信楽焼の産地で知られる滋賀県甲賀市信楽町の観光協会が制定した記念日です。
日本古来の動物であるたぬきは、おとぎ話やことわざに登場するなど、長年にわたって親しまれてきた動物です。アニメやゲームでもたぬきにまつわるキャラクターは複数存在しており、人間に化けて暮らしていたり、イタズラが大好きだったり、見た目がたぬきっぽかったりと、描かれ方もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では「“たぬき”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。10月28日から11月4日までのアンケート期間中に954人から回答を得ました。
男女比は男性と女性がほぼ同数。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■本当はたぬきじゃないキャラクターがワンツー!
第1位
1位は『ドラえもん』のドラえもん。支持率は約24パーセントで、昨年に続きトップとなりました。

「本当は未来からやってきたネコ型ロボットですが、ネズミに耳をかじられてしまい、初対面の相手からはたぬきに間違われてしまうのがお約束。“僕はたぬきじゃなーい!”というセリフを聞くと思わず笑ってしまいます」や「“青ダヌキ”呼ばわりされて、よく怒っているから」と本当はネコキャラのドラえもんが今年もランクイン。
今年は2年ぶりに映画が公開されたこともあり、昨年以上の支持率を得ています。2023年には『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』のロードショーを控えており、最新作も見逃せません。
第2位
2位は『ワンピース』のトニートニー・チョッパー。支持率は約8パーセントで、昨年の8位からランクアップしました。

チョッパーはヒトヒトの実を食べて人間の能力を得たトナカイです。彼もたぬきに間違えられることがあり、「“おれはたぬきじゃねぇ! トナカイだ!”とツッコミを入れるのが好き」や「アニメではローにたぬき屋と呼ばれたこともありました」とコミカルな掛け合いが人気です。『ONE PIECE FILM RED』が大ヒット公開中ということもあり、昨年以上の票を集めています。
第3位
3位は『東方Project』の二ッ岩マミゾウ。2位との差はごくわずかで、昨年の12位からトップ3に入りました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『うちの師匠はしっぽがない』まめだには「芸で人間を化かすために落語家に弟子入りして頑張る姿に感動しました。変身が解けて、人間からたぬきの姿に戻ってしまうのも可愛い」
『怪物事変』隠神鼓八千には「戦闘時はカッコイイけれど、本当の姿に戻ると可愛いたぬき。垂れ目やモフモフな身体が何と言ってもキュート!」。

『盾の勇者の成り上がり』ラフタリアには「主人公の尚文をどんなときでも支える献身的なところに心打たれました。成長前と成長後のギャップも印象的」。
『仮面ライダーギーツ』仮面ライダータイクーンには「初のたぬきモチーフのライダー。主人公のギーツはきつねモチーフで、マルちゃんの『赤いきつねと緑のたぬき』とコラボし、CM出演したのは驚いた」と特撮キャラクターにも投票がありました。

2022年版ではたぬきキャラだけでなく、たぬきに間違われたり、たぬきに似ているキャラクターもランクインする結果となりました。
■ランキングトップ10
[“たぬき”キャラといえば? 2022年版]
1位 ドラえもん 『ドラえもん』
2位 トニートニー・チョッパー 『ワンピース』
3位 二ッ岩マミゾウ 『東方Project』
4位 スレッタ・マーキュリー 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』
5位 たぬきち 『どうぶつの森』
6位 渡狸卍里 『妖狐×僕SS』
7位 まめだ 『うちの師匠はしっぽがない』
8位 ラフタリア 『盾の勇者の成り上がり』
9位 下鴨矢三郎 『有頂天家族』
10位 やまだぬき 『浦島坂田船の日常』
(回答期間:2022年10月28日~11月4日)