファンの私が、時を経て、この DIVE TO STAGE の舞台でシリカとして生きることができる。とっても幸せです。
この DIVE TO STAGE を通して、もっとたくさんの方々に SAO を愛していただけますように。
さあ!みなさん一緒にフルダイブしましょう!リンクスタート!

【リズベット(CV:高垣彩陽)/朝倉ふゆな】


まず、アニメ「ソードアート・オンライン」10 周年おめでとうございます!
SAO サービス開始日に現実が追いついた記念すべき年に、こうした形で作品に携わることが出来てとても幸せです。
圧倒的な臨場感を生で体感できるステージになっていると思いますので、お楽しみに!!

【クライン(CV:平田広明)/関 修人】


ソードアートオンラインを通して、DIVE TO STAGE と出逢ってくださり、僕らと出逢ってくださり感謝の念で溢れています。最高のフルダイブ体験を、共にしましょう!マジ、この時代に生まれてよかったー!

【エギル(CV:安元洋貴)/宮河愛一郎】


先日、舞台の仕込み模様をタイムラプスで撮影した映像を拝見したのですが、大勢のスタッフさんが休むことなく動き、命を吹き込むように丁寧にアインクラッドが築かれていく様に凄い感動しました!
この舞台に込めた沢山の想い、お客さまにしっかりとお届けできますよう、精一杯頑張ります!!

【サチ(CV:早見沙織)/橋本彩花】


稽古が進むにつれて SAO の世界が立体的になり、初めて台本を読ませて頂いたときの想像をはるかに超えた作品になりました。
懸命に生きようとするサチを大切に皆様にお届けしたいと思います。
劇場でお待ちしております。

『ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-』
【原 作】TV アニメ「ソードアート・オンライン」
【脚本・総合演出】児玉明子
【演 出】神里盛仁
【STA FF】
◆振付・ステージング:西川 卓 ◆美術:石原 敬 ◆照明:吉枝康幸 ◆音響:中島 聡(come stock) ◆
音響効果:宮本和樹 ◆映像:O-beron inc. ◆アクション:六本木康弘(JAE) ◆アクロバット:G-Rockts
◆エアリアル振付:川村理沙 ◆ポイ演出協力:Yuta ◆小道具・造形:羽鳥健一、篠川理湖
◆衣裳:川島加菜果(とわづくり)◆ヘアメイク:水崎優里(M's factory)◆音楽監督:大塚 茜
◆音響制作協力:ソニルード ◆演出助手:石井麻莉 ◆舞台監督:中西輝彦、内田純平
◆宣伝:アニプレックス ◆宣伝美術:エリイクエ ◆宣伝写真:金山フヒト
◆制作:ゴーチ・ブラザーズ ◆主催:アニプレックス/ゴーチ・ブラザーズ

【C A S T】
キリト(CV:松岡 禎丞):松原 凛 アスナ(CV:戸松 遥):佃井皆美
ユイ(CV:伊藤かな恵):及川結依 シリカ(CV:日高里菜):鈴木桃子
リズベット(CV:高垣彩陽):朝倉ふゆな クライン(CV:平田広明):関 修人
エギル(CV:安元洋貴):宮河愛一郎 サチ(CV:早見沙織):橋本彩花
ディアベル(CV:檜山修之):松永有紘 ケイタ(CV:豊永利行):江副貴紀
テツオ(CV:赤羽根健治):光永ヒロト ササマル(CV:代永 翼):平島由章
ゴドフリー(CV:江原正士):潮見勇輝 クラディール(CV:遊佐浩二):田中翔大
直葉(CV:竹達 彩奈) キバオウ(CV:関 智一> 茅場 晶彦(CV:山寺 宏一)
アンサンブル:小林由佳 知念紗耶 廣瀬水美 渡邊彩乃 金川希美 池田実桜 福島玖宇也

(C)2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project
(C)SAO Stage Project
《仲瀬 コウタロウ》
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